「お金の流れでわかる世界の歴史」 大村大次郎 著 KADOKAWA

世界の歴史上で起こった出来事の背景には、実は経済的な問題があった!?
とても分かりやすい本でした。
歴史好きな私も目からウロコの視点でした。
この本の内容を、もっと学校で教えた方がイイと思います!

お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力・・・・・・はこう「動いた」

大村 大次郎 / KADOKAWA


歴史を紐解いていくと、国が強くなる背景には、通貨の統一や、徴税制度の発達があるそうです。

そして、国が乱れ衰えていく背景には、不平等な重税や、支配階級による租税回避、通貨乱発によるインフレなど、上手くいかなくなったお金の流れがあります。

こうしたお金の流れと、歴史上の戦争や革命は、見事に一致しています。

経済問題抜きで戦争を語ると、宗教的問題とか、ナショナリズムとか、感情的なことに原因が置かれそうだけど、背景の経済問題をベースに語られると、スゴくクリアだし、納得いきますね。
やっぱり人間、「食べていけるかどうか」は、本当に重要な問題。
口ではキレイ事が言えても、お金が絡むと、とたんにドロドロします(^^;

よく、戦争でロスチャイルド家が儲けている、みたいなユダヤ陰謀論がありますが、第二次大戦中、ロスチャイルド家の何人かは、ナチスにつかまって収容所で殺されているそうです。
陰謀論は、都合の良い事実だけを並べて、都合のよい文脈に合わせて語られるので、あまり信用できないです(^^;

現在は、世界規模でフランス革命直前のフランスと似たような状態にあるそうです。
フランス革命直前のフランスは、フランス国民の1%が、フランス全体の富の半分を握っているという、とても不平等な状態にありました。
世界中でいつ革命が起こって国が滅んでもおかしくない。
著者は警告しています。
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by june_h | 2016-07-24 08:27 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)