「玄奘のシルクロード 心を求めて仏を求めず」 松原哲明 著 講談社

今、三蔵法師(玄奘)に興味があって読みました。
三蔵法師の生涯と共に、お釈迦さまを始めとした名だたる仏教の偉人達の教えが平易な言葉で語られていて、無理なく読めました(^^)

玄奘のシルクロード―心を求めて仏を求めず

松原 哲明 / 講談社


三蔵法師は、『西遊記』で有名なように、天竺にたどり着くまでの波瀾万丈な旅路が有名ですが(もちろん、孫悟空はフィクションですが)、帰国後に天竺から持ち帰った千三百余の経典を翻訳した業績の方が、実は歴史的に重要です。
私が興味を持っているのは、帰国後の翻訳についてなのですが、そのことは、最後に少し触れられているだけですね。
しょうがないですよね。語るには地味な話ですから(^^;

三蔵法師は、出発間もなく、
「自分には家族がいるし、捕まりたくないから、あなたと一緒には行けない」
のだと、従者の裏切りに遭っているんですね!
ちょっとビックリしました。

それにしても、三蔵法師の旅程は、あまりにも広大。
今はイスラム圏のアフガニスタンなど、中央アジアに及びます。当時は仏教圏だったんですね。

交通手段が発達している現代でも、私だったら行きたくない(^^;
砂漠ばかりの道程で、それこそ当時は、死と隣合わせだったわけで。
それでも、三蔵法師が無事にたどり着き、経典を持ち帰ることができたのは、彼の信念と人柄ゆえですね。
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by june_h | 2016-11-24 20:31 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)