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「カジノで一晩10億勝つ人の法則 運を味方にする」 片桐ロッキー寛士 著 幻冬舎

ラスベガスで長年カジノディーラーを務めている著者の経験が書かれた本。

運を味方にする カジノで一晩10億勝つ人の法則

片桐ロッキー寛士 / 幻冬舎


ディーラーって、てっきり客からお金を巻き上げるのが役割だと思っていたんですが(笑)、逆なんですね!

お客さんにそれとなく賭け金を上げるタイミングを教えたり、負けが込まないように、潮時を知らせたり。
お客さんが買って喜ぶと、また足を運んでくれるし、チップも弾んでくれるからだそうです。

ギャンブルに勝つ人負ける人の特徴も興味深い。

ギャンブルが上手な人は、勝っても負けても長居しないんだとか。
大勝ちする人は、大負けしている経験もあるんだそう。
ハイリスクハイリターンということですね!

面白いと思ったのは、靴を手入れしていない人と、チップをいつも数えている人はギャンブルに勝てないということ。
経験則から気づいたそうですが、子役出身の内山信二くんも同じことを言っていました。
靴の汚ないディレクターは出世しない、と。
だから、靴のキレイなディレクターには媚びて、汚ないディレクターのことはいじめていたんだそうです(^^;

マナーの悪い客やネガティブなことを言う客も嫌われるそうです。
場の雰囲気を悪くしてツキを落としてしまう客を「クーラー(Cooler)」と呼ぶんだとか。
楽しまないと、ツキは来ないんだそうです。

私はギャンブルは向いていないと思うので、1万円を賭けるくらいなら、それで美味しいものを食べに行った方がイイです(^^;
by june_h | 2017-01-07 20:48 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)