『ダイジェストでわかる外国人が見た幕末ニッポン』 川合章子 著 講談社

幕末に日本を訪れた西洋人達の記録の抜粋です。

ダイジェストでわかる外国人が見た幕末ニッポン

川合 章子/講談社

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主に、日本との条約締結に来た外交官や軍人、彼らの通訳達の記録から、交渉に当たった大名達の人柄が、イキイキと伝わってきます。

どの人の記録でも、日本人に好意的(好意的な部分だけ抜粋しているのかもしれませんが)。
どの身分の人間も、清潔で礼儀正しく、好奇心旺盛だと記録しています。

中には日本を好き過ぎて、離れるのがイヤで、金魚にまで情が移ってしまい、池に飛び込んだ人も(^^;

こうした好意的な欧米人達も、日本人の文化として、「お歯黒」「混浴」「馬のわらじ」は理解できないと言っています(笑)。

幕末の日本には、鎖国時代から付き合いのあったオランダや、開国させたアメリカのペリーをはじめ、イギリス、フランス、ロシアなど、様々な国が接触してきました。
それぞれの思惑から、お互いを警戒していたのが、よく分かります。

日本を好意的に見る一方で
「清国のように、この国は植民地にされるだろうが、それが良いこととは思われない」
という記述も。

植民地化されなかったのは、本当に運が良かったし、外交努力を重ねてきた幕府や明治政府の要人達のおかげなのだと、本当によく分かります。
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by june_h | 2017-08-23 20:51 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)