『野村ノート』 野村克也 著 小学館

私のブログタイトルは、この野村監督の言葉から拝借したものです。「ただバット振ってるだけじゃダメだ。野球は頭を使わないと!」というような意味で監督は使われていると思うのですが、私はまた別の意味で、自分の肝に銘じる言葉として使わせていただいてます。

野村監督は、自分の言葉を持った偉大な野球選手です。
自分には、王貞治や長嶋茂雄のようなカリスマ性も、特異な身体能力もない・・・・・自分の限界、「壁」を認識した所から、彼は初めて自分の頭で考え、自分の言葉を持つようになりました。そして、スコアブックの寄せ集めでしかなかった試合のデータを独自に分析し、その分析結果を基に、戦略を練って選手達に実行させたのです。野村監督のおかげで、日本のプロ野球のデータ分析力は、飛躍的に発展したと思います。

確かに、人間的な魅力や人を動かす力は、王や長嶋や星野に比べて弱いかもしれません。意地汚いほど勝ちにこだわったり、ブツブツ愚痴っぽかったり、選手を褒めるのが下手だったりしますから。阪神の監督時代は、それがモロに出てしまった感じ。でもそれも、彼の「芸風」に思います。

最近では、楽天の監督をされていますが、田中将大選手に注目が集まっています。野村監督の下で、彼がどんな風に成長するか楽しみです。著書では「いくら能力が高くても、1年目の新人投手をいきなり一軍に出すわけにはいかない。じっくり育てていかなければ」なーんて言ってましたが、今の楽天の状況や彼の人気を考えると、そういうわけにいかないでしょうね。

それにしても、日本のプロ野球界は人材不足なんですかねえ。王も長嶋も星野も野村も高齢で、病気になるまで酷使されて・・・・・次に続く人がなかなか出てきませんね。最近、プロ野球全体が地盤沈下気味で、メジャーリーグや六大学野球に押されてしまっていて・・・・・今後が心配。


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Commented by rudolf2006 at 2007-04-22 04:09 x
june_hさま お早うございます

今朝も早く起きてしまったです、爆~
野村さん、私は個人的に好きです、生き方が下手ですよね、でも、必死に生きてきておられる感じします。

私が子供の頃は、長島選手は、もう落ち目でした、爆~。王さんが一番良い頃で、野村さんは、必死で野球をやっておられたですよ。

あのひたむきさは、貴重ですよね、ああいう、嫌みな親爺がいても良いのではないでしょうか?わざわざ嫌みを言っている感じがします。
偽悪家であるような~

ミ(`w´彡)
Commented by june_h at 2007-04-22 10:22
rudolf2006さま、おはようございます。
私も今朝は早く起きてしまいました(^^;
せっかくのお休みだから、だらだら眠っていたいんですけどねー。

偽悪家・・・・・確かに言いえて妙。偽善者より、いい人っぽいですね。
あんまり野球のことは詳しくないけど、野村監督も、本当は、王や長嶋みたいになりたかったんだと思います。
長嶋が現役を引退したのは、私が生まれる前でした(^^;;;物心ついたときに、ようやく王が巨人の助監督になったくらいでしょうか。それから、二人の知名度は、今とあんまり変わりがないような・・・・・ということは、二人を超える選手がいないってことですよねー・・・・・。
by june_h | 2007-04-21 18:07 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)