『エリートセックス』 加藤鷹 著 幻冬舎

何かの雑誌だか本だかで、加藤鷹さんの対談を読んだとき
「この人って、AV男優なのに、仙人みたいだなあ」
なんて思ったことがあって、彼にはずっと興味を持っていたのです。
本屋に平積みになったこの本が目に止まったとき、迷わず手に取りましたが、刺激的なタイトルと挑発的な目次ばかりが並んでいて、一瞬、(一応)躊躇しつつも、ビシッとレジに出して手に入れました。

エリートセックス (幻冬舎新書)

加藤 鷹 / 幻冬舎


この本は、セックスのハウツー物でも、テクニック本でもありません。コミュニケーション論に近いかも。
6000人の女性の体から文字どおり「体得」してきた、彼の言葉の数々に、目からウロコが落ちっぱなしです。

ある時、AVの監督とある実験をして「男の○○○○○は○○だけじゃない」という結論に至ったという下りでは、彼の洞察力の深さと人間の体の神秘に、私は思わず感涙してしまいました(^^;

女性ファンが多いというのも、本当、よくわかります。

でも、読んでて哀しくなっちゃった。
男も女も「イく」ってことにこだわりすぎてんだなぁって。
義務感とかプレッシャーとか、いろいろ背負ってたら、そりゃあ楽しくないし、セックスレスにもなっちゃうよね。

私も昔、思い通りにならないからって「おまえの体が悪いからだ!」って言われたことがあって、それからは割り切って演技することにしたんだけど、やっぱり疲れちゃって。
そのときは私が悪いと思ってたんだけど、今思えば、私も気の毒だし、その男も気の毒だったなぁ。
・・・・・なんて思い出したらなんか疲れちゃいました(^^;;;

とまあ、私みたいなバカな思い込みを正すためにも、たくさんの人に読んでほしいっす。


<関連リンク>
加藤鷹オフィシャルサイト
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by june_h | 2007-06-28 20:29 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)