『楽しんだ者勝ち』 春風亭昇太 林家たい平 インフォバーン 

落語家の春風亭昇太と林家たい平、そして、世界を相手にしている下町の小さな企業の社長や、職人さんとの鼎談集。大企業の社長の自慢話が多い、日経新聞の「私の履歴書」の話なんかより断然面白い、仕事に人生と哲学を賭けたオヤジさんたちの、コダワリの武勇伝が詰まっています。

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「日本人に対して英語の注文書を送ってくるとは何事だ!」と怒ったところ、ライカの社長から、たどたどしい日本語の手紙がきたという光学機器メーカーの社長さんの話。
エリザベス女王から依頼を受けたイギリス政府から、ターンテーブルの注文が来て、390万円の見積もり書を送ったら「女王陛下はポンドがお好きです」と言って390万ポンド(9億円)に書き直された契約書が届いたという、オーディオメーカーの社長さんの話。
ドラマみたいに面白い話ばかりで、面白くて、電車の中で何回も笑っちゃった(^^;

こんな話があるのも、それだけ魅力的な技術と愛されるモノ造りをしているからなんだよね。

どんな小さな会社でも、無名な職人でも、優れた技術を持っているとわかると、必ず嗅ぎつけて最初にやってくるのはユダヤ人だそうな。サスガです。ある社長さんは「世界の黒子」と表現していました。

この鼎談集が連載されていた雑誌は「サイゾー」。
わりとスタイリッシュな体裁の雑誌なんだけど、中身はそこいらの週刊誌よりエゲツない。でもなぜだか立ち読みしちゃう雑誌。

鼎談をベースにライターさんが文章をまとめたのだと思うのですが、昇太とたい平がボケたりツッコんだり、テンポよく読みやすい仕上がりになっています。

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by june_h | 2007-07-19 21:17 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)