『監督不行届』 安野モヨコ 著 祥伝社

巷では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』が話題になっていますが、ふとこのマンガを思い出し、「今の庵野監督の体型はどうなっているんだろう?」と、気になっている今日この頃。

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映画監督の庵野秀明と、マンガ家の安野モヨコの、明るい?夫婦生活を描いたマンガ。

ブティックの試着室から、必ず仮面ライダーの変身ポーズで出てきたり、家中、アニメ関係のグッズで埋め尽くしたり・・・・・庵野監督のあまりの私生活に、最後までひたすら大笑いしてしまう・・・・・でも、こんなに笑えるのは、安野モヨコの完璧なキャラ作り(「監督クン」という)によるもので、実際こんな人がダンナだったら、1000人中1000人の女性は音を上げてしまうだろう。
だって、ものっすごい偏食家で、着替えるとか、ゴミを捨てるって概念がないんだもん。この男。

「監督クンのせいで、オタクが伝染ってしまった」と嘆く安野モヨコ(「ロンパースくん」というキャラで出てくる)。でも、監督の「もともとオタクの素質があって、僕に会ったことで表面に顕れただけだ」という言葉に私も同感。二人して車の中で、アニソンを大声で歌ってしまうのが微笑ましい。

安野モヨコも、監督のダイエット作戦を決行したり、部屋を片付けさせたり、いろいろ「努力」しているようだ。結果、監督は痩せることに成功!お風呂にも数日に1回(!)は入るようになり、「身は痩せて、心は丸くなった」と周囲の人の評判になっている。

監督は、奥さんにお守りをされてばかり、というとそうでもない。巻末の奥さんへの言葉は、泣ける。この二人だからこそ、出てくる言葉なんだと思う。

続編、出ないかな・・・・・。


<関連リンク>
「監督不行届」(FC Web)
→第壱話と第弐話が無料で読めます
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Commented by monsieur-meuniere at 2007-09-10 17:07
今、エヴァンゲリヲンが公開されてて、タイムリー?ですね!
研究室のみんなで、映画見に行こうと話していたんですが、あまりの人気で映画館に入れない状況でした…そうか、庵野さんって、やっぱり相当すごいんですね。
ところで、僕は、自分ではオタクではないと思っているのに、周りからはオタクだと言われて、へこむ日々です。アニメとかほとんど見てないのに・・・
Commented by june_h at 2007-09-11 20:54
オタクと言われて卑下する必要なんて全然ないと思います。ヘコむのは、「コミュニケーションが取れない」とかいうオタクのネガティブイメージなせい?meuniereさんの場合はそれは当てはまらないし、思考が深いことや人が知らないことを知っていることで、単に「オタク」と思われるんなら、それは言ってる方がおかしい。私の周りにはいろんな「オタク」がたくさんいて、私はそういう人達に、本人がイヤになるほど質問しまくって、いろんな話を聞くのが大好き!私はノンフィクションしか読まないので、フィクションについて語っているmeuniereさんのブログは、いろいろと参考になります。
私はわりと熱しやすく冷めやすいので、深く追求できる人が羨ましい!今は歌舞伎と落語にどっぷりなブログだけど、1年後には、全然別のブログになっているかも(笑)。
by june_h | 2007-09-09 09:57 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(2)