九月文楽公演 通し狂言『夏祭浪花鑑』@国立劇場小劇場

初めての文楽で、通し狂言はハードルが高過ぎました(^^;
全ての幕で、一回以上意識がなくなりました。
イヤホンガイド聞いて、字幕読んで、舞台見て・・・・・疲れて(-.-)zzZ・・・・・イヤホンガイド聞いて、字幕読んで、舞台見て・・・・・疲れて(-.-)zzZ・・・・・を繰り返してしまいました。
どこに集中すればいいのかわからなくなりました。せめて、多少セリフがわからなくても、字幕を読むのは止めるべきでした。
一応、見せ場は見逃してないとは思うのだけど・・・・・。

文楽は、人形浄瑠璃とも言い、義太夫の語りと三味線に合わせて、人形を動かします。
太夫さんは、語り始める前、台本である「床本」を恭しく捧げ持ち、礼をします。
私は、太夫さんのこの動作が好きです。
誠実にこの舞台を努める、という気持ちの表れなんだそうです。

床本を置く見台は、漆黒で、白いフサがついているものがオーソドックスなようですが、フサの色に紫が入っていたり、深紅の見台に螺鈿細工が施されていたりするものも。
太夫さん一人一人の好みに合わせたオーダーメイド、こだわりの逸品なんでしょうね。

三味線は太竿。津軽三味線と同じ種類のものです。
三味線の擬音でよく使われるチントンシャンではなく、ブンブンベンベンと重厚な音がします。

文楽の人形はスタイルがいい!
手足が長く、顔が小さく、八頭身以上あります。
立ち回りをすると、まるでバレリーナのようです。
人間のような写実的な動きと、人間には絶対できないアニメのような動きの組み合わせで、本当に生きているように見えます。

タイトルからわかるように、この演目は夏のもの。
時折、男の人形が、着物の裾をガバッと開いて、股間を団扇でバタバタバタっとあおぐのを見ると、「あー、暑いんだなぁー、夏なんだなぁー」ということがよくわかります(笑)。

特に、興味深かったのは道行の場。
歌舞伎で道行というと、男女のロマンチックで美しい舞踊劇であるパターンが多いのですが、文楽のこの演目では、金を騙し取った男に復讐するため、騙し打ちする場面になります(^^;
自殺に見せかけ、首を吊らせれるのですが、苦しみもがく様子から、首が締まってグッタリする様子まで、妙にリアルでゾッとしました。

それにしても、つくづく惜しい!文楽の楽しみ方を間違えた気がする。
今度、文楽を観る時は、あらすじを予習して字幕を見ないようにしなきゃ!


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国立劇場小劇場 九月文楽公演
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by june_h | 2007-09-18 20:56 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)