『ひとりでできるアレクサンダー・テクニーク』 ジェレミー・チャンス 著 誠信書房

数年前に鴻上尚史さんの著書『表現力のレッスン』を読んで以来、ずっと興味を持っていたアレクサンダー・テクニーク。
今、体と健康について調べている過程で、改めて入門書を読み、再び興味を持ちました。先日、ワークショップも受けてきました!

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アレクサンダー・テクニークは、オーストラリア出身の舞台俳優、フレデリック・アレクサンダーが考案し、イギリスの演劇界で広まった、体についての理論です。

基本は、レッスンを通して、体の骨格や筋肉の構造について理解を深めながら、自分が体を普段、どういうふうに使っているか認識し、より自然で、動きやすい使い方を体得していこうというもの。特に「首の後部の緊張を解放することで、心身の不必要な緊張を解放する」というところに重点を置いています。
トレーナーは、受講者の背中や後頭部など、筋肉の動きを自覚して欲しい箇所に触れながら、受講者の体の緊張を解放するように導いていきます。

俳優さんが考案したので、レッスンを受ける人達は、俳優はもちろん、ピアニストやバイオリニストや声楽家、ダンサーなど、体を使って表現する人が多く、ヨーロッパの演劇学校では必ずカリキュラムに入っています。
もちろん、一般の人でも有効です。会社員なら、プレゼンテーションをするときに過度に緊張しない体の使い方や、肩こりしないようになる体の使い方などを目標にレッスンできます。ダンスレッスンとかボイストレーニングのような特定のトレーニングではないので、目的は人それぞれです。
当然、セラピーでもないのですが、肩こりが治る、精神的な緊張が緩和される、などの治療効果も期待できるようです。
整体やマッサージだと人任せな感じですが、アレクサンダー・テクニークは、自分で自分の体の使い方を再認識して修正していくので「自分の体は自分で治す」という意識を持つことができます。

ただ、頭で理解するだけではなく、体で覚える必要があるので、独学はなかなか難しいように思います。この本のタイトルは「一人でできる」とありますが、できれば、トレーナーについたほうがいい。でも、日本にはまだまだトレーナーが少ないので、難しいんですけどね。

また「体の緊張を解放する」という理論は一つでも、解放に導く方法は、トレーナーによって大きく異なります。トレーナーの以前の職業(俳優出身とかダンサーだったとか声楽やってたとか)で異なりますし、トレーナーが、どのトレーナーを師事していたのかによっても大きく異なります。言葉でいっぱい説明する人もいれば、ほとんど何も言わずに手だけでガイドしていくトレーナーもいます。ちなみに私のトレーナーはマッサージをしていた人でした。トレーナーの力量と相性に大きく左右されると思います。

体験レッスンは、なかなか面白かったです!次は、レッスンについてレポします♪

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by june_h | 2008-04-10 21:08 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)