アレクサンダーテクニーク体験記

先日、アレクサンダーテクニークのレッスンを受けてきました。

アレクサンダーテクニークの詳細はこちら(ウィキペディア)

私が参加したのはグループレッスン。私を含めて参加者は5人でした。

例えば、肩が凝ったり腰が痛かったりすると、痛い部分をマッサージしたり、湿布したりするものですが、アレクサンダーテクニークでは、首の後ろの緊張を取る、というアプローチを取ります。
日常生活で、首の後ろの緊張を自覚することって、あまり無いのではないでしょうか。まず、この緊張を自覚することが第一歩です。

体が緊張しているとき、必ず首の後ろも緊張しています。このような状態は、上から体をギュッと押しつぶしているようなもの。上がつかえているので、下にある肩や腰をいくら揉みほぐしても、すぐ元に戻ってしまって効果はありません。しかも、体じゅうが緊張している状態で日常生活を送るのは、とてもエネルギーを消耗するので非効率。とても疲れます。
そこで、上からの重し・・・・・首の緊張を取れば、その下にある首や肩は、もっと自然に動き、もっとラクに生活できるはずです。

力を抜く前に、トレーナーから「良い姿勢とは何か」と問いかけられました。
いくつか答えが出ましたが、私達には「良い姿勢」というと、背筋をピンと伸ばして緊張させたり、不自然なまでに動かないように身を固くして疲れてしまう(そういうふうに教わったからかもしれません)・・・・・そんな思い込みがあるはずです。
でも、姿勢を保つ場合、不必要に体を緊張させることはありません。トレーナーはこう言います。「頭は動かしてはいけないのではなく、頭の力を抜いて、上のほうに意識を向けて」これだけで自然と背筋が伸びます。そして「静止しているつもりでも、頭はゆらゆら微かに動いているものです」ということがわかるだけで、前よりずっとラクに姿勢が保てるようになります。

グループレッスンの参加者の目的は、一人一人違います。
日常的な肩こりと、食事をしているときの不自然な肩の緊張に悩んでいるある女性は、トレーナーからこんなふうにアドバイスされていました。
「頭は、いきなり落っこったり、飛んで行ったりしないから、無理して支えようとしなくていいんですよ」
頭ってすごく重たいから、首で一生懸命支えて首や肩が凝ったり、夕方になると身長が縮んだりするもんだと思っていましたが、こうアドバイスされて、頭を「支える」のではなく「置く」というイメージに変えてみます。すると、それだけでラクになります。

次に、私のレッスンの番になりました。
私は、パソコンで仕事をしているときの、体の使い方を見てもらいました。実際に、椅子とテーブル、パソコンを使って、文字を打ち込む作業をします。
トレーナーを含めて、ほかの受講者に見られているので、少々緊張しつつも作業すると、トレーナーは「骨盤と肋骨の動きに注目してみましょう」と言いながら、私の腰や背中に触れ、緊張を解くように促します。
すると、あら不思議!
頭も肋骨も骨盤も股関節も、今までよりずっとラクに、自由に動くことがわかったんです。「あ、動く!」と、思わず口に出してしまいました。
後ろから見ていた参加者の一人が「最初はとても緊張していたけど、(私の)背中の力が抜けていくのがよくわかった。見ていた自分もなんだかラクになった」と言っていました。

参加者の一人に、オーボエ奏者の男の子がいました。彼は、オーボエを吹くときの姿勢を見てもらっていました。
まず、いつものように自分のやり方で吹いたあと、トレーナーのガイドに従いながら、股関節と骨盤と膝の動きを意識しながら、座り直して吹いてみました。すると、素人の私でもわかるくらい、音色が豊かになりました。
良い音を出すために、腹筋を鍛える、というアプローチではなく、腹筋を支えている肋骨と骨盤を自由にする、というアプローチを取ったのです。

こんなふうにして、2時間のグループレッスンは終了。あっという間でした。

アレクサンダーテクニークについて、できれば一通り習いたい!と思いましたが、もう少し情報を収集してから、またレッスンを受けたいですね。

<後日談>
次の日、体のあちこちが筋肉痛になりました(^^;
しかも、後頭部なんて、今まで筋肉痛になんてなったことがないようなトコが痛かった(-。-;)きっと、普段動かしてなかった筋肉を急に動かしたからですね~。


<関連リンク>
ATA アレクサンダー・アソシエイツ
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Commented by rudolf2006 at 2008-04-19 08:01 x
june_hさま お早うございます。

アレキサンダーテクニーク、全く知りませんでした。
こういうのもあるんですね
私も楽器をやっていますと、呼吸が大事だということはよく先生にいわれます。先生は座禅とかをされているようです。

何か役に立ちそうな感じがします~。
ミ(`w´)彡 
Commented by june_h at 2008-04-19 14:50
rudolf2006さま、こんにちわ!
確かに、オーボエを吹いていた男の子は、呼吸が変わった!って感じが伝わってきたのですよ。ほかの参加者にも、声楽をやっている女性がいましたし、トレーナーにも声楽出身者の方がいらっしゃいます。

rudolf2006さまも楽器をなさっているのなら、体験して何か発見があると思います。関西圏にお住いなら、片桐ユズルさんという、アレクサンダーテクニーク界で有名な先生もいらっしゃいます。お時間がありましたら、ぜひアクセスしてみてください♪
Commented by さと?さと at 2008-04-20 23:13 x
はじめまして。私も数えるほどですがグループレッスン行ったことあります。私もピアノを弾いているときの姿勢で同じような指摘を受けました。また機会あれば行ってみたいと思っています。
Commented by june_h at 2008-04-21 20:50
さとさん初めまして!コメントありがとうございます。やっぱりアレクサンダーテクニークは、教える方も受ける方も、芸術関係の方が多いですよね。理論は一つですが、奥が深いようですし、いずれもっとじっくり勉強してみたいです!
Commented by さと?さと at 2008-05-25 18:25 x
こんばんは。おひさしぶりです。
来月あたり、グループのほうにちょこっと参加するかもしれません。
その後、いかがですか?
Commented by june_h at 2008-05-26 20:40
さとさとさんこんばんわ!コメントありがとうございます。アレクサンダーテクニーク、今も興味があるのですが、スタジオが家から遠いので、とりあえず、今は本を読んで勉強しています。もう少し、レッスンで自分がやりたいことを明確にしてから、改めてグループレッスンに行く予定です。そのかわり、今は、ホットヨガに通っています。
さとさとさん、もし行かれたら、ぜひレポを載せてくださいませ!楽しみにしています♪
by june_h | 2008-04-17 21:13 | 健康 | Trackback | Comments(6)