「心もからだも「冷え」が万病のもと」 川嶋朗 著 集英社

アレルギーやアトピーなどの治りにくい慢性病や、いじめや引きこもりなどといった社会問題も、体の「冷え」が原因、と論じている本です。

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体の冷えは、免疫力、活力を低下させ、不妊や癌の要因となります。
冷え性は、女性だけではなく、男性や太っている人も多いそうです。
太っている人は、皮下脂肪が多いので、一見、熱そうです。でも、実は脂肪は、熱を出す血管も筋肉も無いので、体自体は冷たいんだそうです。

今、日本人全体の体温が低下傾向にあるとか。その原因の一つに、安易に薬を摂ることがあると言います。
薬を使うと体が冷えるというのは、私も実感したことです。
私は仕事のストレスから、安定剤と睡眠薬を5、6年間毎日服用していましたが、仕事を辞める直前は、二人分の布団を使っても寒くて眠れないくらい、体が冷えていました。
ホメオパシーを始めて気付いたのは、私の体に効果があるほとんどのレメディは、冷えに関係しています。私の体って冷えてるんだわ~と実感します。

手に入りやすく、気軽に使える薬の一つに、解熱剤がありますが、熱は細菌を殺すための自浄作用なので、下げてはいけないのです。発熱すると、ヒートショックプロテインと呼ばれる効ストレスたんぱく質が体内で産生され、体内のダメージを補修します。
私がホットヨガに行って具合が良くなるのも、ヒートショックプロテインのおかげかもしれません。
大人になるとだんだん、高熱は出にくくなりますが、実は喜ばしいことではないのです。

この著者は、東洋医学やホメオパシーも治療に取り入れています。でも、
「最近日本でも(ホメオパシーのレメディを)民間で処方する方がいますが、病気を治すと謳ったら、それは医療行為です。医療行為を無資格者が行うことは、違法です。私は、ホメオパシーによる病気の治療を希望する方は日本ホメオパシー医学会の認定医や専門医以外にはかかるべきではないと思います。」

私には「民間で処方する方」が誰を指しているかわかりますし、なぜこのようなことを言うのかも知っています。私が著者の立場だったら、同じことを思うかもしれません。でも、本当の意味での「治療」は、本人にしかできないはず。医者だろうがなかろうが、他人ならば治療の手助けしかできません。

何はともあれ、体を冷やすようなことは、しないようにしよう!ということです。

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by june_h | 2009-03-08 20:19 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)