「身体の言い分」 内田樹 池上六朗 著 毎日新聞社

二人の対談を読んでいると、
「あったまばっかりでーも かっらだばっかりでーもダメよね」
というプチ○ノンのCM曲が頭の中で流れてきます(笑)。

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内田樹さんは、フランス文学研究者にして合気道の達人。彼の言うことに説得力があるのは、身体の感覚を大事にしているからだと思います。私、こういう人、好き(^-^)

池上六朗さんは、武蔵をはじめとした格闘家や、プロボクサーなどの治療家。「三軸修正法」という独自の方法で、体の歪みを治します。
専門学校を卒業したあと、いろいろな職業を経験した彼のボキャブラリーは、そこいらの大学卒の人より全然豊か。身体感覚を上手に言葉に置き換えられる、なかなか貴重でスゴい存在です。

印象的だったのは、クライアントとの関係。
治療する側が緊張していると、クライアントも緊張しちゃって、治るものも治らないんだって。だから、治療する側がリラックスして、その状態が相手の体に伝わるようにできたら、クライアントはもう、半分は治ったようなものなんだと。物理的な治療じゃなくて、両者の間にある目に見えない関係性が、治療のうえでものすごく大事らしい。
こんな池上さんの話がいつしか内田さんの合気道の話に重なっていきます。

それから、人間の一番スゴい能力っていうのは、ノーベル賞を取るほどの理論を打ち立てることでもなく、オリンピックで世界記録を出すことでもなく、
「誰と結婚しても、うまくやっていけること」
なんだって!禿同!!
ほんと、内田さんってスバラシイ(^^;

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by june_h | 2009-04-18 19:59 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)