「もったいない主義」 小山薫堂 著 幻冬舎

著者は、映画「おくりびと」の脚本家。脚本だけでなく、放送作家や会社社長、日光金谷ホテルの顧問など、幅広く活躍されています。

「もったいない主義」 小山薫堂
「もったいない主義」 小山薫堂
彼の素晴らしさは、発想力。
ネガティブな状況になっても、落ち込んでいるだけでは「もったいない」、同じお金があっても、ただ使うだけでは「もったいない」と、なんでも楽しもうとすることです。
例えば、断水になっても、水道局に文句言ってプリプリするよりも、水道が無かった時代に戻ったつもりになって、いかに自分が日頃多くの水を使っているか、考えてみよう!と思うんです。

それから、彼の企画は、いかに人に喜んでもらうか、人を驚かすか、という意識に溢れていること。
「企画」と言っても大袈裟なものではなくて、バースデープレゼントも、人を喜ばせる「企画」。彼が社員に仕掛けるサプライズプレゼントは、かなり大がかり(笑)。社長にこんなことしてもらえたら、嬉しいかも。

「こうすれば売れますよ」ではなく「こうすれば楽しいですよ」というふうに、人の気持ちが中心なんですね。
彼が脚本を務めた「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」は、私も観ていて楽しかったんですが、造っている方も面白そうな番組でしたね。

そして、周囲の人達を、とても大切にすること。
「人脈」として「利用する」のではなく、尊敬や感謝の念を持って人に接しています。だからこそ、良い出会いがあるのだと思います。

「考えないヒント―アイデアはこうして生まれる」も読みましたが、こちらはだいたい書いてあることが同じ。どっちか一冊でいいかも。

考えないヒント―アイデアはこうして生まれる
考えないヒント―アイデアはこうして生まれる

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by june_h | 2009-06-10 20:48 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)