カテゴリ:本 読書 書評( 581 )

佐藤さんは、いろんなジャンルの本を読んでいるので、この本で紹介されている「名言」も、古今東西多岐に渡っています。
どさくさに紛れて、外務官僚の性癖をバラさんでもええがな・・・・・と思いましたが、面白かったからまあイイか(笑)。

佐藤優 選 ― 自分を動かす名言

佐藤 優/青春出版社

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印象に残った言葉をいくつかご紹介・・・・・私が並べた言葉を見ると、人を全然信用してない人みたいですね(^^;


■組織はリーダーの力量以上には伸びない(野村克也)
これは、高校の部活で思い知ったこと。
結局、指導者の力量で、部の良し悪しや勝ち負けがほぼ決まっちゃう。


■この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。(ボーブナルグ)
ナマナマしくて、実感がこもってます(^^;
この言葉のコーナーで、「飽きた女性に自分から別れを告げさせるテクニック」が紹介されていて、とても勉強になりました(笑)。


■誰の友になろうとする人間は、誰の友だちでもない(ヴィルヘルム・ペッファー)
最近、「誰にでも良い顔をして誰にも信用されない」という意味で「両肩に水をかつぐ(carry water on both shoulders)」という英語の表現を知ったのだけど、なんで?


■困難な情勢になって初めて誰が敵か、誰が味方顔をしていたか、そして誰が本当の味方だったかわかるものだ。(小林多喜二)
小林多喜二が言ったという点で、深い言葉です。


■すべての出来事、すべての行為には、定められた時がある(コヘレトへの言葉)
どんなに努力してもドアが全く開かないことも、ちょっと押しただけであっけなく開いちゃうことも、開いているドアの方へどんどん追い立てられることもあるよね(^^;
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by june_h | 2017-09-06 22:25 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

幕末に日本を訪れた西洋人達の記録の抜粋です。

ダイジェストでわかる外国人が見た幕末ニッポン

川合 章子/講談社

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主に、日本との条約締結に来た外交官や軍人、彼らの通訳達の記録から、交渉に当たった大名達の人柄が、イキイキと伝わってきます。

どの人の記録でも、日本人に好意的(好意的な部分だけ抜粋しているのかもしれませんが)。
どの身分の人間も、清潔で礼儀正しく、好奇心旺盛だと記録しています。

中には日本を好き過ぎて、離れるのがイヤで、金魚にまで情が移ってしまい、池に飛び込んだ人も(^^;

こうした好意的な欧米人達も、日本人の文化として、「お歯黒」「混浴」「馬のわらじ」は理解できないと言っています(笑)。

幕末の日本には、鎖国時代から付き合いのあったオランダや、開国させたアメリカのペリーをはじめ、イギリス、フランス、ロシアなど、様々な国が接触してきました。
それぞれの思惑から、お互いを警戒していたのが、よく分かります。

日本を好意的に見る一方で
「清国のように、この国は植民地にされるだろうが、それが良いこととは思われない」
という記述も。

植民地化されなかったのは、本当に運が良かったし、外交努力を重ねてきた幕府や明治政府の要人達のおかげなのだと、本当によく分かります。
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by june_h | 2017-08-23 20:51 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

意外と知られていない、偉人の息子や娘たち。
それを物語っているのが、親たちと違って、肖像画や写真がほとんど残っていないこと。
親と同じく、賢かったりバカだったり。
親を困らせたり、逆に親の犠牲になったり。

教科書に載せたい偉人の息子

偉人の息子研究会/ティー・オーエンタテインメント

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何人か、印象に残った人物を。


■鶴姫(徳川綱吉の娘)
鶴姫ちゃんには何の罪も無いのですが、綱吉が溺愛して、庶民が「鶴」の字を名前に使うことを禁止したらしい(^^;
おかげで、井原西鶴は「井原西鵬」にするなど、改名に追い込まれる人や店が続出したとか。


ロバート・トッド・リンカーン(リンカーンの息子)
父親同様、優秀な政治家だったようですが、父親の暗殺現場を目撃したのを皮切りに、さらに2人の大統領の暗殺現場に遭遇してしまうという、数奇な運命をたどった人。
・・・・・もしかして、彼が暗殺の黒幕だったりして(^^;


■ヤーコフ・ジュガシヴィリ(スターリンの息子)
父親は子供たちに冷淡で、結婚が決まっても祝いの言葉一つ送らなかったそうな。
絶望した彼は、ピストル自殺未遂をしたが、スターリンは
「なぜ真っ直ぐ撃たなかったのか?」
と返事したそうな。
結局、ドイツ軍の捕虜になった彼は、高圧電流の鉄条網に突っ込んで自殺。
ずっと、父親の愛を求め続けたんですね。

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by june_h | 2017-08-22 21:03 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

西原さんのミもフタもない名言の数々を読んでいると、ハッと我に返って、自分がいかにイタいことしてきた&していると自覚できるのでありがたいやらツラいやら(笑)。
恋愛に関する名言はエゲツナイのが多いんですが(笑)、覚えておけば、悪いオトコに引っかからないかも!?
いくつか気に入った言葉はこちら。


■人のことを憎み始めたらヒマな証拠
本当にその通り(笑)。
怒りがフツフツと湧き出て来たら、「アンタもヒマになったもんだわね」と、自嘲しています(^^;
それにしても、怒りって身体に悪い。
頭も胸も痛くなる(ーー;


■ケンカはええ。ウソはいかん。ウソつくのは盗む。ほんでおらんようになる。
こういう人、いるんだよねえ。
何の罪悪感も無く、平然とウソついて人の物を根こそぎ盗っていく人(^^;
そして、人のせいにして、文字通りいなくなっちゃうから。本当にこの言葉通り(笑)。


■今まで寝た男の中で一番ええ男や
西原さんの友人女性が、連れ子のいる男性と付き合っていたら、連れ子を置いて男性がいなくなってしまった。
その女性は連れ子を女手一つで育て上げ、息子について、こう言ったんだそう。
良い話ですね!

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by june_h | 2017-08-20 22:29 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

何かの講義だかセミナーだかの書き起こしなので読みやすいです。
冗談言ってお客さんを笑わせたり(^^;
でも、キリスト教の講義のはずなのに、なぜだかマルクスの本の講読をしていたり(^^;
ドイツの神学者カール・バルトの話が面白いです。
妻妾同居させて、愛人のキルシュバウムをコキ使って、自分の仕事をさせていたようで(笑)。
キルシュバウムがいなくなった後は仕事ができなくなっちゃって、本も未完になったらしい(^^;

ここから興味を持って、佐藤さんが勧めていた、キルシュバウムも登場する『才女の運命』も読みました。
ロダンの愛人のカミーユ・クローデルなど、偉人の陰で「犠牲」になった女性達が次々、出てきます。
ショックだったのは、マルクスの3人の娘達が、自殺など、不遇な人生を送っていたこと。
女がいなければ、しょせん男も存在できないんですけどねぇ・・・・・。

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by june_h | 2017-08-01 10:42 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

ミッツさんは、誇り高いというかなんというか、潔癖というか、好き嫌いが激しいというか、気安く話しかけられない雰囲気があるなと元々、感じていたのですが、この本を読んで、やっぱりその感覚は当たっておりました(^^;
自分の内面を吐露しているようでしていないというのかなんなのか、読んでいてずーっと「壁」みたいなものを感じっぱなしで。
でも、それって、ミッツさんが小さい時から身につけてきた「防御法」なんでしょう。きっと。

うらやましい人生

ミッツ・マングローブ/新潮社

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小さい時から自分は「普通じゃない」と分かっていたから、面倒なことに巻き込まれないように、勉強して優等生になって、教室で「権力」を握ることに腐心してきた。
そして、言葉でカテゴライズされて分かったような気になられたり、ステレオタイプで対応されたりということにたいして、内心は全力で拒否してきた・・・・・とまあ、こうやって書いたって「分かったような気になるんじゃないわよ」と、怒られそうです(^^;

ミュージカルなどにも出演されていますが、音楽もかなり以前からやっていらっしゃったんですね!
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by june_h | 2017-07-30 11:11 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

佐藤さんは、政治的な問題で無実の罪を着せられて拘留されていたことがあったんですね。
罪を認めればすぐに出してやると、取り引きを持ちかけらても断り続けたので、結局、500日以上も拘留されたんだとか。
そういう経験もあってか、佐藤さんは車が通っていなくても、交通法規は絶対守るんだそうです。
国家権力が捕まえようという気になったら、どんな些細な理由でも逮捕しようとするからだそうです(>_<)

佐藤さんは右も左も関係なく本を読んでいて、そこが本当にスゴいと思うんですが、人付き合いも同じ姿勢なんですね!

だから、ロシアの外交官に特別扱いされて、いろんな情報をもらうことができた。
これが本当の教養ですね!

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by june_h | 2017-07-26 21:24 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

妹に勧められて読みました。
タイハクオウムの飼い主による4コママンガです。

いたずらオウムの生活雑記 2016

ろう飼い主/一迅社

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ウチは文鳥を飼っているので、ついつい比べながら読んじゃうんですよね(^^;
で、読みながらいつも思うわけです。

「ウチは文鳥で良かった・・・・・。」

このタイハクオウムの「ろう君」。
とにかく可愛くない(笑)。
そもそも絵が劇画チック。下手したらホラー(^^;

自分のカゴを力任せに破壊する。
服だの家具だの、ところかまわず破壊する。
飼い主に食らいついて流血する。
嫉妬深くて執念深い。
体は粉と脂だらけ・・・・・。

このマンガを読んで、「タイハクオウム欲しい!飼いたい!」

・・・・・っていう人、いるのかしら(^^;

ウチの文鳥さんは、ギャルルル怒ってもカワイイって思える程度だし、食らいつかれても、せいぜい、ささくれをむしられるくらいだし。
タイハクオウムは、頭が良いし体が大きいからシャレにならないですね(^^;
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by june_h | 2017-07-04 21:00 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

夜中に寝床で読んで、いつも大笑い&大泣き(T-T)
この二人の関係性が好き♪
西原さんは値切ったりしてショッピングを楽しみたいのに、高須さんは時間がもったいないからって店の商品を全部買い占める(笑)。
お互い価値観が全然違うから、ケンカになるし、楽しめるんですよね!

高須さんのお母様の話が印象的。
戦後、進駐軍相手に商売をしていた女性達の整形や堕胎を引き受けていたのが、高須さんのお母様。
そのお金で成長してきた高須さん。
「何千人も殺してきたから地獄行き」
だと、お母様は自分の手を見せながら、幼い高須さんに語ってきた。

西原さんは、高須さんの手を見ながら「働き者の手だ」と言う・・・・・。

西原さん、ここまで来るのに本当にご苦労されたし、高須さんもたくさん働いてこられた(今も働いているけど)ので、「人生の夕暮れ時」を穏やかに楽しんでいて、本当に良かったと思います。

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by june_h | 2017-05-23 20:02 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

ライブハウスの経営者兼PAさんが著者なので、とても実践的な内容。
楽器やアンプについてのあれこれ、ライブハウスに出演するまで&ライブの流れ、ステージでの振る舞い方からなにから、細かいノウハウてんこ盛り!
私は小さいライブハウスによく足を運ぶので、いろいろと参考になりました♪

ギターとベースでアンプが違うという話を知ってビックリ(←とても基本的なことだよね(笑))!

よく言われるチケットノルマの話とか、予約表の仕組みもよく分かりました。
ライブハウスは、出演アーティストにチケットノルマという参加料を徴収するので、ぶっちゃけ、お客さんがゼロでも儲かるのです。
出演アーティストがリスクを背負うのですよね。

リハーサルでは、モニターから返ってくる音の調整とか、結構やることたくさんあって、忙しいんだなあ(^^;

マイクは床に置かないとか、バンド名はハッキリ言うとか、持ち時間はMC含めてだから時間内で必ず収めるとか、スタッフにちゃんと挨拶するとか・・・・・基本的なことも載っているから、裏返すと、そういうことができてないアーティストが多いということかもしれないですね(^^;

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by june_h | 2017-05-22 17:48 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)