カテゴリ:本 読書 書評( 563 )

脳内出血で意識不明になった飯田史彦先生の臨死体験が書かれた本。
飯田史彦版、ダンテの『神曲』のようなノリですが、飯田先生の場合は、天国や地獄を旅したのではなく、死後の世界の一歩手前で、ガイドスピリットにいろいろ聞いてきた話がまとめられています。

ツインソウル―死にゆく私が体験した奇跡

飯田 史彦 / PHP研究所


先生が脳内出血になったのは、あの世のことを知って、世間に広めるためだと、生まれる前に先生自身が決めていたことだったんだそうです。

人間は、生まれる前に人生の青写真を決めてくるとは、よく言われていますが、生まれ変わっている回数が多い魂ほど、想定外のことが起きるらしい。
想定外のことが起きると、より魂が鍛えられるんだとか。

越智啓子先生の本に
「人生を細かく計画してくる魂もいれば、大雑把にしか決めない魂もいる」
というのは、このことかも。

あと、「ツインソウル」とか「ソウルメイト」とか、ロマンチックに語られがちだけど、別に愛し合う関係だけではなくて、魂の成長のために、時には厳しい関係に生まれる場合もあると思います。

それから、あの世は「時間」がないので、過去も未来もなく、ただ「今」しかないというのは、何回説明されてもピンとこないんですよね。
死んだらきっと、分かるんでしょうけど(^^;
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by june_h | 2016-05-10 19:48 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

作家の最相葉月さんがコーディネーターとなって、様々な分野の第一線の研究者の話を聞く、東京工業大学での講義をまとめた本。
私の大学にも、このような総合講義はあったんですが、ゲストは卒業生が中心でした。
こんな多様な第一人者ばかりの講義、私も受けたいです!

東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか

最相 葉月 / ポプラ社


「マリー・キュリーと弟子・山田延男」というテーマの講義が興味深かったです。

キュリー夫人は、放射性元素を発見したわけですが、当時は、放射線の害が知られていませんでした。
そのため、素手で放射性元素の原石を扱っていたんだそうです。

そうこうしているうちに、キュリー夫人の配下の研究者が次々と倒れていきましたが、キュリー夫人は、断じて放射性元素のせいではないと、言い張ったんだとか。

その研究者の一人には日本人もいて、非常に優秀でキュリー夫人に信頼されていたのですが、やはり原因不明の体調不良に襲われ、日本に帰国後、間もなく亡くなったんだそうです。

昨今の日本では、研究者を取り巻く状況は厳しくなっていますが、それぞれの分野で飽くなき好奇心とプライドを持って、日夜研究されている方々ばかり。
私も非常に勇気をいただきました(^^)
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by june_h | 2016-05-01 13:26 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

高須クリニック院長 高須克弥さんとの赤裸々な恋人生活を描いたマンガ。
ウチの母が、貯まったポイントでこの本を買って来たんだけど、なんでやねん(笑)。

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)

西原 理恵子 / 小学館


のっけから大笑いで、読みながらずっと笑いっぱなし!
このマンガは、公共の場所で絶対に読んではいけません(^^;
あまりにミもフタも無いんですもの。
マンガ家の彼女や妻を持つと、プライバシーがダダ漏れになるから恐ろしいですね(^^;;;

高須さんは70歳なんですけど、西原さんの彼に対する扱いは容赦無いですね(^^;;;;;
股間を踏んづけたり、裸の写真を撮って脅そうとしたり(笑)。

でも、こういう素直な女性だから、高須さんは気に入っているのかも。
日本有数のセレブだから、有象無象の人間が近寄って媚売ってくるでしょうから、本音が見える人の方がイイよね。

高須さんは、西原さんを絶対に整形させようとしません。
「欠陥こそ魅力で、欠陥を愛せる者こそが本物の恋人だから」
だそうです。

現在、熊本地震の支援物資に大奮闘の高須さん。
この方の行動力は本物です・・・・・。

下ネタ満載ですが、ホロリとさせられる部分もあったり。
新興宗教の教祖様たちの整形事情も分かったり(笑)。
西原さんの他のエッセイも読んでみたいです(^^)
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by june_h | 2016-04-21 12:57 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

「光の学校」の主宰者で、カウンセリング活動を行っている飯田史彦さんの著書。
実際のカウンセリングの様子が書き起こされているので、読みやすいです。

歩き続ける

飯田 史彦 / PHP研究所


会社の経営がうまくいかなくて困っている社長。
今度の芝居の役がどうしても気に入らない女優。
夫を亡くしてしまった妻。

この本に登場するケースのクライアントは、いずれも飯田さんの相談室にやって来て「もう死んでしまいたい」と話しますが、飯田さんのアドバイスで、生きる力を取り戻し、相談室を出て行きます。

「死にたい理由」は人それぞれ。そして、飯田さんの割り出した「原因」も人それぞれ。
探偵のように解き明かします。

実は、非常に些細なことだったり、ただの思い込みだったり、発想を転換したりすれば済む話だったりするんです。
前世の因縁とか、悪い霊が憑依しているとかではなくてね。

飯田さんの講演会に、機会があれば行ってみたいです(^^)
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by june_h | 2016-04-12 21:55 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

内田先生と、社民党の福島みずほさんの対談です。

「意地悪」化する日本

内田 樹 / 岩波書店


二人の対談を読んでいると、安倍晋三政権や今の日本の現状について、暗澹たる気持ちになってしまい、正直、落ち込んでいる時は読むのを中断していました(^^;
でも、直視しなくては何も変わりませんし、嘆くだけではなく行動しなければなりませんから、最後まできちんと読ませていただきました。

今の政権の姿勢は、安倍首相だけのせいではなく、見たいものしか見ようとしない国民のせいもあるでしょう。

でも、一番印象に残ったのは、内田先生が前の奥さんと別れる時に言われた次の言葉でした(^^;

「あなたは人間としては信頼するに足る人物であるが、男としてはもう飽きた」

・・・・・私は男性ではないけど、男性でこんなこと言われちゃったら相当ショックじゃないかしら。
だから、先生は合気道に走ってしまったのかしら、とか、いろいろ想像してしまいました(^^;

前の奥さんは、先生より4歳年上。
おそらく、先生が「育って」しまったので、「育て甲斐」がなくなってしまったのでしょうね(^^;
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by june_h | 2016-04-05 10:19 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

東大医学部教授で、長年、救急医療に携わって多くの患者を見送り、死後の世界の研究もされている医師の方の本。

見守られて生きる

矢作 直樹 / 幻冬舎


いろいろ印象に残った文章がありました。

「亡くなった方の感想は
①お役目を終えてホッとしている
②今がとても幸せ
③だから残った人に後ろ髪を引いて欲しくない
④でもたまには思い出して欲しい」


お別れするのは悲しいことですが、亡くなった方には、その方の死後の「人生」がありますから(笑)、あまり干渉してはいけませんよね(^^;


「気がついたときに、いつでもどこでも感謝の念を持ちましょう。
妙なルールを決める必要もないから、ある意味で楽です。
自分の状況があまり思わしくないときも、ありがとうとその状況に感謝する。
自分の思い通りにならなくても、これで十分ですと感謝する。」


自分がツラいときは、感謝するのがなかなか難しいですが、本当に、こうして生きているだけでも、感謝すべきことですよね。
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by june_h | 2016-04-02 10:00 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

音声学のいろいろな研究を分かりやすく解説した本です。
音声学の本としては、取っ付きやすいのではないでしょうか。

音とことばのふしぎな世界――メイド声から英語の達人まで (岩波科学ライブラリー)

川原 繁人 / 岩波書店


著者が若い方のためか、メイドさんの名前のイメージや、日本語ラップの韻の踏み方などなど、若い人にも取っつきやすい内容となっています。
メイドさんがやたら出てくるので、お好きなんでしょうか(^^;

音声学は、世界のあらゆる言語の研究によって発達しましたが、最近ではスマホの音声認識に応用されているんですよね。

音声学の本は、時々、読みたくなるんです。
私の親戚が福岡、名古屋など、違う地域に住んでいて、皆、違う方言を話していたので、小さい時から言葉の違いに興味を持っていました。
小学校の担任の先生が音楽の先生で、鼻濁音にやたらこだわっていたり。
中学校の英語の先生は、英語を音声学と発音記号から教えてくれたり。

外国語は正確に発音できないと通じないし、相手の発音を正確に聞き取ることもできないですよね。
この本によると、映画『マイ・フェア・レディ』では、主人公イライザの発音を矯正するために、発音記号が出てくるとか。
ちょっと見てみたいです(^^)
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by june_h | 2016-03-23 17:19 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

『言志四録』とは、幕末の儒学者 佐藤一斎が著した「言志録」「言志後録」「言志晩録」「言志耋録」の四つをひっくるめて言うらしい。
彼自身は、それほど有名ではないが、多くの幕末の志士達に影響を与えた。

君の志は何か 超訳 言志四録

前田 信弘 / 日本能率協会マネジメントセンター


一斎の文才に尊敬の念を抱いていた直弟子の佐久間象山。
『言志四録』を熱心に読んでいた西郷隆盛。
吉田松陰や坂本龍馬も一斎に影響を受けている。
一斎は、彼らを通して、現代の日本の社会にも影響を与えているかもしれない。

一つ一つの条文は、儒学者らしく、正論が多いという印象。
正論は、実は実行できる人が少ないからこそ、何度も繰り返し叩きこむのである。

私が気に入ったのはこちら。

言志耋録 第154条
無理に幸福を求めなくていい。
災禍がなければ、それが幸福と言えるじゃないか。
無理に栄誉を願わなくていい。
生き方が恥ずかしくなければ、それが栄誉と言えるじゃないか。
無理に長生きを祈らなくていい。
若死にしなければ、それが長生きと言えるじゃないか。
無理に裕福にならなくていい。
飢えさえしなければ、気持ちは裕福と言えるじゃないか。

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by june_h | 2016-03-20 20:57 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

仕事で鬱になって休職し、抗精神剤薬を飲んでいるうちに守護霊と対話できるようになり、あの世のことをいろいろ教えてもらうようになったという著者。
この本は、その対話集です。

あの世に聞いた、この世の仕組み

雲 黒斎 / サンマーク出版



同じくサンマーク出版の『神との対話』に似ています。

神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)

ニール・ドナルド ウォルシュ / サンマーク出版


『神との対話』は、西洋人の書いたものなので、キリスト教の教義などについて、あれこれ解説されています。
対して、この本は、仏教を切り口に解説しているので、日本人には馴染みやすいかも。

「オーラより目を見れば、その人となりが分かる。
転生して姿が変わっても、目は変わらないから」
という話で思い出したのは、ヒプノセラピーのこと。

ヒプノセラピーで、催眠状態に入っていた時、見えた人物について、セラピストが
「その人の目を見て。誰だか分かる?」
と誘導したのは、姿が変わっても、目は変わらないから、現世の誰だか分かる、ということだったんですね!

それから、
「自分の思考が自分の世界を作る。
だから、「お金が欲しい」と望むのは、現状「お金が足りない」と考えているから、そのような事態を引き寄せてしまう。「お金が欲しい」と強く願えば願うほど、「お金が足りない」事態を強く引き寄せてしまう」
という言葉も納得です。
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by june_h | 2016-03-14 14:56 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

宮本亜門の対談集。
面白いのは、対談相手が、船戸崇史さんとか、須藤元気さんとか、見えない世界のことを語れる人ばかりだったことです。

宮本亜門の バタアシ人生 ―自殺未遂・引きこもり・対人恐怖症・・・すべて経験済み 居場所を見つけた11人の生き方のコツ話

宮本 亜門 (みやもと あもん) / 世界文化社


インタビューと合わせて亜門さんの生い立ちも語られていますが、亜門さんがチベットに行った時、
「人は皆、生きている価値がある。そして人生のすべてに意味がある」
という言葉が体に入ってきたんだそうです。

とても敏感な方なんですね。
学生時代に引きこもった経験もあるそうですし、何かに導かれるように演出家になったんだとか。
今は、縁あって沖縄に住んでいらっしゃるそうです。

対談相手によって、読んでいても全然、頭に入ってこない人と(笑)、そうでない人との落差が激しかったです(^^;

天外伺朗さんのインタビューを読んで、久しぶりに著書を読んでみたくなりました。

よしもとばななさんの次の二つの言葉は、とても参考になりました。

「完璧主義と忙しさが一緒になったときに肉体的に無理が来る」

「自分から行くんじゃなくて、向こうから来るという感覚を持つようにしたら、倒れることがなくなってきました」
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by june_h | 2016-03-11 15:30 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)