皆様、しばらくご無沙汰しておりました。
実は、ロンドンに研修&旅行に行っておりました。
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学校でイギリス研修が必修だと聞いたとき
「誰が好き好んであんなメシのマズいところに」というのが本音でございました(笑)。

今回でイギリスは2回目。最初は、大学時代、小学生のときから貯めていたお金をはたいて、イギリスに1か月のホームステイに行ったとき。
そのとき、何よりツラかったのは、食事でございました。

ホストの家は、毎日ポテトとチキンで、外食するにもお金がなかったので、冷たいサンドイッチとリンゴがほとんど。そのとき、日本人の食生活の豊かさと、洋食でも和食でも中華でもなんでも作れる母のありがたみを感じたのでした(ホストファミリーは、とっても良い人達だったんですけどねー)。

ですので、今回の旅行の目的は、
「勉強すること」よりも
「ナイトライフを楽しむこと」よりも
「イギリスでの食事のトラウマを克服すること」

でした(^^;
さて、その結果はどうなったかというと・・・・・?

※注
これから、トピックごとに、順不同で語っていきます。お付き合いいただけましたら、幸いです。
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by june_h | 2010-10-31 14:42 | 旅行記 | Trackback | Comments(6)

大評判だった蜷川幸雄演出・野村萬斎主演の「ファウストの悲劇」。上演中、あちこちのブログで熱く語られていたので、ずっと気になっていました。案の定、NHK教育「芸術劇場」で登場しました!

大いなる知恵を手に入れるため、悪魔に魂を売ったファウスト教授。魔力を駆使して、思うがままに生きる男の最期とは!?

新聞のラテ欄になっちゃうくらい評判だった、勝村メフィスト&野村ファウストのアルゼンチンタンゴ。しかも、萬斎さんが女役(^o^;クネクネクルクルと足を絡めるわけですよ。そりゃあ、ファンは大興奮ですね!

勝村さんのメフィスト、良かったです♪
ファウストのパシリ状態と、ファウストを地獄へと誘う色気たっぷりの部分と。舞台はもちろん、客席や奈落などなど、あちこち駆け回って忙しそうでした(^^;

蜷川さんの、魔界の演出が独特でした。
歌舞伎の演出も取り入れて、ちょんまげ姿の人とか、三味線も鳴っていたり。猥雑な雰囲気を醸し出していましたね。
でも、七つの大罪に因んだ7人の悪魔さん達、もう少し、はっちゃけて良かったように思います。新人さんだったのかしら?

ファウストが死ぬ間際、やっぱり地獄に行くのはイヤだ!と、駄々を延々こねるシーンが、萬斎さんの一人舞台状態で、10分以上続きます。舞台をナマで見ていたら、圧巻のシーンなのでしょうが、私は家で洗濯物をたたみながら見ていたため、「まだ終わんねぇなぁ」と、たたみ終わった洗濯物を持て余しながら、ぼんやり見ていました(笑)。

勝村政信は、野田秀樹の『キル』で見たことありますけど、野村萬斎は、地元の狂言以外では見たことないです。一度、狂言以外の舞台も見たいですね!
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by june_h | 2010-10-21 12:32 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(2)

次のツアーまでのスパンが長いと聞いていましたが、1年半で、またお目にかかることができて嬉しかったです!
前回は、NHKホールの2階でした。今回は、ほぼ地元ですが、かなり久しぶりです!

→去年のNHKホールでのレポートはこちら

前回のツアーは、スタイリッシュな感じで、自分も初めてだったから緊張していました。今回は、平日だったせいか女性も多かったし、セットの雰囲気も温かかったし、曲も緩めのが多くて、リラックスできました。おかげで、肩こりが治りました(^^;
達郎さんも、お客さんをいじっていたし、声援(ヤジ?)に返事しまくっていたし。コンサートというより、演芸場で高座の咄家さんが客とやりあっているような雰囲気(笑)。
「今日は録音しときゃ良かったな」と言っていたくらいだから、達郎さんもやりやすかったのかな?

一緒に行った母、前半は、ミディアムテンポの曲が続いたせいか、達郎さんの声が心地よいからか、はたまた大宮の駅ナカで食べたカニチャーハンのせいか、わりと舟漕いでました(^^;;;
でも、後半は、達郎さんの声とアカペラに、ひたすら感動していました。

ファンクラブ投票ナンバーワンだった曲は、シカオちゃんも友達の結婚式で歌った曲。やっぱオリジナルは全然違うっすね!

2回目の今回、改めて気づいた点:
・やっぱりまりやちゃんと、歌い方が似てるわね。
・鼻濁音がキレイ♪
・シャツのボタンを一番上まで止めているのが気になる(笑)。
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by june_h | 2010-10-19 08:54 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)

歌舞伎座で観たかったんですが、どうせチケット争奪戦が激しいだろうと思って、ハナっから諦めていました(笑)。テレビでやんないかなって思っていたら、シネマ歌舞伎になったんですね。

・半助:市川染五郎
・お葉:中村七之助
・新吉:中村勘三郎


私、欲求不満でしょうか。染五郎の半助に、キュンキュンしっ放しでした(←死語?)。同じ染五郎が演じた、『阿修羅城の瞳』の病葉出門のキャラクターを思い出してしまいました。色気があったんです。そして、なぜだか涙が止まらず(^^;

愛するお葉の夫を殺し、ゾンビになってでも彼女を守ろうとした。口は出任せばかりかもしれないけど、気持ちはピュアだった、ということで。見ていて苦しくてならなかったのです。

最初は、美しい歌舞伎座をゾンビで埋めちゃって良いのかしら、年配のお客はひっくり返ったんじゃなかろうか、と思いましたが、劇団☆新感線のいのうえひでのりが言うように「歌舞伎のセオリーをきっちり押さえている」んですよね!
ドタバタの現代劇っぽいですが、「実は~だった」みたいなどんでん返しあり、愛憎劇あり、歌舞伎の要素もちゃんと入っています。さすがクドカン!

ラストも良かったですが、私だったら、半助がゾンビだってことをお葉にバラして、半助には消えてもらいます(笑)。
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by june_h | 2010-10-18 12:22 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(2)

りんごの無農薬栽培に成功した木村秋則さんのエッセイです。

今回のエッセイでは、木村さんが今までの人生で遭遇した不思議な体験を中心に語られています。

幽霊を見た、UFOを見た、幽体離脱した、などなど、大抵のこと?は、体験されているようですが、木村さんの場合、「時間が止まったかと思うと龍が現れた」「宇宙人のUFOに乗って、後日、一緒に乗っていた人がUFOについてテレビで取材を受けていた」などなど、かなりハイレベルです(^^;
興味深かったのは、最後に語られていた体験。
たぶんこれは、「木村秋則」として転生する前のことを、再体験したんじゃないでしょうか。「六つの門があった」って書いてありましたけど、これってもしかして「六道輪廻」!?ほんとにあるのかな。

でも、私が好きなのは、タヌキのエピソードです。
木村さんが若いとき、トウモロコシ畑を拡張したところ、トウモロコシを食い荒らされる被害に。木村さんが罠を仕掛けると、かかっていたのは、一匹の子ダヌキでした。
木村さんは、思いました。被害者なのは自分ではなくて、タヌキの方かもしれない・・・・・。そこで木村さんは、売り物にならない傷ついたトウモロコシを畑の横に積んでおくと、畑の被害は、それ以来なくなったそうです。
最近、野生動物による被害が多いのも、環境破壊も、異常気象も、人間がなんでも一人占めしているからかもしれませんね。

リンゴの無農薬栽培に成功してからのお話もありました。
木村さんの栽培方法が知れ渡り、あちこちに講演する忙しい日々が続いていたある日、某団体から呼ばれたときのこと。講演依頼かと思って足を運ぶと、「こんな生産者がいるから、肥料や農薬が売れなくなるんだ!」と、大勢の前で吊し上げられたんだとか。
新しいことをすると、それまで利権を持っている人達にバッシングされるのは、どこでもあることなんですね( ̄ロ ̄;
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by june_h | 2010-10-15 12:11 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

友達に誘われまして、イソイソと大師線に乗りました・・・・・私、西新井大師は初めてだろうか?わりと近いのに行ったことなかったかも。覚えが無い(^^;

会場(本堂?)に入りますと、キンキラキンな須弥壇の手前にドドーンと葛飾北斎の「弘法大師修法図」が掲げてあります。
そして、その下の舞台らしき場所には、いろんな楽器がスタンバイ。
定刻に演奏者さん達がゾロゾロ入場。笛や和太鼓もありましたが、珍しい楽器が多かったです。

おもむろに鳴ったのは、ディジュリドゥというアボリジニの楽器。バグパイプみたいな形で、ブオンブオン音がします。さながら「倍音発生装置」みたいな楽器です。いつ息継ぎしてるんだろ?と思うくらい、音が続きます。きっと、循環呼吸をしていたのね。

続いて口琴。ビヨンビヨン鳴ります。また、口琴の奏者は、ホーミーと呼ばれる発声法の体得者。内モンゴルの遊牧民族の発声法で、倍音が同時に出せるのです。一度聞いてみたかったので、ナマで聞けて良かったです。

それから、インドのパーカッションのタブラ。演奏者は、北インドで修業なさったそうですが、楽譜じゃなくて、口承で教わるんですって。

次は、シタール。弁天様が持っているインドの弦楽器です(弁天様は、元々インドのサラスヴァティーって女神です)。あれ?シタールって、平らな置くやつじゃなかったっけ?・・・・・それはチターだ(笑)。

いろんな楽器が鳴っている中、ホーメイの人が突然、地の底から響くようなうめき声を上げ始めました。何か乗り移ったんじゃないかしら、と思うような恐ろしさ(^^;
こんな逢魔が時に、岩笛もピーピー鳴らしまくっているし、何かが揃ったら、何かが起こってしまいそうな(←何が?)雰囲気になって、だんだん不安になってきました。

そこへ、高らかに般若心経の読経が。コンセプトは悪魔払い?とか思ったら、葛飾北斎の鬼(病魔)を払う絵が、キリストが悪魔と対決する「荒野の誘惑」の絵に見えてきました(笑)。

後で、ホーメイの人は「鬼」役だったのだと解説がありました。ホーメイをやる前は、デスメタルをやっていたんだそうです。納得!
終演後は、すっかり真っ暗。今度は昼間にゆっくりお参りに来ようかな♪
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by june_h | 2010-10-13 12:56 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)

今回の吉右衛門さんは「勝海舟二本立て」でしたね!

■勝小吉:中村吉右衛門
■松坂庄之助:市川染五郎


初日観劇。
だって、この日しか空いてなかったのだ(^^;
歌舞伎の初日は、プロンプターさんの存在感が大きいので、できれば避けたいのですが・・・・・セリフのテンポが悪くって、何度私は沈んだことか(-_-)zz
ウトウトしながら「あ、また教えてもらってる」みたいな(笑)。

主人公の小吉は勝海舟のパパ。
貧乏御家人の養子に出され、就職もままならない。旗本を接待して、職を世話してもらおうとするが、横柄な旗本の態度にブチ切れて、せっかくのお膳立てが台無し。
結局、大奥で出世した義理の姉に、その場をとりなしてもらったが、息子の麟太郎(海舟)を大奥に奉公に出すことに。
小吉はイヤがるが、家柄で差別される惨めさを知った麟太郎は、家族のために出世を誓って大奥行きの籠に乗るのだった!チャンチャン。

小吉の甥っ子の庄之助は、染五郎。吉右衛門の本当の甥です。小吉&庄之助ドタバタコンビで接待場がメチャクチャになってしまって面白かったです(笑)。庄之助のメイクも、わざとヘンにしていて、思わずじっくり見てしまいました。

吉右衛門さんの
「もらえる禄が人間の値打ちを決めるもんじゃねぇ!」
というタンカも良かったです。

ほんと、大事な所は、起きていて良かったです(^^;;;
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by june_h | 2010-10-11 19:55 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

気になっていた映画でした。テレビでやっていました。
ペイ・フォワード 可能の王国ペイ・フォワード 可能の王国
舞台はラスベガスの中学校。
「世界を変えるために何かしよう」という、授業の課題で、主人公のトレバーは、「誰か3人に良いことをし、また更にその3人が、それぞれ別の3人に良いことをする」という仕組みを考えました。
さっそく、実行に移すトレバーでしたが、ホームレスの男性を家に泊めて、母親をビックリさせたりして、なかなかうまくいきません。

トレバーの母親はアルコール中毒で、同じアルコール中毒だった父親とはすぐに離婚したので母子家庭です。荒涼とした砂漠の広がっている、人工的な街ラスベガスでは、家庭や学校がとても荒れているのだと、私は、大学の授業で聞いたことがあります。
将来に希望を持つのが難しい街ですが、彼の行動は、やがて全米を動かしていきます。

映画としては、トレバーの母親と担任の先生がいきなりフォーリンラブしたり、ラブシーンがやたら長かったり、トレバーの父親がボン・ジョヴィだったり(笑)、いろいろ??なことが多かったのですが、彼の考えた「ペイ・フォワード」という考え方には、共感できます。

恩を受けた人に直接返すのではなく、別の人に渡して行くというのは、日本では「恩送り」というのですね。越智先生のワークショップを思い出します。
参加者みんなで輪になり、自分の右隣の人の背中をさすります。そうすると、自分の左隣の人から背中をさすられることになります。
越智先生は、言いました。「恩は、相手から直接返ってくるわけではありません。巡りめぐって、別の所から戻ってくるのですよ」

今、一番、必要な考え方だと思います。
でも、この映画はイマイチ(^^;
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by june_h | 2010-10-07 18:16 | 映画 感想 | Trackback | Comments(0)

だって、全部上村松園なんですぜ!
行かないわけにいかないじゃないですかo(^∇^o)(o^∇^)o
朝イチで行ったのに、既に大行列でございました(^^;

とにかく美しいので、心が躍ります♪
今回、松園ばかり繰り返して見ていたので、いくつか発見がありました!

今までは、全体的に色使いが美しくて柔らかいイメージを持っていましたが、よく見ると、輪郭をハッキリ描いているのですね。結構鮮やかな色も使われているのですが、そのような印象もありませんでした。

また、今までは、色使いの美しさばかりに気を取られていましたが、女性の手の仕草だったり、体のシナリだったり、身体の描き方も重要なんだとわかりました。特に、女性が鏡の前で化粧をしている『粧』なんて、身体のねじり方がなんとも色っぽいです(^ε^)-☆
それから、情景の切り取り方が、美しいだけじゃなくて、リアリティがあるんですね。
『人形つかい』では、実際の人形つかいは描かれていなくて、襖から覗きこんでいる情景で、想像力をかきたてられます。

そんなわけで、松園の美しさは、ただキレイなだけではなく、リアリティや「芯の強さ」もあったりして、微妙なバランスの上に成り立っていることがわかりました。

また、今回興味深かったのは、有名な『花がたみ』
もちろん、現物もドドーンと飾られていましたが、下絵がたくさんありました。
この絵を描くために、精神科に通ってデッサンを繰り返したそうですが、花籠を持たせたり、いろんなポーズを検証していたんですね。

それから、私が気に入ったのは『朝』
女郎が髪も結わずに、本を読み耽っています。
なんか、いかにもリラックスしている雰囲気が良かったのです♪
それから『灯』。浅田真央ちゃんに似てます(笑)。

次に予定があったので、ササっと見て外へ出ると、たくさんの皇居ランナーが!
お天気で良かったですね(^^)
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by june_h | 2010-10-05 18:08 | 美術展 展覧会 | Trackback | Comments(0)

坊さん仲間が私服で連れ立って、レストランに行きました。
店員さんが「どうして皆さん坊主なんですか?」と尋ねると、一番年配のお坊さんが言いました。
「僕たち全員野球部なんです」

『ほぼ日刊イトイ新聞』に連載していた白川密成さんのエッセイです。
「ボクは坊さん。」 白川密成「ボクは坊さん。」 白川密成
白川さんは、四国八十八ヶ所霊場の五十七番目の札所 栄福寺のご住職。
私とあまり年齢が変わらない方ですが、この方の仏教に対する向き合い方に、何より好感が持てました(^^)

仏教を愛し、仏を敬い、何より、仏道を楽しんでいる姿勢。そして、教義を深く学びながらも、自分の感動や実感を大事にしている。頭でっかちにならず、日々の生活の中に仏教を生かそうとしている。
まだ若いのに、バランスが良すぎるじゃありませんか(^^;

お坊さんになるため、高野山大学の密教学科に入学した白川さん。修行合宿で、白米とそうめんと冷奴という「真っ白な献立」に驚いたり、「合宿中は流行歌禁止」なのに、失恋した友達と一緒にキロロを歌ったり、突然夕日に向かって悟ったように「僕の名前は君だ!」と叫んだり。青春してますね(^^)

お坊さんになった後は、毎日大勢の「お遍路さん」が来るので、お忙しいようです。
仏具を扱う業者さんの相手とか、「秘仏を撮らせて欲しい」と懇願するカメラマンが訪ねてきたりとか。お坊さん専用のバリカンなんてものもあるようです。

所々に出てくる、偉いお坊さんの言葉やお経の言葉も良いです。
心が迷いにとざされているときは、めぐり合うものはすべて禍いであり、さとりの目を明らかに見開いていれば、会うものはすべて宝となる

やっぱり、苦しみは「内」にあるんですね。

でも、一番、オカシかったのは、白川さんが、野球のチーム育成ゲームで、選手の名前を「空海」とか「恵果」とか、密教の高僧のドリームチームを作っていたこと。本当にお好きなんですねぇ(笑)。
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by june_h | 2010-10-03 20:14 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)