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今年は、都合が悪くて、「圓朝祭」に行けないので、久しぶりに、落語に足を運ぶことにしました。


■十徳:立川談吉
柳家一門ばかりなのに、なぜ立川の方が…と思いましたが、立川流家元の談志は、柳家小さんの弟子で、市馬さんやさん喬さんは、兄弟弟子でしたね。
・・・・・もしかして、談志亡き後の立川流は、柳家が引き取る(吸収する)のでしょうか(^^;

談吉さんは、立川流の方にしては、早口ではありませんので、聞き取りやすくはありましたが、お若いのに、大変猫背で、骨格が歪んでいます(^^;
これでは、着物がすぐに着崩れてしまいます。
まず、整体で歪みを治して、武道や呼吸法を習って、身体を整えたらよいと思いました。
せっかく良い声をしているのだから、丹田から声を出せば、もっと良くなります。
それから、笑うポイントの言葉が流れてしまっていて、お客さんの笑うタイミングが無くなっています。もったいないです。

上から目線で申し訳ないのですが、まだまだ上手になるから頑張って!


■金明竹:柳家喬之進
上方言葉でまくし立てるセリフが、この落語のポイントで、噺家の腕の見せどころ。上手くできれば、お客さんは、笑いではなく、拍手喝采で賞賛します。
私も生まれは大阪。親戚も関西弁。ヒアリングに挑戦しましたが、所々しか分からず(^^;
でも、この噺、上方の噺家がやったら、「噺」にならないかも(^^;;;


■笠碁:柳亭市馬
今回は、中トリの市馬さん。
舞台に登場した途端、「待ってましたー!」の声。
市馬さんのファンは、どこにでもいるわね。それとも追っかけ!?

囲碁で「待った!」をかけたが、相手は待ってくれない。怒って一昨年の借金の話まで持ち出したが、とうとう罵り合いに。二人は絶交してしまう・・・・・。

でも、お互いに、囲碁も相手のことも好きなのよね。
市馬さんだと、二人の間の温かい関係性が目に見えるようです。
そして、「間」をほどよく取るので、お客さん達は、クスクス笑い出すの。
落語は、爆発的にドッと笑うだけではありません。
若い噺家さんは、爆発的な笑いを求めたり、必要以上に「間」を怖がったりするけど、こういう、メリハリのある「笑いのコミュニケーション」があると、お客さんは、とてもリラックスできるのよね♪


■野ざらし:柳家花緑
この噺は、今まで何度か聞いたことがありましたが、サゲがイマイチ腑に落ちなかったのです。
でも、花緑さんがマクラで「サゲを説明するなんて野暮ですけど、説明しないと分からないので。太鼓は、馬の皮でできているのですよ!」
と説明してくださったおかげで、ようやく理解できました(^^;
花緑さんありがとう!


■幾代餅:柳家さん喬
ご飯が喉を通らない奉公人が出て来たマクラで、「もしかして『紺屋高尾』?」とドキドキしたら、『幾代餅』の方でした(^^;
どちらもほとんど同じ噺ですが、奉公人がお金を貯めた期間が1年と3年など、微妙に違います。
それから、『紺屋高尾』では、藍染屋の奉公人なので、藍色に染まった手を、花魁に見られないように一生懸命隠すシーンがありますが、『幾代餅』は、搗き米屋の奉公人の話なので、それがありません。私の好きなシーンであるだけに残念です。

でもね。全体的に、私が好きなテンションでやってくださっていて嬉しかったです。この噺は、どんなに上手くアレンジしたって、奉公人の一途な気持ちと真面目さが伝わらないと、よくないですから。
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by june_h | 2011-06-30 20:19 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)

いろいろ縁あって、3回も見てしまった「ベッジ・パードン」。

1回目は、舞台に近い席だったので、屋根裏?のベッジの部屋がよく見えませんでしたが、2、3回目はバッチリ!
しかも、ちゃんと、部屋の暖炉の煙が、屋根の煙突から出ていたのですね!そんでもって、キンノスケがひきこもって暖炉を使っていないときは、煙が出ていない・・・・・細かい。

パンフレットの売上がすべて震災募金になるということで、ガラにもなく、パンフを買いました。
そんなわけで、今回は、ちょっと深く語ります。


■キンノスケ:野村萬斎
遠くから見て、つくづく思ってしまいました。
・・・・・萬斎さんって、日本人体型だなぁ(^^;

今回の舞台は、もっとシリアスなものになるハズだったのですが、震災との兼ね合いで、ラブストーリーも含めた少々ライトなものに落ち着いたんだそうです。
シリアスな舞台、それはそれで、見てみたいですね!
なんたって、ドロドロにシリアスな芝居ばかりやってきた萬斎さんだもの。絶対それでも良かったと思うの。
・・・・・でも、私には、今回の芝居は、十分シリアスでしたけど(^^;;;


■ベッジ(アニー・ペリン):深津絵里
私が注目したのは、ソータローがキンノスケの手紙を隠していたことがバレるシーン。

1回目は、ソータローがキンノスケに自分のコンプレックスをぶつける、二人のやりとりしか見ていませんでした。

2回目は、二人がやりあっている最中に、キンノスケの妻からの手紙をベッジが集めて、キンノスケのテーブルにそっと置くのが見えました。
私は、ちょっとムカつきました。
いくらなんでも、イイオンナ過ぎるだろ!男に都合が良すぎるだろ!奥さんからの手紙を破り捨てることもできたのに、って。

でも、3回目に見たときは、ベッジが手紙を集めた後、暖炉に近づいてうろたえているのが見えました。
・・・・・もしかして、奥さんからの手紙を燃やそうとしたのかな?
頭がタリナイとバカにされても「気にしない」と、いつも答えるベッジだけど、ちゃんと傷ついているし、嫉妬もしているの。
ベッジも普通の女性だったんだって、ちょっと安心しました。

・・・・・まぁでも、キンノスケには、彼女の気持ちは、一生分からないと思うけど(^^;


■ソータロー:大泉洋
大泉さんは、三谷さんにとって、「ジャック・レモン→西田敏行→西村雅彦」ラインなんだそうです!
それってスゴいじゃん!陰陽どっちもできて、三谷さんの芝居にとって、なくてはならないキャラってコトじゃない!?
でも、この芝居では、浅野さんに、オイシイ所をかなり持っていかれていると気づいたのでしょうか。
見るたびに、浅野さんに負けないとばかりに、大泉さんの細かいリアクションが増えていっていたような気がします(^^;;;


■グリムズビー:浦井健治
「エリザベート」のルドルフ皇太子役だったのですね!
どうりで、お歌がお上手なハズです。

グリムズビーとキンノスケとの会話
「おめぇは、アイツ(ソータロー)が好きか?」
「ソータローさんは、良い人です」
「良いヤツって、なんだ?」
「世話を焼いてくれるからです」
「世話を焼くのが、良い人か?」
というやりとりは、キンノスケとベッジの関係を暗示していたのですね。

今回の芝居では、「H」音が脱落するコックニー訛りが、重要なキーポイントですが、「H」が脱落するのは、フランス語や韓国語もなんですよね。
韓国人の友達が「ニオンジン(日本人)」と言っていたことを思い出しました。


■その他11役:浅野和之
パンフレットで経歴を見ていたところ、「夢の遊民社」にいらしたこともあるし、『恐れを知らぬ川上音二郎一座』で、麻薬中毒で死ぬ女形を演じた方だったんですね!自分の記憶を巻き戻したところ、確かに声が同じでした(笑)。
ネットで調べてみると、ドラマ『Jin』にも出演なさっていたし、名バイプレイヤーなんですねー。
今回は、そりゃもう大活躍でして。


■脚本&演出:三谷幸喜
三谷さんは、パンフレットで語っていました。
「星の王子さま」の有名な一節「大切なものは目に見えない」という言葉が嫌いで。今回台詞にも書いたけれど、大切なら、見えないまでも言葉にはすべきだと思うんです。言わなければ人には分からない、言葉にしなければ本当の気持ちは伝わらない。僕が49年間生きて来て学んだ、そんなこともこの作品には反映されています。

セリフでは、旦那に逃げられた大家さんが、
「不満があるなら口にすればいいのに」
と言っておきながら、ベッジを褒めたことがないとキンノスケに指摘され
「大事なことは、口に出さなくとも伝わります!」
と逆ギレ。
でも、キンノスケが更に
「大事だからこそ、口に出して伝えなければならないのではないですか?」
というところですね。

三谷さんの言葉と、この芝居を見ていて気づいたことがありました。

私は思えば「大切なことは、黙っていても伝わる」って「思想」に、結構、今まで傷ついてきたのですよね。
裏返せば「黙ってても伝わらないということは、本当の関係ではない」って、相手も私も思っていたこと。

だから、私は、一生懸命になって、相手の顔色を伺って理解しようと頑張ったけど、うまくできなくて、相手も私を責めるし、私も私を責めた。
それで、疲れて終わりにしてしまう。そんなことの繰り返しでした。

でも、お互いに、口と耳と言葉があるのだから、言えば良かったんだよね。
「あなたの考えていることが分からないから教えて」って。だって、超能力者じゃないんだもん。

でもね、裏返せば私も相手に「説明しなくても、私のことを分かって欲しい」と望んでいたのですよね。甘えてたなあ。

・・・・・この年になるまで、こんな簡単なことが解らなかったなんて(^^;
そもそも、人の顔色を読むなんて、「空気読まない」私には無理だったんだよ(笑)。

今度、誰かと付き合うなら、上手にケンカして上手に仲直りできる人がイイな・・・・・なんて、芝いの感想から、エラいところに話が逸れてしまったなぁ。
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by june_h | 2011-06-29 12:59 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)

このお芝居も
「最初から梶原景時が刀を買っていれば、六郎太夫が苦労することなかったのにっ!」
って、ミもフタもなく突っ込みたくなります(^^;

■梶原景時:中村吉右衛門
■梢:中村芝雀
■剣菱呑助:澤村由次郎
■六郎太夫:中村歌六
■大庭景親:市川段四郎


この前の「頼朝の死」の芝居も、鎌倉時代が舞台ですが、こちらの芝居の方が、成立が古いので、武士達の衣装が江戸時代の裃です。
古い方が、衣装がいい加減なんですよね。「義経千本桜」の、義経の衣装も、最初はスゴくビックリでした。

梶原景時の吉右衛門さんが、中央にドーンと鎮座まします、この芝居。
日本人は、敗者も大好きだけど、梶原景時みたいに「正義や規則より情を取る」人が好きだよね。
梶原景時というと、幕府の内ゲバで殺されたイメージが強かったので、こんなに歌舞伎でヒーロー扱いされていたなんて、知りませんでした。

時代物のパターンが、いろいろ読めてきましたよ。
冒頭に、舞台から無理やり退出させられるキャラは、間の悪い時に戻って来て、「あれえぇぇ」とパニックになり、その場の大騒ぎを、さらに盛り上げるのです(笑)。
この芝居では、六郎太夫の娘の梢ちゃんが、そのパターンです。

それから、六郎太夫の代わりに真っ二つにされてしまう、アル中で罪人の剣菱呑助の、酒尽くしのセリフが面白かったです。
「いいちこ」とか「チューハイ」とか出てくるから、最近セリフを足したのですね(^^;

私が観に行くと、段四郎は、悪役で顔が赤く塗られている場合が多いのですが、今回は珍しく白塗りで「ほほう、こんなお顔だったのですねぇ」としげしげ眺めてしまいました(笑)。
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by june_h | 2011-06-27 12:25 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(2)

内田先生の本でなければ、絶対、手に取らないタイトルの本です(笑)。

教育論なのに、どうしてこんなに笑っちゃうのでしょう(^^;
「ウチダ式教育再生 街場の大学論」 内田樹「ウチダ式教育再生 街場の大学論」 内田樹
例えば、
私は熱烈な愛国者であり、日本が住みよい国になって、日本国民がニコニコ幸福に暮らすことを切望する点において、私の愛国心を超える人間としては急に訊かれると村上龍くらいしか思いつかないくらいのパトリオットなのである。

で、なんか大笑いしちゃったし。
散々、身内(大学や教授)を批判したあと、
私の話に含まれている真実含有率はアイリッシュ・ウィスキーのアルコール含有率よりは少なく、ビールのアルコール含有率よりは高いです(メイビー)

なんて、オチャメな逃げ方をしていて・・・・・ほんとに学者さん?

でも、おっしゃっていることは、頷けますよ!

偏差値教育の弊害を挙げる方は多いのですが、内田先生は、偏差値は、同学年内の閉じた競争だから問題だとおっしゃっています。
他の年齢の学生と競うわけではないので、自分の学力を上げるより、足を引っ張った方がラク。しかも、大人達も、潜在的にそれを望んでいる。だって、生徒がバカなら、自分達の地位がおびやかされることがないのだから。
こうして、今の学生達は、ゆとり教育以外の要因でも、どんどん学力が落ちていくのです。

また、教育に「効率」とか「損得」を求めたら、えらいことになります。
「激安で超お得なグルメ」がもてはやされるように、最小努力で最大結果を求める風潮が強い昨今では、
「ボクは、何も知らないバカですが、東大生になりました!」
と自慢する学生が出てきたそうで・・・・・いやいや、そういう問題じゃないでしょう、と、内田先生は突っ込みます。

巻末の、文部科学省の官僚との対談が、先生が教授をなさっていた神戸女学院大学のパブリシティみたいになっているのは、ご愛嬌です(笑)。
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by june_h | 2011-06-26 12:35 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

昼か夜か迷いましたが、今回は、昼の部を取りました。

■源頼家:市川染五郎
■小周防:片岡孝太郎
■畠山重保:片岡愛之助
■尼御台所政子:中村時蔵


愛之助さんのファンでしょうか。ほかの役者さんが喋っているのに、「ああ、松嶋屋・・・・・」と叫んだ奥様?が。
明らかに、大向うさんじゃない方の声がして、ちょっとビックリしました(^^;

鎌倉幕府の将軍頼朝が、小周防に夜這いをかけようとして、女装して屋敷を抜け出そうとしたところ、警護していた畠山重保に斬られてしまう。
北条政子は、頼朝と幕府の威厳を保つため、頼朝の死の真相を隠し、落馬して亡くなったことにする、という芝居。

一幕目は、愛之助さん演じる重保が主役。
主君を誤って殺してしまった罪悪感から、自害したいけど、しちゃったら、頼朝の死に関わっていたことがバレるのでできない。
小周防は、自分のせいで将軍が亡くなり、愛する重保が苦しんでいることを知って、やっぱり苦しむ。
イイ男が悶え苦しむ様を見るのは、なかなかソソられますが、主君の命日に、黄色と黄緑のド派手な衣装で登場する意味が、よくわからず(笑)。

二幕目は、染五郎演じる源頼家が主役。
実の息子で二代将軍なのに、父親の死の真相を誰も教えてくれない。母親も一緒になって隠している。

登場人物が「全員苦しい」芝居。しかも、誰も悪くないので、余計に苦しい(^^;
こういう「苦しい芝居」は、時代物でも多いけど、時代物は「子供の死」がテーマになっているのに対して、この芝居は「主君・親の死」がテーマ。

私の中では、なんとなく真山青果はイマイチなんだなあ。途中で寝ちゃったし、私のいた列も全滅だったし(笑)。
っていうか、結局、悪いのは、女好きな頼朝じゃん、と、ミもフタもなく突っ込みたくなります(^^;

「笑っていいとも!」のテレホンショッキングで、月曜日のゲストとして片岡愛之助さんが紹介されたのですが、時間的に考えると、この芝居で、小周防を斬ってから、重保の衣装のまま「いいとも♪」って言ってたことになるのですよね。
想像すると、面白いかも(^^;
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by june_h | 2011-06-25 19:23 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

さて、お次は、カモミール(カミツレ)。
ハーブティーでお馴染みの方も多いのではないでしょうか。
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とにかく、匂いがスゴいです。そこいら中、カモミールの匂いがします。
私、あまり好きじゃないカモ(^^;
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カモミールは、ハーブでは不眠によく使われるようですが、肝臓にも良いそうです・・・・・ということは、東洋医学的に「肝臓=怒り」なので、ブチブチ怒る人にも良いわけです(笑)。あと、痛みに敏感な人にも。

こちらは、とにかく花をブチブチむしっていきます。
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ブチブチブチブチブチブチブチブチブチブチ・・・・・。

むしっているそばから、花が湧いて出てくるような錯覚が(^^;

いっぱいむしったハズなのに、たったこれだけ!?
乾燥すると、もっと少なくなるよね(^^;;;
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日頃、作業している方々のご苦労がわかります。
これからは、大切にカモミールをいただきますね!
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by june_h | 2011-06-24 12:37 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)

本当に、自然農法なのか!?と思うくらい元気でキラキラです\(^O^)/
雑草も無いし。日頃作業している方々が、しっかり手入れされているのですねぇ(^^)

お花のエネルギーをたっぷり感じた後、いよいよ花摘み作業です。
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カレンデュラは、人差し指と中指で、茎を挟んで花を包むように持ち、親指を花の真ん中に当てて、花を垂直にねじると、簡単に摘めます。
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でも、私の場合、ねじり方がアマいせいか、何度も茎ごと引っ込抜けてしまいました(^^;
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普段、パソコンとにらめっこばかりしているので、土や植物に触れ合うと、ハマります!
みんな、黙々と作業。しかし、

・・・・・摘んでも摘んでもなくならない(^^;;;

最初は、これくらいすぐに終わるさ!と思っていましたが、全然終わりませんでした(^^;;;
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みんなで摘んで、カゴいっぱい集まりました!
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洗浄作業は、職員さんにお願いします。
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by june_h | 2011-06-23 20:31 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)

ツイッターを始めてから、この本の著者であるフリージャーナリストの上杉さんに興味を持ちました。
ハウツー物のようなタイトルですが、上杉隆さんの半生記です。
面白いので、あっという間に読んでしまいました。
「結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術」 上杉隆「結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術」 上杉隆
上杉さんの人生は、小さいときからまさに「サバイバル」でした。
父親から「15歳になったら家を出ろ」と言われて育ち、家では「勉強禁止」で、父親の麻雀の相手をさせられる日々。負ければお金を取られます。
そのため、学校で必死に勉強し、年齢を偽ってアルバイトをして学費を貯め、参考書は友達のお古を譲ってもらって、なんとか高校に進学。
反抗するヒマもグレるヒマもなく、生きるのに必死でした。今から見れば「児童虐待」でしょうが、こうした環境が、今の「上杉隆」を作ったのでしょう。

大学卒業後、NHKに入社。ほどなくして、代議士 鳩山邦夫の秘書になります。
ジャーナリストになりたかったので、辞表を出したのに、なかなか受け入れられなかったのは、上杉さんが優秀だったからでしょう。

その後、ジャーナリストになるべく、マスコミを回りましたが、政治家の秘書だったことで「イロがついている」と言われ、どこも不採用に。結局、ニューヨークタイムズの記者になりました。

とにかく、「何があっても生きていける人」という印象です。
本人も、成功や肩書きやお金にこだわらず「やりたいことをしていく」ポリシー。

私は、地震があってから、ツイッターなどを通して、メディアについていろいろと考えさせられてきました。

日本のマスメディアは、チェーンメールの問題などを槍玉に挙げて「ネットは信用できない」と批判しますが、新聞やテレビの情報が訂正されることは、ほとんどありません(^^;
上杉さんがいたニューヨークタイムズは、訂正記事が1ページくらいあることで、信頼が担保されているそうです。
また、日本のマスメディアの記事は、ほとんど無記名。責任の所在が曖昧です。

上杉さんは、「記者クラブ」は、閉鎖的で弊害が多いということで、「自由報道協会」を設立。マスコミ関係者だけではなく、一般にも開放し、ネットでも生中継しています。
私もネットで自由報道協会主催の記者会見を見ましたが、その模様が書かれた新聞記事を読むと、実際の自分の印象とかなり違う場合もあるので、ほかの記事も、かなり違って書かれているというようなことがあるのだろうな・・・・・と思った次第です。
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by june_h | 2011-06-22 12:40 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

片岡さんは、ヤクルトスワローズのスカウトを長年務めた方です。
「プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である」 片岡宏雄「プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である」 片岡宏雄
片岡さんは、長嶋茂雄の1年後輩。立教大学の野球部で活躍した後、中日ドラゴンズに入団しましたが、思うように伸びず、産経新聞の記者に。そこから更に、スカウトの道に入りました。

片岡さんが選手を見る上で重視したのは、投球するときのリズム感、身体の強さ、そして、選手の性格。
特に、投手は、どんなに技術が優れていても、優しい性格では、マウンドで孤独に戦うことはできません。傲慢なくらいが大成すると言います。

スカウトに必要なのは、情報です。
本人が進路を決定する上でのキーマンは誰か?父親か?母親か?学校の監督なのか?
その目測を誤ると、他球団のスカウトに出し抜かれるどころか、当人に会うことすらできなくなります。
イチローを発掘した三輪田スカウトは、沖縄のある選手を獲得する際、情報筋を誤ったことが元で自殺したと言われています。

そして、必要なのは、やはりお金です。
逆指名制度が導入されてからは、特にお金がかかるようになったそうです。
有力選手の場合、本人だけではなく、親の借金や住宅購入の世話までする、なんていう噂もあります。数年前は、裏金問題がメディアを騒がせました。
こうなってくると、財力のある球団が有利になります。片岡さんは、時間をかけて有力選手と信頼関係を築いても、結局、お金をたくさん積んだ球団に入ってしまったということが、何度もあったそうです。

ヤクルトといえば、野村克也監督が有名ですが、緻密なデータを積み重ねる「ID野球」と、アナログ的な感性を大事にする片岡さんは、性格的に合わなかったのです。
野村監督のおかげで、万年Bクラスだったヤクルトは、毎年日本一を争うまでのチームになったわけですが、その陰で、勝利のために酷使され、身体を壊し、使い捨てにされた選手も多かったとか。
また、古田敦也をスカウトしたときも「眼鏡の選手はいらん」とむげに言ったのに、活躍すると「俺が育てた」と言わんばかりの態度。そして、野村野球の最大の「被害者」は、長嶋一茂なのだと・・・・・それにしても、どの本を読んでも、野村監督は、関係者には評判悪いっすね(^^;;;
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by june_h | 2011-06-21 17:41 | 本 読書 書評 | Trackback(1) | Comments(2)

お腹いっぱい楽しんだので、このまま帰りたくもなりますが(笑)、これからがメインイベントです。
昨日までのは、この日のための前置き。
私達は、学校主催のハーブ農園見学ツアーに参加するために、ここまで来たのです!

びっくりするほどの良い天気!・・・・・このぶんだと、コンガリ焼けるわね(^^;

バスに乗って、農園にたどり着くと、同期の友達やピカピカのハーブがお待ちかね\(^O^)/
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カレンデュラいっぱいです!
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カレンデュラは、ポットマリーゴールドとか、キンセンカとか言われています。
西洋では、薬草としてポピュラーです。
私も、お風呂に入れたり、お掃除に使ったりしています♪
傷口にも良いそうですよ!
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by june_h | 2011-06-20 19:00 | 旅行記 | Trackback | Comments(0)