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街場の読書会に参加!

内田樹先生ファンのオフ会 「内田樹読書会『街場の内田論』」に参加して来ました!

定期的に開かれていることは、前から知っていたのですが、学校やら仕事やらなんやらで、今まで行けず…。
今回、近くに用事もあったので、顔を出させてもらいました(^^)

内田先生の著書は膨大だし、広範囲なことを語っています。なので、内田先生の著書を手に取ったきっかけは、人によって様々なんですね!
身体論から入った武道家とか、村上春樹論から入った村上春樹ファンとか、入試問題で知った大学生とか(若い!)。
私は、田口ランディとの対談で、初めて内田先生のことを知ったのですけどね。

私の周りにも内田先生を知っている人間はいますが、彼のツイッターの発言とか、彼の女性の好みとか(笑)、なかなか突っ込んで盛り上がれることって無いですから。楽しかったです!

美味しいワッフル食べながら、有意義な休日でございました(^^)
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by june_h | 2012-02-29 19:34 | 雑記 | Trackback | Comments(0)

この二人の対談は、未公開トークが多いそうですよ。養老先生の発言がデンジャラスで(^^;
ノーカットで聞いてみたい!っていうか、二人の横で耳をダンボにして聞いてみたいです(笑)。

逆立ち日本論 (新潮選書)

養老 孟司 / 新潮社


内田先生の話し方って「そういえば」「そういえば」って、話がドンドン脱線するんですよね。オバチャンみたいに(^^;
だから、読んでいて、世間話を聞いているようだから面白いと思うのかも。

養老先生は、全共闘にトラウマを持っているのですね。
今度、鴻上尚史と、そのことについて対談しないかしら(^^;

今回特に、印象に残ったのは、次の会話。
内田:現場を棄てて、思想を信用したおかげでみんながハッピーになったという物語はないですね。
養老:宗教者の多くが独身なのは、そういうことじゃないでしょうか。しがらみが一切ないから思想で死ぬことができる。

「現場を棄てて、思想を信用した」最たるものは、ヒトラーだと思います。
現場の人間より思想を優先して、大虐殺が起こること、よくある気がします。
人間の命より、理想を優先する芸術家や哲学者や宗教家が政治家になっちゃいけないと思うのね。

内田先生の対談を読んでいて、いつも思うのは、我が心の老師、河合隼雄先生と内田樹先生の対談を、一度は聞いてみたかったということ。
絶対絶対、面白いと思うの!
私が死んだら、天国の二人に企画書を持って、お願いに行くわ(笑)。
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by june_h | 2012-02-28 12:26 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

『南極料理人』の沖田修一監督作品。楽しみだったのです(^^)
思った通り、コンスタントにウフフフクスクス笑いが続く映画でした!

『南極料理人』でもそうでしたけど、一つ一つのシーンやセリフの「間」がイイですね。
私が映画監督だったら、「間」がコワイから、どんどん詰めちゃいそうで(^^;

大雑把で情に熱い中年男性の木こりと、気が弱くて神経症の若い映画監督。二人の不器用なコミュニケーション。
中年男性で、最近の若いモンは!って言う人いるけど、コミュニケーションの取りにくさから言うと、中年男性も若い男の子も、そんなに変わんないんじゃね?とか思ったりして(^^;

この監督の映画って、不思議と一つ一つのシーンが、いとおしく思えます。
車中で映画の粗筋を話すシーン、二人でデザートを分け合うシーン、お風呂で稽古するシーン、一緒にゾンビ映画を撮るシーン・・・・・。

人と人とのつながりって、一緒に過ごすことから生まれてくるということが、本当に良く実感できます。

そして、一人一人のキャラクターに、興味が湧いて来ます。
この人は、どうしてこんな性格になっちゃったんだろうとか。この人だったら、きっとこうするだろうとか。
いろいろ想像しちゃうのよね!

そして何より、ラストシーンが素晴らしい!

海岸の真ん中に、木こりに作ってもらった「監督」の椅子。
これもまた、いろんなことを想像するんですよね!
監督と木こりにできた「つながり」が想像できます。


P.S.
私が観る小栗旬の作品は、『キサラギ』のオタク男とか、『荒川アンダーザブリッジ』のカッパの村長とか、二枚目でない役ばかりなのでした(^^;
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by june_h | 2012-02-26 20:33 | 映画 感想 | Trackback(1) | Comments(0)

北条司原作の『シティーハンター』を韓国でドラマ化するということで、見てみたんだけど・・・・・。

シティーハンター in Seoul DVD-BOX1

エスピーオー


・・・・・原作のカケラも残ってないぢゃないか(^^;

違い過ぎていて、比較する気にもならん。
別に『シティーハンター』ってタイトルじゃなくてもイイじゃん。
原作ファンが見たら失望するだろうし(^^;
「復讐」がテーマになっているので、なんか『魔王』みたいなストーリーになっているし(^^;;;

でも、別モノとして楽しむなら悪くはない。
感情剥き出しのイケメンを見るのも悪くはない(笑)。

主役のイ・ミンホは187cmあって、「秘密裡」に動いていても、あんなに背が高くてカッコ良かったら、注目浴びちゃって、全然「秘密」にならなくなってしまいそう(^^;
そして、検事役のイ・ジュニョクが、小泉孝太郎に似ているのが気になる(^^;;;
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by june_h | 2012-02-25 12:34 | テレビ ドラマ ドキュメンタリー | Trackback | Comments(0)

久しぶりのクラシックコンサート。
友達に誘われて足を運びました!

前半は、皆さんお馴染みのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲!
映画『オーケストラ!』のクライマックスでも使われた曲です。

ヴァイオリンソロは、千住真理子とストラディヴァリウス!
やっぱり、ナマで音色を聴くと・・・・・スゴいですね。

とにかく倍音の厚みが違う!
1台のヴァイオリンのはずなのに、いろんな音が聞こえてくるの。

そして、高音の伸びが全然違う!
高音になるほど、普通は「ピーッ」と薄っぺらくなるのに、豊かさを失わないなんて、どういうこと!?
涙腺を刺激される音でした。

極めつけは、千住真理子さんの腕の形(^^;
ヴァイオリンを弾くために、長年かけて造られた腕。無駄なモノが一切ついてない・・・・・。
シルヴィ・ギエムの脚を想像してしまいました。

後半は、こちらも有名なドヴォルザーク交響曲第9番『新世界より』。
第2楽章では思わず
「とーおきー、やーまにぃ、ひーはおーちてぇー」
と口ずさみそうになります(^^;
第4楽章は、カッコいいんだけど、コントとかCMで使い倒されているから、なんだか笑っちゃう(^^;

席は舞台の下手真横。
チェロと指揮者が良く見える席でした!
千住真理子さんは、ヴァイオリンの弓しか見えなかったけど(^^;
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by june_h | 2012-02-23 12:23 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)

ル・シネマが指定席になってから、初めて足を運びました(^^)

手拍子とステップは、心臓の鼓動。
歌声は、愛の言葉。
フラメンコって、求愛ダンスなんだなぁと、つくづく思います。
だって、ウチの文鳥も、「カッカカカッ」と、カスタネットのようにくちばしを鳴らして、ピョンピョン跳ねながら求愛ダンスを踊るんですもの(^^;

フラメンコの歌声を聞いていて、イスラム教の祈りの声に似ているかも、って、ふと思いました。
確か、スペインもイスラム圏だったことがあるはず。その時「混ざった」んじゃないかな・・・・・と思って調べたら、やっぱり、北アフリカのムーア人(イスラム教徒)が起源らしいですね。

映画自体は、フラメンコのドキュメンタリーだと思ったら、ミュージッククリップ集のような映画でした。
女性ダンサーが、黒いパンツスーツにハイヒールで踊る姿、なんともセクシーです(*^_^*)
そして、大きな体格のおばあちゃんが、キレキレのステップでクルクル回るのもステキ♪

ただ、曲やダンサー自体には、バリエーションがあったのですが、全体的な演出がずっと同じなので、ちょっとメリハリに欠けていて、途中で少し寝ちゃいました(^^;
全部セット内で録るのではなく、屋外ロケがあってもイイのに。スペインの抜けるような青空と、赤い大地をバックに踊った方が、フラメンコらしいと思うのですけどねー。
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by june_h | 2012-02-21 12:51 | 映画 感想 | Trackback | Comments(0)

北朝鮮拉致被害者 曽我ひとみさんの夫であるジェンキンスさんのエッセイです。

告白

チャールズ・R・ジェンキンス / 角川書店


アメリカ南部の貧しい家庭に生まれたジェンキンスさんは、陸軍に入隊。韓国の基地に赴任します。
しかし、そこからベトナム戦争に行くのがイヤで、訓練中に38度線を越えて北朝鮮領内へ。
ソ連経由でアメリカへ帰してもらえると軽く考えていたのですが、そこから40年以上続く、北朝鮮での生活が続いたのです。

ジェンキンスさんに対する北朝鮮側の扱いは、コロコロ変わりました。
特別扱いは、されていましたが、特権階級ではなかったので、生活は非常に過酷なものだったのです。

インフラや配給品は少ない上に劣悪。畑で作物も作っていましたが、監視員や兵隊に盗まれることもしばしば。
同じ米兵の脱走者仲間の裏切りで密告され、暴行を受けたこともありました。

15年経って、自暴自棄になっていた頃、40歳のジェンキンスの住居に、21歳の曽我ひとみさんが連れて来られました。
ジェンキンスさんは、曽我さんに一目惚れだったそう!
曽我さんが安眠できるように、自分が「蚊取り線香」代わりになるエピソードが微笑ましかったです(*^_^*)
やがて二人は結婚。
長男は流産されたそうですが、二人の娘さんに恵まれました。

二人の生活が急変したのは2002年。
金正日と小泉純一郎総理大臣の日朝首脳会談で、曽我ひとみさんが日本人拉致被害者の一人であると公にされたのです。
曽我ひとみさんの帰国後、続いて、ジェンキンスさんと二人の娘さんたちも日本へ入国しました。

ジェンキンスさんは、家族揃って日本で暮らしていますが、拉致問題は、まだ解決されていません。
ジェンキンスさんは、北朝鮮当局に反抗的で、北朝鮮中枢の情報から離れていたので、帰国がまだ容易だったのかもしれません。
きっと、まだまだ明らかにされていないことが、たくさんあるのでしょうね。
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by june_h | 2012-02-20 21:02 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

笑えないです。
面白くなかったわけではありません。
今の私には、笑えなかったのです(笑)。
見ていて手足が冷たくなりました(^^;

交通事故で、一人の男児が重症を負った。
搬送された病院の外科医の部屋へ、男児の父親がやって来る。

息子さんは、手術しなければ助からないので、同意書にサインして欲しい、と外科医。
信条的な問題があり、輸血しないで手術すると約束するまでサインしない、と父親。
理詰めで父親を説得しようとする外科医。
輸血すれば村八分に遭うので絶対できないと拒む父親。
二人が議論している間にも、男児の容体は、どんどん悪くなっていく・・・・・。

これは、輸血を拒否する信条の人達を、笑ったり貶したりする芝居ではありません。

二人の議論はエスカレートし、いつしか父親が
「医者のクセに息子を見殺しにするなんて殺人だ。輸血は見逃してやるからサインなしで手術しろ!手術したら、妻と一緒におまえを訴えてやる!」
と迫るまでに。

なんてムチャクチャな父親・・・・・だと思いますが、優先順位を考えないで、自分のエゴばかり通す「自分の取るべきリスクを他人に負わせようとする人」って、今の日本に結構いるような気がします・・・・・原発問題とか(^^;

この父親は、自分が取った行動の代償・・・・・「リスクを取らなかったことによるリスク」に、最後に気付くわけですが、今の日本で、それに気付いている人はあまりいないかもね(^^;

・・・・・なんか、三谷さんの芝居じゃなくて、野田秀樹の芝居みたいな感想になっちゃったわ(^^;

P.S.
ロビーでパンを食べている時、なんか聞き覚えのある声がすると思ったら、隣の隣に、林○理子さんがいらっしゃいました。
以前も、PARCO劇場で美輪明宏の芝居を観た時に、お見かけしたような・・・・・。
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by june_h | 2012-02-18 20:17 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(0)

2011年3月、21年間勤めた神戸女学院大学を退官された内田樹先生。
退官直前に行われた6本の講演会が収録された本です。

最終講義-生き延びるための六講 (生きる技術!叢書)

内田 樹 / 技術評論社


この中では、特に
京都大学大学院文学研究科講演「日本の人文科学に明日はあるか(あるといいけど)」
が印象的でした。

教育に金勘定や「費用対効果」の概念を持ち込んではいけない。教育のアウトプットは、数字では計れない、と日頃からおっしゃる内田先生。

人の能力を伸ばすものは、罰則や褒美、社会的名誉や地位ではない。
では何か?
それを説明するために、先生は、福沢諭吉の『福翁自伝』から、彼が緒方洪庵の適塾で学んでいた時のことを書いた文章を引用しています。

しからば何のために苦学するかといえば、一寸と説明はない。前途自分の身体は如何なるであろうかと考えたこともなければ名を求める気もない。名を求めるどころか、蘭学書生といえば世間に悪く言われるばかりで、既に已に焼けに成っている。ただ昼夜苦しんで六かしい原書を読んで面白がっているようなもので、実に訳のわからぬ身の有様とは申しながら、一方を進めて当時の書生の心の底を叩いてみれば、おのずから楽しみがある。これを一言すれば…西洋日進の書を読むことは日本国中の人にできないことだ、自分たちの仲間に限って斯様なことができる。貧乏をしても、難渋をしても、粗衣粗食、一見看る影もない貧書生でありながら、智力思想の高尚なることは王侯貴人も眼下に見下すという気位で、ただ六かしければ面白い、苦中有楽、苦即楽という境遇であったと思われる。たとえば、この薬は何に利くか知らぬけれども、自分たちより外にこんな薬を能く呑むものはなかろうという見識で、病の在るところも問わずに、ただ苦しければもっと呑んでやるというくらいの血気であ
ったに違いはない。

(中略)

兎に角に当時緒方の書生は、十中の七、八、目的なしに苦学した者であるが、その目的のなかったのが却って仕合で、江戸の書生よりも能く勉強が出来たのであろう。ソレカラ考えてみると、今日の書生にしても余り学問を勉強すると同時に始終我身の行く先ばかり考えているようでは、修業は出来なかろうと思う。さればといって、ただ迂闊に本ばかり見ているのは最も宜しくない。宜しくないとはいいながら、また始終今もいう通り自分の身の行く末のみ考えて、如何したらば立身が出来るだろうか、如何したらば金が手に這入るだろうか、立派な家に住むことが出来るだろうか、如何すれば旨い物を食い好い着物を着られるだろうか、というようなことばかり心を引かれて、齷齪勉強するということでは、決して真の勉強は出来ないだろうと思う。


私、泣きました。
福沢諭吉は、寝食忘れて打ち込める何より大切な物を見つけた、この上なく幸せな人なんだと。


ちなみに、
大谷大学開学記念式典記念講演「ミッションスクールのミッション」
については、youtubeにアップされているので、無料で聞くことができます。

こちらも面白いです(^^)
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by june_h | 2012-02-17 12:50 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

南極の皇帝ペンギンのドキュメンタリー映画。
今すぐ地球に氷河期が来ても、ペンギン達には関係ないのかな!?
【映画】皇帝ペンギン【映画】皇帝ペンギン
海で生活していた皇帝ペンギンは、繁殖期になると、天敵のいない内陸を目指して、一斉に長い長い行進を始めます。
黒と白のペンギンが、延々と列を成す様子は、まるで、修道士や修道女の巡礼のようです。

ようやく内陸にたどり着いた後、交尾して子育てを始めるわけですが、交尾シーン、別に、隠さなくてもイイじゃないですか(^^;
頭だけ映すと、かえってヤラしいですよ(笑)。

天敵はいなくても、リスクはいっぱい!
ブリザードで親鳥が死んだり、卵が凍ったり、猛禽類にヒナが食べられたり・・・・・夫婦交代で子育てするのですが、どちらかが餌を取りに行って戻らないこともあります。

こんなに過酷な環境で、なんてリスクの高い生活をしているんだろう・・・・・と一瞬思いましたが、ペンギン達の論理で一番「生きやすい」生活をしているんでしょうね。
ペンギンから見たら、人間達の方こそ、なんてリスクの高い生活をしているんだろう・・・・・と思うんじゃないかな(^^;

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by june_h | 2012-02-15 12:50 | 映画 感想 | Trackback | Comments(2)