ピアノの調律師フランツと、妻のエリザベスの家に、世界的ピアニストのホロヴィッツとその妻ワンダがやって来る。
ワガママ放題のホロヴィッツと、気位の高いワンダの傍若無人な振舞いに、フランツ夫妻は、ブチ切れ寸前(^^;
まあ、このやりとりが面白いんだけどね!

でも、これで終わらないのが三谷演劇。

あるセリフをきっかけに、ストーリーは、急展開。
2組の夫婦が抱えている静かな悲しみ、戦争が落とす暗い影が、あぶり出されていきます。

そして、1台のピアノが、そんな2組の夫婦を優しく包みこむかのように結びつけるのです。
三谷さんは、やっぱり素晴らしい!

一つのセリフで急展開するくだりは、「国民の映画」を思い出します。
私には「国民の映画」のショッキングさと壮大さに比べて「ホロヴィッツとの対話」の方が弱いと感じてしまったのですが、これはこれで、見終わった後の余韻がイイです!

渡辺謙さん、やっぱり身体も存在感もデカい人でした。

段田安則が、おじいちゃん過ぎてビックリしたけど(笑)、ワガママで子供っぽくて憎めないキャラでした。
でも、こんな人が客だったら、私は絶対イヤ(^^;

和久井映見、舞台だからか、声がワントーン高かったです。

高泉淳子さん、ワンダの雰囲気は、こういう大女優さんでないとね!
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by june_h | 2013-02-23 12:45 | 観劇 観戦 コンサート レポート | Trackback | Comments(2)