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観劇自粛中ですが、秀山祭だけは行かねばと、なんとか幕見で見ることにしました。
新しい歌舞伎座になってから、幕見席は初めてです。
以前は急な階段で4階まで上がりましたが、エレベーターになってました♪

■紀有常:中村吉右衛門
■絹売豆四郎・在原業平:市川染五郎
■娘信夫・井筒姫:尾上菊之助
■母 小由:中村東蔵


平安時代が舞台なのに、茶店があったり、裃姿の武士が出て来たり、あり得なくね?・・・・だなんて、歌舞伎なのでそんなことには突っ込みません(^^;

今回は、何かの団体の貸切公演でした。
そのためなのか、吉右衛門さん含め、名題の役者さんが花道から登場しても、全然、客席が湧かないのです。
拍手するのも憚られるほどの静けさでした(^^;

この演目、実に50年ぶりの上演だそうで。
その理由が、なんとなぁくわかるかも(^^;

主君のために実の子を犠牲にするという、歌舞伎では『熊谷陣屋』など、よくある筋です。
こうした演目は、播磨屋のお家芸。
ただ、クライマックスがトゥーマッチかも(笑)。

衝立を挟んで繰り広げられる、親子の別れと惨劇。
なんで、別れを惜しんでいる時に、わざわざ殺さなあかんねん(^^;
盛り上げるたいのはわかるけど、ここまでやると、アザとさが出て、引いてしまいます(笑)。

でも、吉右衛門さんは良かった!
金色の裃姿の堂々とした風格。
最後の見得も美しかった!
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by june_h | 2015-09-27 16:08 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(2)

久しぶりの歌舞伎観劇でリフレッシュ♪

・武智光秀:中村吉右衛門
・武智十次郎:市川染五郎
・初菊:中村米吉
・真柴久吉:中村歌六
・皐月:中村東蔵
・操:中村魁春


不思議な芝居ですね。
地味ぃな背景なのに、登場人物の衣装が派手だったり。
真柴さんが乱入したりして、何もかもが光秀さんちで展開していくという・・・・・。

人形浄瑠璃がベースだからでしょうか?

十次郎と初菊の衣装が、とにかく派手に思えてしまって。
初菊ちゃん、非力だから、兜をズリズリ引きずったりして。
十次郎が出陣を覚悟するシリアスなシーンなのに、なんだかコントみたいに見えてしまいました(^^;

やっと、吉右衛門さんが登場してきたというのに、ウトウトしてしまい(^^;;;
気づいた時には、十次郎が、血の付いた刀を突いてヨロヨロしていたという・・・・・。

全然、ダメダメな観劇でした(笑)。
私が悪いです。
ごめんなさい。

とにかく、衣装が気になってしょうがなかった芝居でした。

光秀の黒。
十次郎の黄。
初菊の赤。
皐月の白。
操の青。

こういう衣装構成、デジャヴだな・・・・・と、思い出したら、『仮名手本忠臣蔵九段目 山科閑居の場』!
その時も、主役?の加古川本蔵が黄色い衣装で、この芝居の十次郎みたいに、瀕死の重症だったわ。
同じ「閑居」だし(笑)。

成立は、忠臣蔵の方が早いようですね。
真似したのでしょうか!?
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by june_h | 2014-09-17 12:13 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

小学生の時から粗筋を知っていました。
テレビでも何度も見ていました。
でも、ナマで観るのは初めて。

今まで、知っている気になっていた勧進帳とは、全然違うものでした。
弁慶が出てきてから、飛び六方で引っ込むまで、ずっと涙が止まりませんでした。
きっと、吉右衛門さんだったからですね。
吉右衛門さん、ありがとう。

・武蔵坊弁慶:中村吉右衛門
・富樫左衛門:尾上菊五郎
・源義経:坂田藤十郎


安宅の関に入る時から、弁慶の孤独な祈りと戦いが始まりました。
義経を守る四天王は、斬り合ってでも関所を通ろうと息巻くのですが、弁慶は、刃向かってはダメだと押し留めます。

富樫と対面している時、弁慶は、ずーっと心の中で祈りながら戦っているんです。
富樫の執拗な「攻撃」に対して、同じように攻撃で返すのではなく、勧進帳を読み、問答に答え、義経を打ちすえるようなことまでして、なんとか受け流しながら、相手の態度が変わるのをひたすら待ち続ける・・・・・。
同じ土俵に乗らないで、一つ上の視点から行動している。
とても高度なことをしているのです。
まるで、綱渡りをしているようなスリル。
いつしか私も弁慶と一緒に
「義経を守らなきゃ!」
って、客席で必死になっていました。

四天王が四隅に座って、弁慶が護摩の儀式のパフォーマンスをした時、イヤホンガイドは
「富樫を呪っているのかもしれません」
なんて言っていたけど、違う!
そんな意識の低いことは、していない。
大切な人を守るために、祈りながら内なる戦いをしているんだってば!
弁慶の純粋な魂を肌で感じたから、富樫は、自分の命を危うくするような決断をしたんだってば!

富樫が見逃してくれたおかげで、一行は無事通過。
普通の芝居なら、ここでメデタシメデタシで終わっているはず。
でも、ここからがきっと、この芝居の真髄。

この後、富樫がわざわざ追っかけてきて、一行に酒を振る舞います。
なんでこんなことするんだろうって、ずっと不思議でした。
でも、ナマで見て、私は勝手に妄想して、なんとなく納得しました。

『勧進帳』は、元々、能の『安宅』をベースにした松羽目物。
能は、歴史上の敗者を供養して浄化する演目が多い(って、内田樹先生が言ってました)。
だとすると、『勧進帳』は、敗者である弁慶と義経を供養する演目であるはず。
弁慶が、自分の生涯と源平合戦を懐かしみながら語って舞うのも、能によくある、敗者の昔語り。

富樫が酒を振る舞うのは、義経と弁慶の「霊」に対して酒を「捧げて」供養しているんだ。
だから、関所では、富樫は椅子に座って一行を見下ろしているけど、ここでは、敬意を示して床に座っています。

弁慶は、この後、延年の舞を舞います。
これって、富樫の思いと酒で供養されたから、
「恨みはしないよ。笑顔で行くよ」
って、やがて自分達を滅ぼす者に感謝しているのですね。

弁慶は、芝居の中で何度か舞いますが、それぞれ意味合いが全く違いますね。
最初の護摩の儀式は現在、昔語りの舞は過去、延年の舞は未来。
弁慶は、過去・現在・未来を行き来するんです。

そして、最後の飛び六方。
義経と弁慶が浄化されるのと同時に、観客も浄化されるんです。
だから、何度でも見たくなるのかもしれません。

・・・・・と、私は勝手に妄想して、涙と鼻水が止まらず。
ずっと顔に当てていたハンカチがグチャグチャになっちゃいました(^^;

何が良いか悪いか。勝ちか負けか。
それは、自分じゃなくて、時代と、他の誰かが決めること。
でも、自分が込めた思いは、誰に理解されなくてもいい。天に対して真摯であればいい。
純粋な思いなら、どんな形であれ時代を超えていくのだから・・・・・。

チケットを取った時は、弁慶が吉右衛門さんなんだなあくらいで、あまり深く考えなかったけど。
この芝居を今、この時期に観ることになったのは、私にとって天啓だと勝手に思っています。

最後に富樫について。
私は、弁慶の思いに打たれて、富樫が一旦、退場する場面が好き。
菊五郎さんの富樫は、涙をこらえるように、くっと顔を上げる場面が印象的。
以前見た海老蔵の富樫は、弁慶の思いを全て受け入れるかのように、フッと下を向いた時の横顔がステキでした。
吉右衛門さんの富樫も、きっと素晴らしいと思います。いつか見たいです。
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by june_h | 2014-03-21 12:47 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(2)

アメリカのクリーブランド美術館が所蔵している日本画の展覧会。
海外所蔵の日本画は、分かりやすい作品が多いので楽しめます(^^)
私の好きな鎌倉時代の仏画も結構ありましたし♪

中村吉右衛門さんがイヤホンガイドだったので、思わず借りてしまいました(^^;

特に気になった作品を。


■二河白道図
阿弥陀様がいらっしゃる極楽浄土に続く、1本の細い道。
道の左側は、怒りと憎しみ渦巻く炎の河。
道の右側は、愛欲と現世の執着湧き出る水の河。
どちらにも落ちないように道を渡り切れば、極楽にたどり着ける。
仏教絵画でよく見られるモチーフです。

一人のお坊さんがチャレンジしているけど、お坊さんさんは落ちる確率が高いと思う(笑)。
だって、いろんな感情を抑圧してそうだもん。
放蕩している人の方が、悔いなく好きに生きているから、あっさり渡ってしまう気がする(^^;
そして、もし出川哲朗がチャレンジしたら、落ちる必要もないのに、わざと飛び込んでギャーギャー騒ぐような気がする(^^;;;


■河鍋暁斎「地獄太夫図」
山賊によって苦界に落とされた遊女。
これも前世の因果だと受け入れ、「地獄太夫」を名乗り、地獄絵図を描いた着物を着ていたという。

とにかく、極彩色の着物がカッコいい!
こういう題材、暁斎の腕が鳴るよねえ♪
一見、凄惨な地獄絵図に見えるけど、お地蔵さんがいたりして、ちゃんと救いがある絵なのです。
そして、何気なく描かれている後ろの屏風の絵がカッコいい!


■渡辺崋山「大空武左衛門像」
江戸後期の肥後(熊本)に実在した力士の等身大の絵。
成人男性の平均身長が150cm後半の江戸時代にこの方、なんと227cmあったそうな(^^;

やっぱり、手足が異常にデカい。
これは、明らかに成長ホルモン異常による末端肥大だ!
さすが、写実性を追求した崋山・・・・・。
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by june_h | 2014-02-16 12:21 | 美術展 展覧会 | Trackback | Comments(0)

『仮名手本忠臣蔵』の大序から七段目までをモチーフにした黙阿弥作の舞踊劇。
なんと60年ぶり!の上演だそうです。

元ネタの忠臣蔵と同じく、大序の口上人形から始まります。
2分くらいで終わりますが(^^;

そして、高師直、塩冶判官、若狭之助が登場して舞った後、この3人が早変わりして奴姿に。
「殿中で、かくかくしかじかなことがあった」
と、噂し合っています。

四段目では、切腹を控えた塩冶判官を案じつつ、生け花で気持ちを鎮める顔世御前と腰元の踊り。
そこへ、力弥役の中村鷹之資くん登場!・・・・・もう、声変わりしてる!?成長早っ(^^;

面白かったのは、五段目。
殺された与市兵衛に、メスの猪の霊が取り憑いて、斧定九郎を口説きにかかるという踊り(^^;

黙阿弥さん、いくらなんでも飛躍し過ぎでは(笑)。
酔っ払っている時か、夜中にヘンな幻覚でも見た時に作ったんじゃない?
クドカン作品並みにイッちゃってますよ!

そして、最後の七段目。
遊女おかると、早野勘平が、人形振りで踊ります。
シメに、吉右衛門さんの由良之助が登場して大団円。
吉右衛門さんの登場シーンは、5分くらいだったか。
もっと見たかったわ(^^;

忠臣蔵のダイジェストでもあり、パロディでもあり、いろいろな要素が入っている印象。
こういう作品を見ると、忠臣蔵の奥深さというか、懐の深さがよくわかりますね。
昔から今まで、忠臣蔵に関する、いろいろな作品が尽きずに出てきますから。
とうとうハリウッド映画にまで…まあ、あれは別モノですが(^^;
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by june_h | 2013-12-30 12:45 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

前回の上演が昭和53年。実に35年ぶり!
面白かった・・・・・。
なんで上演されなかったんだろう!?って不思議に思うくらい。

■百姓弥作:中村吉右衛門
■千崎弥五郎:中村又五郎
■柴田七太夫:嵐橘三郎
■弥作女房おかよ:中村芝雀


この芝居を一言で表すと
「バカ正直で純粋なだけが取り柄の男が招いた悲劇」
ということになるのでしょうが、そんな簡単なものではないと思います。

とにかく、吉右衛門さん、弥作のキャラ似合い過ぎです(^^;
外見も、中身も。
見ていて、キャーカワイイ(。≧∇≦。)って、弥作の純朴さに打ち抜かれてしまいます(笑)。

でもね。
弥作を好きになればなるほど、ラストの切腹シーンが残酷で悲しく見えるんです・・・・・。

弥作は、ウソがつけないので、弟の弥五郎が吉良邸に討ち入りするのだと、代官の七太夫に、うっかり喋ってしまいます。
弟に堅く口止めされていたのにもかかわらず・・・・・。

討ち入りをお上に報告しに行くこうとする七太夫。
弥作は、七太夫を食い止めるために銃殺し、責任を取って切腹するのです。

しかし、弥作は、武士ではないので、切腹の作法がよくわからない。
武士として奉公している弥五郎から、一応、作法を教わっていましたが・・・・・。

白布を敷いて、四隅にシキミを立てるのですが、シキミがないので大根を並べたり。
脇差ではなく、鎌を使ったり・・・・・だから、タイトルが「鎌腹」なのです(^^;

このシーンは、忠臣蔵四段目の塩冶判官切腹シーンをよくご存知の方ほど、滑稽に見えるでしょう。
私、このシーンを見ながら、どんな顔をしていいのかわかりませんでした。

思い出していたのは、映画『風が吹くとき』でした。
核ミサイルによって汚染された地域に住む老夫婦。
放射能を防ぐために、政府に言われた通り、紙袋をかぶって過ごすのですが、そんなもので防げるわけもなく・・・・・。
その老夫婦と同じくらい、滑稽で悲しかった。

こんな純朴な人をこんな目に遭わせるなんて、この脚本家、なんて性格悪いんだろう、なんてドSなんだろうって、芝居を観終わった直後は思いました。

でも、しばらくして、ふと思いました。
純朴な人の危うさや狂気を表しているのかもしれない、と。

もし、弥作が人並みにズルくてウソの付き方を知っていたら、七太夫に秘密を漏らすこともなかったし、切腹することもなかったと思います。
弥作を責めるつもりはないですが、要するに、この世は悪い人が多いので、純粋な人は生きにくいということなのかなぁ・・・・・皮肉なことに。

吉右衛門さんだからこそ、この芝居の肝が、よくわかるのかもしれません。
吉右衛門さん以外に、弥作が似合う役者さんは思いつきませんね。

あと、芝雀さんもステキでした。
芝雀さんは丸顔なので、可愛らしい赤姫の役がよくお似合いですが、年増の役もイイですね(^^)
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by june_h | 2013-12-29 10:11 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

花道がないホールで歌舞伎を観るのは初めてです。
下手にかろうじてある「花道らしき」スペースを利用していました。

■青山播磨:中村吉右衛門
■腰元お菊:中村芝雀


有名な『播州皿屋敷』を岡本綺堂が改変した舞台。
オリジナルより確実にコワいです(^^;

オリジナルでは、お菊ちゃんが、奉公先の大事な皿を割ってしまい、井戸に身投げ。やがて、夜な夜な化けて出て皿を数える・・・・・というストーリー。

この芝居では、お菊と奉公先の青山播磨が恋仲。
お菊が播磨の愛情を試すために、わざと皿を割ったという設定に。
播磨は、お菊が、わざと皿を割ったことに対してではなく、自分の純粋な気持ちを疑われたことに対して逆上。
可愛さ余って憎さ100倍と言わんばかりに、お菊を傷めつけ、ついには手打ちにして、亡骸を井戸に沈めてしまいます。

最初、青山播磨は、お菊の一挙手一投足を微笑ましく見ていたわけです。
しかし、逆上してからは、憎しみを込めた目で監視するように見つめます。
なぜ私を疑ったのだ!?身分違いであろうとも、両親の反対を押し切ってでも結婚するつもりだったのに。妾も取らぬつもりだったのに。吉原にだって通っていなかったのに・・・・・。
興奮して上ずった声を絞り出す吉右衛門さん。

特に、残りの皿を播磨が一枚一枚割っていくシーンが怖かった(^^;
吉右衛門さん、お菊を凝視したまま、刀の柄で皿を割る割る割る割る・・・・・。

これを見ていて思いました。
お菊ちゃん。こんなに潔癖で真面目な人と結婚したって、きっと、幸せになれなかったよ(^^;
どのみち、この先、似たようなことがあれば、播磨はお菊ちゃんを傷めつけただろうから。

本当に怖いのは、幽霊じゃなくて、行き過ぎた純粋さ!?

あと、家来連中が、お菊の手打ちに反対して、播磨を必死に止めるのですが、手打ちにしてしまった後は、「あーあ、やっちゃいましたね」みたいにあっさりしていて、とっとと井戸に亡骸を投げ入れたので、それもそれで怖かったです。

この芝居、歌舞伎ながら野田秀樹の芝居のような怖さがありました。
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by june_h | 2013-08-03 11:20 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

能が原作のいわゆる「松羽目物」です。
河竹黙阿弥作なので、興味を持ちました。

■僧 智籌 実は土蜘の精:尾上菊五郎
■番卒藤内:中村勘九郎
■太刀持音若:中村玉太郎
■石神 実は小姓 四郎吾:藤間大河
■源頼光:中村吉右衛門


私の好きな内田樹先生曰く、「土蜘」は、朝廷に滅ぼされた土着の民だそう。
そうなると、土蜘を退治する源頼光は、坂上田村麻呂のような役回りなのかしらん。

子役達が、とにかく可愛かったですね。
太刀持の玉太郎くん、長袴でチョコチョコ動くので、大丈夫かしら、コケないかしらと、ついつい母親目線に(^^;
小姓の藤間くんもカワイイ♪

土蜘とのバトルが見せ場ですが、後見さんが大変ですね。
放たれた蜘蛛の糸を、いちいち回収しないといけないですから(^^;

ラストは、「黙阿弥らしい!」と思いました。
土蜘は、最後に追い詰められて滅ぼされるわけですが、瀕死ながらも最後の力を振り絞って、見得を切る・・・・・。
同じ黙阿弥作の『三人吉三』も『白浪五人男』も、確か、追い詰められた側がカッコ良くキメて終わります。
「滅びの美学」なんて言ってしまうと月並みになってしまいますが、黙阿弥は、勧善懲悪ではなく、善悪とか、勝ち負けとか、強さ弱さとかがスッパリ分けられるのではなく、複雑なものとして捉えていたのでしょう。

私、松羽目物は、わりと好きです。
でも、能で見たら、眠ってしまいそう(^^;
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by june_h | 2013-07-03 12:07 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)

4月に続いて、5月も!
こけら落とし公演は、この五月第三部が本命です!

■梶原平三景時:中村吉右衛門
■六郎太夫:中村歌六
■大庭三郎景親:尾上菊五郎


以前観た時よりも、吉右衛門さんの表情がよく見えました。
でも、やっぱり話のスジに納得行かない。
納得いかないから、話が頭に全然入ってこない。
久しぶりに小山観翁さんのイヤホンガイドを聞いたけど、よくわからん(^^;

前に観た時みたいに
「梶原さんが最初から刀を買っていれば良かったのに」
って、思っちゃう(笑)。

幕間に母に訊くと
「刀を売りに来た人(六郎太夫)は、別の人(大庭)に買ってもらおうとしていたの!梶原さんは、刀の鑑定を頼まれただけなのに「私が買います」って言うのは、おかしいでしょ」

・・・・・なるほど。そういうことだったのか。

だったら、梶原さん、なんかずっこい!
やっぱり納得行かない!
この話、私に合わないのかな(^^;

今度は、ちゃんと通しで見たいです。
そうしたら、それぞれのキャラの関係性がわかって、もうちょっと納得できると思うの(笑)。
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by june_h | 2013-05-16 12:48 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback(1) | Comments(2)

菊五郎さん大立ち回りの場ですね!

■弁天小僧菊之助:尾上菊五郎
■青砥左衛門藤綱:中村梅玉
■日本駄右衛門:中村吉右衛門


綱に梯子にトンボに、歌舞伎の立ち回りの全てが見られます!
新しい歌舞伎座にも、トンボの練習場があるようですね。

歌舞伎の立ち回りの場合、主役は、踊るように動きます。実際の激しいアクションは、脇の方々の役目です。
菊五郎さんは、主役なので、そんなに激しい動きは、ありませんが、御年70歳。
見ていて、結構ドキドキです(^^;

新しい歌舞伎座の幕開けということで、幹部俳優を出しまくって、三部構成で、というのは、お客さんにとって結構なこと。
しかし、いつも思うことですが、歌舞伎の役者さん達、働き過ぎじゃないでしょうか。
毎月、舞台があって、休みなく月末の数日間、稽古があって、すぐに次の舞台で・・・・・。
過労で命を縮めた役者さんもいたと思うのです(爆)。

チケット代もそうですが、幕見席とか、イヤホンガイドとか、いろいろなものが少しずつ値上げされていて、いちいち気になります(笑)。

真新しくそびえ立つ松竹のビルは、役者さん達の血と汗と涙であがなわれたもののように思い、歌舞伎座はともかく、後ろのビルに対しては、正直あんまり喜べません。

「お祭り」は、1年間続くようですが、皆さん、お身体に気をつけていただきたいと思います。
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by june_h | 2013-04-15 12:52 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)