今の時代、ネットで簡単に情報が取れますが、佐藤さんが大事だと言うのは「体系知」。
でも、ネットの情報は、断片的だったり、どのくらいの質の情報か、判断がつかなかったりします。
あらかじめ、体系的な知識を身につけておけば情報の質が判断できます。
私が欲しいのは、まさにその体系知なんですけど、一朝一夕でできるものじゃないんですよね。
その糸口やヒントを、佐藤さんは教えてくれています。

学校では体系知を教えてくれていたんだと、後になって分かりましたね。
勉強している時は、いろいろ覚えて役に立つんかいな(勉強で覚えることは好きだったけど)って感じだったですけど、今の仕事にもとても役立っていて、受験勉強をマジメにやって、心から良かったと思います。

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by june_h | 2017-10-20 13:22 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

何かの講義だかセミナーだかの書き起こしなので読みやすいです。
冗談言ってお客さんを笑わせたり(^^;
でも、キリスト教の講義のはずなのに、なぜだかマルクスの本の講読をしていたり(^^;
ドイツの神学者カール・バルトの話が面白いです。
妻妾同居させて、愛人のキルシュバウムをコキ使って、自分の仕事をさせていたようで(笑)。
キルシュバウムがいなくなった後は仕事ができなくなっちゃって、本も未完になったらしい(^^;

ここから興味を持って、佐藤さんが勧めていた、キルシュバウムも登場する『才女の運命』も読みました。
ロダンの愛人のカミーユ・クローデルなど、偉人の陰で「犠牲」になった女性達が次々、出てきます。
ショックだったのは、マルクスの3人の娘達が、自殺など、不遇な人生を送っていたこと。
女がいなければ、しょせん男も存在できないんですけどねぇ・・・・・。

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by june_h | 2017-08-01 10:42 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

佐藤さんは、政治的な問題で無実の罪を着せられて拘留されていたことがあったんですね。
罪を認めればすぐに出してやると、取り引きを持ちかけらても断り続けたので、結局、500日以上も拘留されたんだとか。
そういう経験もあってか、佐藤さんは車が通っていなくても、交通法規は絶対守るんだそうです。
国家権力が捕まえようという気になったら、どんな些細な理由でも逮捕しようとするからだそうです(>_<)

佐藤さんは右も左も関係なく本を読んでいて、そこが本当にスゴいと思うんですが、人付き合いも同じ姿勢なんですね!

だから、ロシアの外交官に特別扱いされて、いろんな情報をもらうことができた。
これが本当の教養ですね!

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by june_h | 2017-07-26 21:24 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

読む本って、普通は自分の好みの本に偏りがち。
私は本が好きだけど、考えが相容れない本は、到底読む気になりません(^^;
でも、佐藤さんは、右も左もまんべんなく、自分の思想と反対の本でも、ちゃんと読んでいるような気がします。
それがスゴい!と、そもそも思います。

佐高信は、私が大学生だった時に、講演会を聞きに行ったことがあったような。
そして、その時は確か、海江田○里の悪口をひたすら言っていたような(笑)。

佐藤さんの
「理論化できれば、その思想は残る」
という言葉に勇気付けられました。
日本の左翼運動は、理論化した人がいたから、長く続いていったのだと。
キリスト教や仏教などの宗教も、創始者や教祖が教典を作ったのではなく、弟子達が教典を整備したからですよね。

本文では紹介されていないけど、二人の推薦図書一覧も役に立ちそうです。
早速、読みたい本リストに何冊か加えました(^^)

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by june_h | 2017-05-09 10:34 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

二人が語る聖書は、まるでギリシャ神話のよう。
神様は理不尽で嫉妬深く、人間達も、肉親同士で殺し合ったり、近親相姦もあったり。
佐藤さんは、キリストが十字架にかけられた後の、弟子達の権力争いが面白いと仰っていました。さすが(^^;

聖書を読む

中村 うさぎ,佐藤 優/文藝春秋

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パウロは、元々ユダヤ人で、キリスト教に改宗したんですけど、キリスト教に感化されたというより、ユダヤ人コミュニティにいられなくなるような悪いことをしてしまったからではないかと(^^;
うさぎさんの解釈、面白い。

二人で『ヨハネの黙示録』についても語っています(あんなワケ分からないの、よく語れるなぁ)。
佐藤さんが言うには、「チェルノブイリ」ってニガヨモギを意味する言葉からきた地名だそうで(正確にはちょっと違うヨモギらしいですが)、聖書の黙示録に
「第三の御使がラッパを吹き鳴らすと、ニガヨモギというたいまつのように燃えている大きな星が落ちて、水の3分の1が苦くなり、そのため多くの人が死ぬ」
という文があって、原発事故当時の米ロ首脳会談でゴロバチョフがこの預言に言及したんだそうです。

聖書って、正論とか建前とかしか書いてなさそうでツマラナイというイメージだったのですが、二人の話を聞いていると、面白そうです(^^

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by june_h | 2017-04-11 20:46 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

中村うさぎさんって、本当に面白い人。
名だたる学者に対談相手として指名されてたりするんですよね。
頭の回転が早いから、返しが的確。
ミッションスクール出身だからか、聖書に詳しい。人に言われたからではなく、自分の意志で読んでいて、ちゃんと面白さ?を分かっている。
彼女の話す聖書は面白い!

聖書を語る―宗教は震災後の日本を救えるか

佐藤 優,中村 うさぎ/文藝春秋

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佐藤優は、友達からずっと勧められていたのですが、なかなか手が出なくて。
聖書&うさぎさんという切り口から、やっと入場できました。
この方も面白いんですね!
神学者にして元外交官。
宗教の切り口から世界を見られる人、絶対に必要ですよね。

彼曰く、イスラム教の聖書だと、キリストが復活する時にはイスラム教徒として復活するらしい。
キリスト教徒とイスラム教徒は、聖書を同じくする「啓典の民(←イスラム教側の言い方だけど)」だけど、仲が悪いはずですよね(^^;

うさぎさんの、アダムとイブの解釈が面白かった。
アダムとイブの原罪はセックスではなく「自意識」ではないかと。
だって、もし、そうなら、楽園にいる動物だってヤりまくっているわけだから、動物達だって追い出されなきゃならないでしょう、と。

知恵の実を食べた後、お互いが「違う存在」だって知ってしまった。
そこから全ての苦しみが生まれた。
それが原罪。
スゴく納得!

この二人の会話、面白いので、続編?も読みました。
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by june_h | 2017-03-31 18:33 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)