以前から、堀江さんの本で、ビットコインについては触れられていましたが、この本では情報がまとまっているので、やっとわかったような気がします。

マネーと国家と僕らの未来

堀江貴文 / 廣済堂出版


日本では、自国通貨の円が強いので、あんまりビットコインについてはメジャーではありません。
しかし、通貨が弱い国や、自国の通貨が信用されていない国では、ビットコインでのやり取りが増えています。
国家が管理している通貨ではないので、国によっては規制する動きもあります。

ビットコインのメリットは、海外を含めて送金に便利なこと。
手数料がほとんどかからないそうです。

私も最近、海外の友達から送金されることが多々ありまして、海外送金の不便さを実感しているところです。
手段はPaypalですが、日本は規制がかかっていて、海外→日本の個人間送金はできても、日本→海外はできないんですよね。

日本だけ規制があってできないというのは、23andMe(Googleが支援している遺伝子検査キット)の時もそうでした。
日本国内だけの情報やサービスを利用してれば、それほど不都合を感じませんが、一歩、海外(のサイト)に出ると、入ってきにくい情報や、利用できないサービスがあり、日本の既得権益の強さ(古さ?)を感じます。

茂木さんが
「商売が下手だけど、質の良い作品を作るアーティストは、サポートすべき」
という提案をしていましたが、堀江さんは、そんなものは不要だと言って、議論が最後まで平行線だったのは、興味深かったです。
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by june_h | 2015-08-30 10:42 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

ホリエモンについては、言うまでもないけど、ツイッターの発言を見ている限り、茂木さんもかなりアグレッシブな人。
そんな2人の対談が、東日本大震災以降、ホリエモンの収監前に行われたらしい。

嫌われ者の流儀

堀江 貴文 / 小学館


ホリエモンは「金儲け」が第一の人じゃない。私は、そう思います。
なぜなら、金儲けが目的なら、彼の頭脳を持ってすれば、もっとラクにたくさん儲けられたはず。
政治家に献金して便宜を図ってもらったり。
他の企業と利害関係をガチガチに作ったり。
「エラい」人の前では、スーツを着てオベッカを使ったり(笑)。

そういう「非合理的」なことは、頑ななまでに一切しようとしないのです。
彼は、「経営者」というより、「合理主義のイデオロギスト」のように思います。

彼が、幼少時から一貫してやってきたことは
「日本の常識に対する挑戦」
なんですよね。
学校の集団行動に対する反発から始まって、メディア報道とか、既得権益者に都合の良い法律とか、そういうものに対して、一貫して「おかしい!」と、ハッキリ言い続けてきた人。だから嫌われちゃう。
「そこまで言わなくてイイのに」って、私なんかは思ってしまうけど、言うのがホリエモンのアイデンティティーであり、優しさであり、不器用さでもあり。
もちろん、日本人への警告でもあります。このままだと、日本はダメになるという危機感からの行動で、言い続けることが「メリット」であると考えてのこと。

彼の発言を追って行くと、日本のシステムや法律の「穴」が本当によくわかります。ヘタな参考書を何冊も読むより、クリアでコンパクトに理解できるのです。
茂木さんは、
「堀江さんがアメリカ人だったら、もっとうまく行っていただろうに」
と言いましたが、私は、そうは思いません。
やっぱり、「アメリカの常識」と戦っちゃうんだろうと思います(笑)。
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by june_h | 2012-04-16 12:43 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)