ダンサーの関口満紀枝ちゃんのお誘いで、映画『ねぼけ』の撮影に、エキストラとして参加させていただきました!

場所は、中目黒のオシャレなイタリアンバー。
ここで、主役の売れない落語家が、落語会を開くという設定。
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主演の友部康志さんは、「北区つかこうへい劇団」出身の俳優さん。
『月刊 関口満紀枝』にもゲストで登場して、キレキレのダンスが印象的だった方。
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この日は、季節外れの猛暑。
恰幅の良い友部さんは、少し動いただけで汗だく。
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監督さんが
「顔汗の量がスゴくて、前のシーンとつながらないので、もう1回!」
なんてこともあって大変(^^;

私達エキストラは、落語会の観客役。
ディレクターさんから
「売れていない落語家なんで、あんまり期待してない感じで拍手してください」
という指示。
一応、頑張って、やる気ない感じで演技しました(^^;

主役の落語家の師匠役は、入船亭扇遊師匠。
本物の現役の落語家さん。
私も寄席などで、何度か師匠の落語を聞いたことがあります。
この日も、上野 鈴本演芸場の高座を務められてから、いらっしゃったそうです。

待ち時間中、師匠が「お待たせするのも落ち着かないので」ということで、「高座」に上がって、マクラを披露なさいました!
スッゴく特した気分♪
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師匠も、友部さんも、スタッフさんも、現場を盛り上げようと、なごやかな雰囲気を作ってくださいました(^^)

今回のロケで撮影したのは、わずか数シーンだと思いますが、一つのシーンを撮るのに、カメラで画を決めて、スタンドインでテストして、本番に入って、別アングルで撮って、音だけ撮って・・・・・と、かなり時間と手間がかかります。

映画はともかく、時間が勝負の連ドラの撮影は、どうやってこなしているんでしょう(>_<)
俳優さんはともかく、スタッフさんは寝れないでしょうね(^^;

この日は、兄弟子役の吉田智則さんのクランクアップ。
花束と一緒に記念撮影!
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芸能の仕事は、
「あの人と、もう一度、仕事したい!」
って、思ってくれるかどうかが重要ですから、こういう気遣いは大事ですよね。

映画の出来上がりが楽しみです♪
私も、頭の端っこくらいは映っているかも。
そして、エンディングロールで、超ちっちゃく名前が載るかも(^^;


<映画「ねぼけ」について>
https://motion-gallery.net/projects/nebokeより転載。


■あらすじ
才能はあるが売れない落語家/三語郎(さんごろう)と、彼を献身的に支える恋人/真海(まなみ)の、愛と葛藤を描いた群像劇。同じ屋根の下に暮らすこの2人を主人公に、それぞれの業が絡み合いながら、物語は進行する。

三語郎は、いつも酒を呑んでいる。落語に、真海に、自分の人生に向き合えず、酒に逃げては金を磨り減らし、親友の草亮(そうすけ)に金を無心する日々。
一方、真海はそんな正面を切れない三語郎に、言葉では説明できない想いを感じていて、決して見捨てることなく、自らが働きに出ながら彼を懸命に支える。
そして、2人はまだ籍を入れていない。真海は内心籍を入れたいと願っているが、三語郎はそれを痛いほど分かりながら避けている。

真海には、秘密がある。
彼女の故郷は、神話の国/宮崎の海沿いのとある漁村。その故郷には、一風変わった信仰が今も続いている。
亡くなった死者の魂が海を漂い、お盆の時期に流木に宿って海辺に戻ってくるという。村の人々は、魂の宿った流木を拾い、大切に奉り、亡き家族を想うのである。
真海は自分の部屋に、一片の流木を置いている。それが誰の魂が宿った流木なのかは、未だ三語郎には話していない。真海は、三語郎とのことで辛いことがあると、この流木にひっそり祈りを捧げる。

三語郎は人が善い。人が善いから騙される。
ただ、その人の善さは、幼い頃両親に見捨てられた三語郎が身に付けた哀しい処世術でもある。落語は、そういう三語郎だからこそ、一番才能を発揮できる居場所なのだ。充分過ぎるほど辛いことを知っている落語家は、辛い思いをしている人間のリアルを描ける。
三語郎の師匠である点雲(つくも)は、この三語郎の本質を見抜いていて、何とか一人前の落語家に育てようと苦心するが、点雲自身も大酒呑みとあって、酒呑み同士、なかなかうまく噛み合わない。

三語郎が大事にしている根多(ネタ)がある。
落語の神様「古今亭志ん生」が十八番にした"替わり目”という根多である。
志ん生もまた、大酒呑みで妻に苦労をかけた経験を持つ。三語郎は、憧れである志ん生の生き様に惚れ、一人、猛特訓を重ねているが、まだ人前で披露したことはない。

そんなある日、三語郎は弟分の小万亀(こまき)の誘いで、合コンに顔を出す。
そこに来ていた、人懐っこい女性/砂織(さおり)は、三語郎の人の善さに惹かれ、接近する。すぐ調子に乗ってしまう性分の三語郎は、やがてずるずると三角関係に。
しかし、その砂織の彼氏が暴力に物を言わせる不穏な男で、砂織と関係を持ってしまった男から、力づくで金を巻き上げている。美人局の脅迫である。

三語郎がこの男と関わったことで、物語はねじれ始める。

ただでさえ金の無い、しかも気の小さい三語郎は心乱れて、真海に対して取り返しのつかない、決定的な言葉を吐いてしまう。
真海は怒りを通り越して、悲しみのあまり家出をしてしまう。

三語郎は真海が居なくなって初めて、真海の大切さに気付き、自らと向き合うことを決める。
そして、三語郎は真海の故郷に足を運ぶことになるのだが。。。


■監督
監督・脚本・撮影:壱岐紀仁
プロカメラマン。元CMディレクター。国内外問わず数々の写真、映像コンペティションに出品。受賞歴多数。

※受賞歴
(株)アミューズ・アートジャム グランプリ受賞
TAGBOAT NextGeneration グランプリ受賞
Art Line DAEGU グランプリ受賞
TOKYO FRONT LINE 審査員特別賞

※出展歴
バンクーバー国際映画祭出展(短編映像)
釜山国際映画祭(短編映像)
SCOPE NewYork出展
越後妻有アートトリエンナーレ出展
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by june_h | 2014-06-18 12:25 | 映画 感想 | Trackback | Comments(0)

久しぶりに鈴本へ行って来ました!
涼めるし、笑えるし、つまんなかったら眠れるし(笑)。


■紙切:林家二楽
正楽さん以外の紙切は初めて見ました。
正楽さんの場合、出来上がると、黒い紙に乗せて作品を見せくれますが、二楽さんは、OHPで拡大して見せます。ハイテク!?
でも、私の席からだと、二楽さんの陰に隠れて半分見えませんでした(^^;
もうちょっと上だったらイイのにねー。


■落語「初天神」:三遊亭歌奴
天神祭に行った父子。いかにして子供が父親に「買って!」と言わずに買ってもらうか・・・・・。
私、実際の祭で、道路に寝転がって、泣き叫んでおねだりする子供を見たことがあります。
こういう「だだっ子」って、フィクションだと思っていましたが、本当にいたんですね(^^;


■落語「目薬」:古今亭志ん輔
マクラで「困った客」について話していました。大声で無駄話するお年寄りとか、飽きたら走り回る子供とか。
今回、私の隣は、おばあちゃんに連れられた小学生の女の子。やっぱり飽きちゃうみたいで、ガタガタ動くから、私は気が散ってしょうがなかったっす(>_<)


■三味線漫談:三遊亭小円歌
落語家は最近増えてきましたけど、三味線漫談をしている人は、彼女含めて2人しかいないそうです。もしかして狙い目!?(←何が?)
三味線で、落語家の出囃子講座をしてくれました!
最後に、やっこさん踊りも。女性が踊るの初めて見ました。脚を開くたびにドキッ!最後に着物の裾を直す仕草がステキ♪


■落語「男の井戸端会議」:鈴々舎馬風
セクハラスレスレ・・・・・いや、しっかり踏み越えてました(^^;
ゴルフとか、昔の落語家のネタとかが多かったので、私の隣の女の子は、寝ちゃってました。


■落語「祇園会」:入船亭扇遊
京都で言う「前の大火」が室町時代の「応仁の乱」を指すってこと、中島誠之助さんもおっしゃっていましたね。
よく考えたら、太平洋戦争で空襲がなかったわけだから、京都が焼け野原になったっていうと、そこまで遡るんですね!


■漫才:昭和のいる・こいる
なんでだろう。こいる師匠が、だんだん腹話術の人形に見えてきます(笑)。
勝手に暴走する感じがなんだかそんなふうに思えて。
のいる師匠は昭和11年生まれだとか。お元気で長生きしてくださいませ!


■講談「徂徠豆腐(たぶん…)」:宝井琴調
ごめんなさい。寝てしまいました(^^;
つまんなかったからではなく、講談かと期待していたら、落語っぽい感じじゃなかったですか?ちゃんと聞いていなくてすみませんでした。


■落語:林家木久扇
仲トリです。
お得意の彦六師匠の物真似で、隣の女の子は大笑い。
桂歌丸師匠が文化庁の後援でインドに行った時、水にあたってお腹を壊したそうな。
歌丸さんから体液が失われてしまったら、一体どうなってしまうのやら(^^;

(後編に続く)
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by june_h | 2012-08-21 18:18 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)

※年末にアップできず、年が明けてしまいました(^^;

市馬師匠の歌を聴かないと年は越せません!
というわけで、年々客が増えている歌謡ショーでございます。


■加賀の千代:春風亭一之輔
来年、ついに真打に昇進する一之輔さん。良かったですね!
お江戸日本橋亭の二つ目勉強会で、よく「茶の湯」を聞かせていただきましたっけね。
口跡に特徴があるので、覚えています。


■うどん屋:柳亭市馬
後に控える白酒さんを「市馬」と紹介してしまうほど、気がそぞろな市馬さん(笑)。
鍋焼きうどん屋の呼び込みも、後半の歌謡ショーの発声練習としか思えません(^^;


■質屋蔵:柳家三三
三三は、とても早口で、しかも、人物が入れ替わっても、上下の切り替えも大きくない。セリフに間も入れませんし、声色も変えません。それなのに、話がちゃんとわかるのは、どうしてだろうといつも思います。
今日わかったことは、要所の言葉をちゃんと強調していること。まだまだ秘密がありそうです。


■幾代餅:桃月庵白酒
今年(2011年)は、2回しか落語に行っていないのに、2回とも「幾代餅」に当たるなんて、結構な確率だと思います。
私が最も好きな噺ではありますが、今回ばかりは、「こんな大ネタやったら、歌謡大全集の時間がなくなるじゃん!」
と、時計をチラチラ見ながら思ってしまいました(^^;
この噺は、清蔵がいかに真面目で純情か、という部分がキモなんで、はしょると面白くない!


■昭和歌謡大全集
年々客席のペンライトが増えているような気がします(笑)。
そして、隣の人のペンライトで、目がチカチカしました(x_x)

去年の年忘れ市馬落語集は、九段会館で開かれ、談志師匠がゲストでいらしていました。
あれから、九段会館は、震災で壊れ、談志師匠も亡くなってしまいました。
「市馬歌謡ショー専属司会者」の加藤さんが、今回のプログラムに
「行くからな、ことによると生きているかもしれないから」
家元、本年もこの会を楽しみにしてくれていた。
体力もなく、具合も悪く…
そんな中、それでも昨年は九段に出てきてくれた。
私が大事にしている家元からの携帯留守録。これが消せない。
「談志だけど、しゃべれなくなった。歌謡曲のこと頼むな」

というコメントを寄せていらっしゃいました。

フルバンドの演奏に乗せて、今回は、鮮やかなエメラルドグリーンの着物で登場した市馬さん。
さっきの落語で「三波春夫でも着ないような着物」と言っていたのは、この着物だったのね(^^;
なんでも、今年は、三波春夫の没後10年だったそうで。それにちなんで、市馬さんは「一本刀土俵入り」「俵星玄蕃」を披露されました。
先日の名古屋御園座での寄席では、花道から登場して、「俵星玄蕃」を歌ったらしい(笑)。

三波春夫って、スゴい人だったのですね!浪曲と歌謡曲を融合させていたなんて・・・・・。

続いて、ゲストの昔昔亭桃太郎師匠の登場!
立川談志と石原裕次郎を足して2で割ったよう格好(←どんな格好だ(^^;)
歌声を聞いてビックリ!
なんて倍音。マイクのエコーを大きくしたのかと思ったくらい。
昔、キャバレー回りをしていた時は、落語より裕次郎を歌った方がウケが良かったそうな。確かに、あの声だと、落語では逆に鬱陶しいかも(^^;

後半では、タキシードにお召しかえした市馬さん。
淡谷のり子を裏声で歌ったり(^^;
今年も良い歌声を聞かせていただきました。来年もぜひ!
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by june_h | 2012-01-02 16:16 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)

高校の友達三人と、久しぶりに落語を楽しんで参りました(^^)v

さいたま市民会館おおみやと言えば、元は「大宮市民会館」。合唱部の定期演奏会で使っていた「ホームグラウンド」ですし、高校の「通学路」でもあったわけで、勝手知ったる何とやら、のはずだったのですが。

・・・・・道に迷った!?

馴染みだった店が無くなり、「溜まり場」だったボーリング場も無くなり、高層マンションも建設中で、予想以上に周辺環境が変わってしまっていたのです!

おかげで、通りを一本間違えました。
以前は、市役所から会館が見えていたのに、行けども行けども会館が見えてこないし・・・・・。
時の速さって恐ろしい。
でも、会館自体は全然変わっていなくって、ちょっと安心しました(^^)


■「つる」:三遊亭楽大
円楽さんのお弟子さんです。「つる」は前座噺ですが、いろいろ工夫されていて面白かったです。なかなかアタリの前座さんでした。


■「大人は判ってくれない」:三遊亭王楽
普段、子供の面倒を見ない父親が、妻に言われてしぶしぶ、休日に「ディズニーランド」に子供を連れて行くことに。しかし、着いた所は「競馬場」!?

馬券を「パスポート」、パドックを「エレクトリカルパレード」とごまかし、子供は「ディズニーランドだ!」と大喜びするが、実は全部わかっていたのだ。
「父さん、ここがディズニーランドじゃないってことぐらい僕にだってわかるよ。でも、忙しい父さんと一緒に休日遊べて嬉しかった!」
それを聞いて父親は号泣!

私も小さい時、父親によく場外馬券場に連れていかれました。つまらなかったけど、父親と一緒に出かけられるのが嬉しかったんですよね・・・・・いや、帰りに買ってくれるピザがお目当てだったのだ(笑)。


■「猫と金魚」:桂米助
落語をするヨネスケさんを初めて見ました(笑)。
でも、ほとんどマクラでした。もちろん、「隣の晩ごはん」ネタです。
面白かったけど、後でウィキペディアを確認したら、全部載ってるネタでした(^^;


■口上:三遊亭圓楽・桂米助・林家たい平・三遊亭王楽
松の木をバックに、四人が並びます。
落語の口上、初めて見ました。
「歌舞伎の口上は、役者がズラリと並びますが、落語はこれだけでございます」そして始まったのは、暴露話とけなしあい(^^;;;


■「紙屑屋」:林家たい平
たい平さんのオハコですね。
でもね、今回気になったセリフがあります。
紙屑屋でアルバイトしにきた若旦那に、店の主人が仕事を教えるとき
「ミカンの皮は、ちゃんと分けて。唐辛子屋に高く売れるから」
・・・・・なんで唐辛子屋に売れるの?と思って、家に帰って調べたら、七味唐辛子にミカンの皮を入れるんだそうですね。
「陳皮」といって、薬効があるんだそうです。

花火ネタでは、打ち所が悪かったんじゃないでしょうか・・・・・膝が痛そうでした。


■「藪入り」:三遊亭圓楽
奉公に出た子供が、久し振りに宿下がりで帰ってくる。父親は、嬉しくて眠れず「寿司を食べさせてやろう」「天ぷらも出そう」と、母親を起こしてソワソワ。
やっと帰ってきた息子に、両親は大喜び!しかし、息子の財布にあった大金を見つけ「盗んできたのでは?」と、両親は疑いを持つが・・・・・。

父親の愛情深さに涙が出ました。でも、父親は、息子の前では照れてオスマシしているのよね。本当に良くわかります。良いお話でした。
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by june_h | 2010-06-09 20:17 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)

やっぱり、市馬さんの落語を聞かないと、いや、歌を聴かないと年が越せない!というわけで、私にとっては2年ぶりの年忘れ市馬落語集です。
今回は、落語家生活三十周年記念ということで、なかなか豪華な、市場さんの道楽の限りを尽くした会でございました(^^)


■「悋気の独楽」:柳亭市楽
あれ?市馬さんのお弟子さん??あ、そっか。市朗さんが二つ目に昇進して、改名したのね~知らなかった。市朗さんあらため市楽さん、久し振りでした♪
<あらすじ>
「悋気の独楽(ウィキペディア)」


■「味噌蔵」:柳亭市馬
後半の歌謡ショーが気になってソワソワしている市馬師匠(笑)。いえいえ、噺はきっちりしっかり面白かったですよ!
店の主人の居ぬ間に飲めや歌えやのドンチャン騒ぎ!磯節を朗々と歌う師匠はさすが!と思います。

師匠がソデに引っ込んだ後、メクリの人が出てきたとたん、客席がザワザワ・・・・・三三ぁ!?サプライズでビッグな高座返しですねぇ!


■「天狗裁き」:柳家花緑
「ずいぶん噺の上手い高座返しが出てきたもんですねぇ」と花緑。
花緑は、市馬さんの師匠の小さんの孫で、なおかつ、市馬さんの弟弟子でもあります。花緑が小さいとき、市馬さんと一緒にお風呂に入っていたんだそうです。

「天狗裁き」は、八五郎が見た夢の話を、奥さんや長屋のお隣さんや大家さん、果ては、大岡越前や天狗までもが聞きたがる噺。
そんな本題に因んで、マクラは、花緑さんが見た夢の話。
米朝師匠がミッキーマウスの着ぐるみを着て「チューって言うたらええんやろ?」と戸惑っている・・・・・という夢だったそうですが、この夢を見た花緑の深層心理はいかに!?
<あらすじ>
「天狗裁き(ウィキペディア)」


■挨拶:柳家三三
再び三三登場!この方は、市馬さんの兄弟子、小三治師匠の弟子にあたります。簡単な挨拶だけで引っ込んでしまいました。
せっかく高座に上がったんだから、一席やっていけばいいのに。


■「小猿七之助」:立川談春
談春さんの落語、やっと聞けました。この方のチケットはなかなか取れないんですよね~。
「談春ワールド」に一気に引き込むような、独特の口跡。
本題は、殺人現場を芸者のお滝に目撃された船頭の七之助の噺。お滝の息の根を止めようとするが、実は、お滝は、七之助に惚れていて・・・・・そうそう。好きでもない男性とサシで舟に乗ったりしないものですからねぇ。
芸者が七之助を口説きにかかったところで終わり。あれ?結末は??時間の都合でカットされたのかな?・・・・・と思ったけど、そういう噺なの!?
<あらすじ>
「小猿七之助(吟醸の館)」


■大喜利 昭和歌謡大全集:柳亭市馬
年々豪華になっていきます、市馬師匠のワンマン歌謡ショー!
今年は、フルバンドを従えて、黒いタキシードで登場。客席にもちらほらペンライトが(笑)。
昭和十年代、二十年代の歌謡曲がお得意の師匠(※)ですが、今回は「わりと新しめの」三十年代、四十年代の歌謡曲も登場。春日八郎や三橋美智也はもちろんのこと、橋幸夫や佐々木新一も。ワンコーラスごとに拍手が起こります。

※注:市馬師匠は、昭和36年生まれです。

もちろん、「市馬歌謡ショー専属司会者」加藤さんも登場!前口上の素晴らしさは健在ですが、今回は歌に合わせて、日本舞踊も披露なさいました・・・・・ほんとに加藤さんって何者(?_?)
なんでも、今では市馬師匠の仕事の4分の1が、歌に絡んだ仕事だそうです(^^;

途中「お色直し」で、ミラーボールのようなラメラメのシルバージャケットに大きな赤い蝶ネクタイで再び師匠が登場!弟子の市也くんと市江くんがチャイナドレス(脚が汚い(笑))で花束を持って舞台に駆けつけ「上海の花売り娘」が始まります。お客さんからのリクエストに応えて、加藤さんがメロディを歌いつつ、「お富さん」「俵星玄蕃(1コーラスだけ)」も。もっとずっと聞いていたいのに~と、名残を惜しむお客さん達に、三三、花緑、談春、その他オールスタッフが舞台に登場して大団円!

本当に楽しい落語会?ショー?でございました。
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by june_h | 2009-12-28 12:54 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(4)

今年もやって参りました 圓朝まつり!

去年は、夕方くらいに回ったので、出店がほとんど閉まっていましたが、今年は昼前に着いたので、大変な人だかり。
かき氷や酒のツマミを購入する列はもちろん、落語家さんにサインをもらう列とか、そこかしこでいろんな行列ができていて、ちっとも前に進めない(^^;

特に、大人気だったのは、本部で売っている1本2,000円の「福扇(ふくおうぎ)」。買うともれなく、空くじナシの福引きができて、最高のダイヤモンド賞だと、寄席5件分の入場料が当たります!落語好きには、かなりオトクなくじなので、本堂近くから墓所の中まで、グルグル長ぁい列ができていました。私も並ぼうと思ったら、すでに締め切り。残念!

続いて私は寄席文字の店へ。
ここで注文すると、自分の好きな文字を入れた駒札を作ってくれます!
去年も作ってもらったので、今年バージョンを新たに注文しました。完成は3週間後。楽しみo(^-^)o
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人混みの中、私を呼び止める男性が・・・・・おおっ!大学時代の友達!彼とは、一昨年の大銀座落語祭でも会ったな。お互い元気そうで何より。彼は福扇の福引きで、寄席1件のチケットが当たったらしい。羨ましい!

その後、黒門亭落語クイズ王のテントへ。
ここのペーパーテストで70点以上取ると、決勝大会に進出できます。やってみると、かぁなり難しい!・・・・・落語協会の健康診断なんて知らないってば!でもなんとワタクシ、まぐれで75点ゲット!決勝大会に参加できる団扇をもらいました。時間の都合で、参加できなかったんですけどね(^^;;;

それにしても暑かった!
雨が降らなくて良かったとは思いましたが、途中カンカン照り。気づくとワタクシの肌にクッキリタンクトップの跡が(笑)。ヤケてしまった(^^;;;;;


<関連リンク>
圓朝まつり
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by june_h | 2009-08-10 08:14 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)

毎年恒例の圓朝祭。
去年は有楽町だったので、のんびり有楽町で買い物していたら、今回は池袋!
待ち合わせ場所を間違えました(^^;
いやー、もう少しで遅れるとこでした(^^;;;


■「自家用車」:桂枝太郎
歌丸さんのお弟子さん。前の名前は「花丸」と言ったそうですが、枝太郎を襲名したそうです。
本題は、先代の枝太郎の創作落語。
彼女に見栄を張って車を購入したが、エンジンのお金が足りず、友達に人力で動かしてもらうことに。
彼女とのデートをうらめしそうに眺めながら、一生懸命、車を動かして、ついに力尽きた友達。
動かなくなった車に驚いて彼女が
「エンジン焼いちゃったの?」
「いや、妬いたんだよ」

車が無いと女にモテないなんて、一昔前の発想だけど、サゲがちょっと面白かったっす。


■「壺算」:柳家三三
三三のマクラを初めて聞きました。私が聞くときはいつも、いきなり本題に入るので。
それにしても、早口ですねぇ。でも、滑舌がハッキリしていて、ちゃんと頭に入ってくる。
○川流の噺家さん達も同じくらい早口なんですが、何言ってるかわかんないし、聞いててすごく疲れるんですよね。何が違うんだろ・・・・・呼吸かな。
でも、そんな三三の早口が、突然フッと途切れた・・・・・セリフ忘れたの?と思ったら、
「どうしたんだい?黙っちゃって」
「いや、いま電話が鳴ったんだよ。電源の切り方教えてやんなきゃなぁ」
本題の中で上手に客の携帯を注意したんですね。
今回は本当によく、客席で電話が鳴ってたなぁ(-_-#


■「遊山舟」:笑福亭鶴光
マクラで出てきた高杉晋作の都々逸のインパクトが強すぎて、本題をほとんど聞いていませんでした(^^;
「三千世界の鴉を殺し ぬしと朝寝がしてみたい」

・・・・・要するに、夜明けなんて来ないで欲しいっていう、想いの深さはわかるんだけどさ。都々逸って、もうちょっと洒脱で、その場で楽しむモノじゃない?
マジメ過ぎてコワいよ。こんなのドドイツじゃないよ~(>_<)

あと、マクラで出てきた謎掛けも面白くて。
「麻生太郎と掛けて釧路と解く。その心は・・・・・シツゲンがどこまでも広がっています」

・・・・・だから、本題は聞いてなかったんだってば(笑)。


■「心眼」:橘家円蔵
泣きました。本当に圓朝作の落語は素晴らしい。

盲目の男が、薬師様に願をかけたところ、目が見えるようになった!
しかし、奥さんがとんでもない醜女で、自分は美男だということがわかり、早速浮気をしてしまう。
浮気現場に乗り込んできた奥さんに首を絞められ、意識が朦朧。気付くとそこは自宅の寝床だった。
すべては男の夢だったのだ。
一部始終を奥さんに話すと、奥さんは優しく
「正夢かもしれないから、目が見えるように願を掛けてきたら?」と勧める。
男はとんでもない、と首を振って
「メクラはなぁ、寝ているときが一番、よく見えるんだよ」

この男は、自分の潜在的な欲望を夢で覗いちゃったんですね。でも、それで「足るを知る」ことになったんです・・・・・身につまされる噺だったので、なんだか自分が情けなくなって余計に涙が出ました。


■「干物箱」:林家たい平
マクラでいつもの「飛ぶ鳥を落とす勢いの雨」の話をしたところ、一人のお客さんがヘンなタイミングで笑ってしまい、あとはグダグダ腰砕けの展開に。
・・・・・2年前から同じネタをやっている罰だ(笑)。


■「江島屋怪談」:桂歌丸
怖かった。終わってからしばらく「後味悪いよ~」と思っていましたから。先端恐怖症の友達も、隣の席で身悶え。
粗悪な婚礼衣装を売った呉服屋「江島屋」の主人が、客に呪われる噺なんですが、「呪い」って形で現れなくても、客に不誠実な商売をやっている店は、長くは続かないということですね。


今日の会場は、元、豊島公会堂。すごく古くて、すごく座りにくい席で、終わったあと、友達と二人で「腰が痛い」「お尻が痛い」と文句言いまくり。
そんなわけで、帰りは友達とオイスターバーでクダを巻いてきました(^^;
8月の全生庵の圓朝まつりも、浴衣を着て出かけようと思いますo(^-^)o
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by june_h | 2009-07-21 20:35 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)

仕事が抜けられず、途中参加です。6時は早過ぎです(^^;
私が着いた頃は、お客さんがいっぱい!立ち見の席からのぞきこむように見ました(^^;;;


■「紺屋高尾」:五明樓玉の輔
落語の中で一番好きな演目なんですけどね・・・・・私の望むテンションでは、全然やってくれなかったです(T_T)
んもう、フィリピンパブって何よ!みたいな(-_-#
でも、久蔵が花魁に「騙していてすまなかった」と謝るところでは、さすがに涙が出ましたけど・・・・・。

最初、この噺を聞いたときは、花魁がすぐ久蔵に「結婚して!」と言うのが、唐突過ぎてよくわかんなかったんだけど、わからないでもない、と思った今回。
だって、3年も一途に想って、会うために一生懸命働いてお金を貯めてきてくれた人だもん。カネにモノを言わせて「花魁」のステータスを買いにくる男達ばかり相手してたら、こういう愚直な男性は光って見えるよね。
しかも、藍色に染まった手こそ、彼の勤勉実直さの何よりの証。
「この男、イケる(キラーン)」
と、花魁はすかさず思ったに違いない(笑)。

<あらすじ>
紺屋高尾(ウィキペディア)


■「夏の医者」:柳亭市馬
やれやれ、市馬さんを聞き逃さなくて良かったわ(^^;

風邪だろうが下痢だろうがなんだろうが、葛根湯ばかり出す医者を「葛根湯医者」と呼んで、当時揶揄していたというマクラでありました。今ならさしずめ「ステロイド医者」でしょうか・・・・・うーん、野暮ったい。

本題は、田舎の医者の噺。
父親が危篤になったということで、息子が片道六里(24km)を歩いて医者を呼びにいった。
長い道のり、のんびり途中の山の頂で休んでいると、二人ともウワバミに飲まれてしまう。
医者は少しも慌てず、薬箱から下剤を取り出して撒き散らすと、ウワバミはもよおして、二人は無事脱出!村に着いて診察したところ、父親は、ただの食あたりであることが判明。薬を煎じようとしたが、薬箱が無い。ウワバミの胃の中に忘れてしまったのだ・・・・・。

ウワバミは下剤でグッタリ。木の枝に力無くぶら下がっているウワバミを想像して思わず「カワイソウ」と言ってしまった私。のんきな医者のキャラと相まって、ホノボノした雰囲気の楽しい噺でした(^^)

<あらすじ>
夏の医者(ウィキペディア)


■「次の御用日」:橘家蔵之助
この噺、何が面白い?「アッ」って言葉だけ??
奉行所での役人とのやりとり???話のスジがあるような無いような・・・・・。

<あらすじ>
次の御用日(ウィキペディア)


それにしても、この日の夜はひどい雨でした。号泣も紛れるほどに・・・・・。
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by june_h | 2009-06-01 21:11 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)

【映画】小三治

落語家、柳家小三治を追ったドキュメンタリー映画。

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イイ男ですよ。
声も話し方も、落ち着きがあって、独特の空気があります。楽屋でも同じ雰囲気。私の好きな市馬師匠にとっては、兄弟子にあたる方ですね。

上下を切るとき、声のトーンとか、表面的なことはあまり変えないのですが、「目」が全然違いますね。たぶん、キャラの「性根」がよくわかっているからだと思います。

この話しっぷり、聞き覚えがあるぞと思ったら、いつぞやの圓朝祭で「どうかん」をやった方だったのですね!でも、その時は、すぐ後の金馬師匠の「大仏餅」の方が印象に残っていました。きっと、金馬師匠のために前座ネタで流したのでしょう。

それにしても、私はまだまだ勉強が足りないな、と思いました。三三も、喜多八師匠も、三之助も小三治一門だったなんて!

でも、皆あんまり師匠に似てないわね~。あ、でも喜多八師匠は、高座の上がり方がちょっと似てるかしら。師匠は、どっかで出演者の一人として名前が載っていたのに、カメラの前でちょっとカッコつけただけでした(笑)。
しかも私、三三が真打披露公演をやっていたなんて知らなかった・・・・・・彼はもうとっくに真打だったんだとばかり思っていたのに!と思ったら、3年前の話なのね。ずいぶん前からカメラは、師匠を追っかけてたんですね。

スキーもお上手だし、歌も歌っていらっしゃる。
私が好きな市馬師匠とは全然違うタイプの歌ですけど、ちゃんと先生に習っていて、声の出し方を注意されると「いつも弟子達に言ってることと、同じことを言われてしまった」って、シュンとなさって。かわいらしい(笑)。

小三治一門のファンは、必見の映画でしょう。
仲良しの兄弟弟子、入船亭扇橋師匠との入浴シーンなんていう、レアなサービスカットもありますよ(笑)。


<関連リンク>
映画 小三治(公式サイト)
「ドキュメンタリー映画 小三治」(映画詳細、映画館情報)
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by june_h | 2009-05-18 20:34 | 映画 感想 | Trackback | Comments(0)

定時間際に仕事がバタバタして、ちょっと遅れちゃったのです。
早く席に着きたいのに、切符もぎりのお姉さんがグズグズして・・・・・あれ?もしかして、日にちを間違えた?え?私の席が無い!?
なんでも、主催者だかシステムだかのミスで、存在しない座席が売られて、それに私が当たってしまったらしい(^^;
私の座席は元々A席だったのですが、代わりに用意してくれた座席はS席でした♪まあ、ラッキーだったのかな。
友達も一緒だったのですが、もちろん、友達の席も変えてくれていました。


■「紙屑屋」:林家たい平
遅れたけど、本題に入る前だったから良かった♪
まさしく紙屑屋で働く若旦那のワンマンショーならぬ「たい平ショー」。團十郎&福助、麻生太郎のモノマネから秩父の宣伝まで、彼の「持ち芸」がほとんど出ました。
彼くらいのテンポとテンションがいいかな。これ以上、速かったり高かったりするとキツいかな。


■「馬のす」:三遊亭楽太郎
楽太郎さんの釣の趣味が、存分に生かされた噺。釣糸をなめる仕草とか、いつもこうやってるのかしら。
後に控える大ネタ二人の前に、それぞれの得意な前座噺を指定したのは小朝。さすが名プロデューサー。
楽太郎さんの高座は初めてだったので、小ネタでも嬉しかったです。


■怪談牡丹燈籠「お札はがし」:春風亭小朝
やっぱり、歌丸さんと、話の切り取り方とか、焦点の当て方とか、全然違いますね。まるっきり別の噺のようでした。テンポも違うし、終わらせ方も違う。こんなに笑える噺だったっけ?みたいな。
歌丸さんと違って、テンポ良く、それぞれのキャラの違いがハッキリくっきりしていて、若い人にはわかりやすいかも。


■怪談牡丹燈籠「栗橋宿」:桂歌丸
小朝のテンポで慣れてしまっていたので、最初は、ちょっとじれったかった。
でも、話が進んでいくうちに、登場人物達の気持ちや感情の変化のプロセスを、丹念に追っていることがわかりましたよ。夫の秘密を聞き出すために、お峰が久蔵を懐柔するプロセスとか、夫婦喧嘩で、伴蔵がお峰に殺意を抱くまでのプロセスとか。
でも、ずいぶん夫婦喧嘩に時間を割いているなぁ、と思っていたら、伴蔵がお峰を殺すシーンであっさり終わり。いやー、何時間掛かるかと思いました。


帰りは、友達と一緒にイタリアンで食事。彼女はソムリエの資格を持っているので、店長からブラインドテイスティングを申し込まれたりして、おもしろかったです。彼女と店長が、ワイン談義に花を咲かせているのを聞いていると、お酒が飲めない私は、人生の楽しみの半分を知らないような気分になります(^^;;;
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by june_h | 2008-09-16 20:22 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)