「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」@上野の森美術館

お昼を食べ終わった後、上野公園の広場で開かれていた青空絵本市を「懐かしいねぇ」なんて眺めながら、上野の森美術館へ。
「トリノ・エジプト展」とは違って、静かな雰囲気でした。

最初に引っ掛かったのは、主催者の「ごあいさつ」。

この美術展は、中国政府の協力によるもの。
ここに展示されている仏像の中には、本来なら現地の人達の崇拝の対象となっているはずなのに、無理やり「美術品」にされちゃったものがあるんじゃないかと、心配になったりして。

密教美術は、曼陀羅とか独鈷杵とか、アイテムがいろいろあって面白いのよね♪
でも、日本の密教美術と違うのは、装飾が派手で、極彩色で、仏像のポーズがダイナミックなところ。アニメのキャラになりそう(^^;;;
仏教というより、ヒンドゥー教を連想するような雰囲気。実際、地理的にもインドに近いので、インドからヨガの高僧を招くなど、交流があったようです。
中国の明や清出身のお坊さんもいたそうで、チベット民族だけで閉じていたわけでは、なかったんですね。

特に興味深かったのは、チベット医学の書『四部医典』に関する展示品。

インドのアーユルヴェーダに影響を受けていて、人を体質で分けて治療する考え方なんか、モロに同じ。
治療方法とか、毒草とかについて、美術的にも美しく、体系的な絵にまとめられています。医術を志す人は、こうやって絵で覚えたんですね。

見終わった後、東京文化会館内の『フォレスティーユ』でティータイム。
充実かつリラックスできた、良い休日でした(^^)


<関連リンク>
聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝
[PR]
トラックバックURL : https://juneh.exblog.jp/tb/10300701
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by june_h | 2009-10-04 20:48 | 美術展 展覧会 | Trackback | Comments(0)