歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎「壺坂霊験記」@歌舞伎座

これで今の歌舞伎座は見納めかなあ・・・・・ということを言い訳に、物入りのこの時期、お席を奮発致しました(^^;

選んだ二階の上手側の席は、机も背もたれもついていて、芝居に飽きたら自前のファイルを開いて勉強できるという、今の私にはうってつけのお席!・・・・・とはいえ、実際に飽きることはなかったんですけどね(^^;;;
注目の演目ばかりでございましたから。

さて、本題です。

・座頭沢市:坂東三津五郎
・女房お里:中村福助
・観音菩薩:中村玉太郎


とにかく、盲目の沢市と、彼を支えるお里の言動が、いちいち涙を誘うのです。

毎晩外出するお里が、浮気をしているのではと疑って問い詰めたり。
実は、妻が毎晩出かけているのは、沢市の目が開きくようにお参りに行っているのだと分かると、「堪忍してくれ~」と泣いて詫びたり。
そんな彼を支えるお里もけなげ。
沢市に八つ当たりされても、彼の苦しみをちゃんとわかっているから、優しくなだめるのです。二人の仲睦まじい様子に何度も涙しました。

しかし、沢市は、盲目の我が身に絶望して、観音様の近くにある谷川へ身投げ・・・・・自分なんていなければいいと思い詰めてしまう境遇が悲しくて。そしてお里も後追い。これで終わったら、救いが全く無い話ですが、ここはさすが歌舞伎。ちょっとポヤ~ンとした観音様が出てきて、二人とも助かった上に、沢市の両目が開きます!

「お初にお目にかかりますぅ~」と、お里に深々と頭を下げる沢市が微笑ましいです(笑)。

「初めて目にする日の光 これぞまさしく観音様じゃあ」
で、めでたしめでたし。
・・・・・実際は、小さいときに盲目になった場合、大人になって見えるようになっても物体の認知ができないんだけど・・・・・なんていうヤボは、言いっこナシです(^^;

P.S.
芝居中、始終「ウー、ウー」と聞こえるので「誰の携帯バイブが鳴っているだろう(-_-#)」とイライラしていたんですが、竹本の三味線の合いの手でした(^^;
対角線上真っ正面だったから、重低音でよく聞こえてしまいました(笑)。
[PR]
トラックバックURL : https://juneh.exblog.jp/tb/10777529
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from K's Sweet Ki.. at 2010-02-19 23:42
タイトル : 2010年2月 今月の歌舞伎座 夜の部
歌舞伎座難民となるまで、あと73日。 三月四月は、なんと三部制(注:通常歌舞伎座は、昼11時からの部と夕方4時半からの部の二部制)にして、大儲けの、お名残を惜しむ歌舞伎座です。(つまり二回転営業を三回転営業にしているわけですね) 出来れば最後の最後まで、いつもどおりの歌舞伎座であって欲しかった・・・ 永く通った方々は、そう思っているに違いありません。 わさわさして落ち着かない中での観劇は、少々閉口いたします。 お食事休憩と、館内をぶらぶら出来る小休憩を挟んで、ゆっくり観劇出来るのは今月が...... more
Commented by rudolf2006 at 2010-02-17 11:10 x
june_hさま こんにちは
お久しぶりです、ブログはいつも拝見しています〜。
歌舞伎座、本当になくなりますね〜、それまでに行きたいのですが、行けるかな〜。

「壺坂霊験記」たわいもないといってしまえば、歌舞伎の演目は実にたわいもないものが多いですよね〜。でも、この芝居、私は好きですね〜。こういう演目は、老名優がやるのが良いのではと思ったりもします。

三津五郎さん、上手い、良い役者なんですが、踊りも上手いし〜。ちょっとお役に恵まれておられませんよね〜。どうしても、中◎屋に役を取られてしまって、爆〜。
もっと色々な役をやって欲しいですね〜。
ミ(`w´彡)
Commented by june_h at 2010-02-17 20:33
rudolfさま、ありがとうございます。
私も「壺坂霊験記」は年配の俳優さんのほうがいいと思います♪
私も三津五郎さんは、踊りがお上手なので、大好きですよ!『奴道成寺』なんて、踊り分けがスゴかったです。
中村屋さんは、プロデュース力がありますからね!
Commented by oomimi_usako at 2010-02-19 23:43
今月はご覧になれたのですね!
TBいただきました。(どこにつけさせていただくか迷いましたが、とりあえず最初に・・・)
Commented by june_h at 2010-02-20 10:19
usakoさまもご覧になったのですね!私もテスト前だったんですけど、決死の覚悟でしたわ(^^;どうしても玉三郎の八つ橋がみたかったからです~。
by june_h | 2010-02-16 20:32 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback(1) | Comments(4)