2010年 04月 24日
「すべてがうまくいく宇宙の法則 今が、ベストタイミング!」 越智啓子 著 大和書房
「ベストタイミング」というのは、「自分が~したいなあ」と思っていると、その方向に出来事がトントン拍子に進んでいくこと。こういうときは、その波に乗った方が良い時期ですね。
もちろん逆もあります。いくら頑張ってもうまく行かないときは、時期ではないと思って、様子を見た方が良いときです。
ごくごく当たり前のことですが、時々、気味悪く思うくらい、タイミングが良いときもありますよね。
私の好きな内田樹先生も、「合気道の道場を開きたいなあ」と思って散歩していたら、見知らぬお坊さんに会って、「それなら、うちの寺の本堂が空いているから使ったら?」と言われたそうです。
「カモがネギしょって」ではなく、「坊さんが道場しょって」歩いてきたというわけです(^^;
私も引きこもりから社会復帰するとき、仕事とかいろいろパパっと決まった気がします。やっぱり「時期」ってあるんだなぁと、そのとき思ったものです。
先生は
「表面的にはマイナスに見えることが、実は、将来の幸せな自分にちゃんとつながっているのです」
と言います。
本当にそのとおりだと思います。私も何度も実感しています。
だって、楽しいことばかりだったら、いつまでもそこに留まってしまって、前に進まないものね(^^;;;
最近、こうした「マイナスな出来事」に対する「赦し」のようなことも実感できるようになりました。
本当の意味で「赦す」というのは、「大変な出来事だったけど、良い経験だった。イヤな人だったけど、その人のおかげで大切なことに気づけた。今の私になれた」って、思えるようになることことではないでしょうか。
何かを悔やんだまま、他人を恨んだまま、自分を責めたまま、死んじゃったりしたら、何の得にもならないもの。
以前は「あの人のせいで人生がめちゃめちゃになった」と思っていましたが、いま思えば、それにいちいち引っ掛かる自分が悪かったんですよね(^^;
イヤなことでも、長い目で見れば、感謝できる日がきっと来るのでガンバリます♪