2010年 06月 05日
「輪廻転生を信じると人生が変わる」山川紘矢 著 ダイヤモンド社
紘矢さんは、東大法学部在学中に、司法試験と国家一種試験にダブル合格し、キャリア官僚として大蔵省に入省。アメリカの大学院に留学したり、世界銀行の要職に就いたり、エリート街道まっしぐらで、何不自由ない満ち足りた生活を送っていました。
でも、アメリカで受けたあるセミナーで、ふと自分の人生に疑問を持ちます。
「人生こんなに楽勝でいいのかな。自分は、法律も経済も成績が良かったから、この仕事をしているけど、「好き」でやっているわけじゃないな・・・・・」
そのとき出会った本が、シャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』。これが彼の運命を変えました。様々な偶然が重なって、彼は自分を導く「精霊」の存在を知り、この本を翻訳して日本に紹介するために奔走。やがて、奥さん共々、翻訳家として活躍するようになるのです。
私は、何年か前に、横浜のカルチャーセンターで開かれた山川夫妻の講演会に足を運んだことがあります。
元々私は、スピリチュアルな世界に興味が無かったわけでは無いのですが、
「僕は、精霊と自動書記で交信するんですよ!」
と、サラっと言う紘矢さんに、「こんなトコでそんなコト公言しちゃうんだ~」
と、カルチャーセンターでカルチャーショックを受けた覚えがあります(^^;
「精霊」の存在を知った当時から公言していたので、職場の同僚や親戚から「頭がおかしくなったのでは?」と、心配されたそうです。
やがて、大蔵官僚と翻訳者の二足のわらじをはいていた頃、喘息の発作が始まりました。
「病院に行ってはいけない。薬を飲んでもいけない」と言う精霊の声に従い、大蔵省を辞めなくてはならないほど体調は悪化。数年間の療養生活を余儀なくされました。
そのとき、絋矢さんは、気付きました。自分の傲慢さを。そして、何年も看病してくれている奥さんの大切さを。自然と、感謝の念がわいてきたんだそうです。すると、ちょうどその頃から、薄皮を剥がすように、喘息が良くなっていったんだそうです。
病気って、つらいですが、いろいろなことに気付かせてもらえますよね(^^)
私もよくわかります。
紘矢さんの半生が綴られている本ですが、いろいろな転機が重なって、今の紘矢さんの人生があるということがよくわかります。大蔵省時代は、きっと、こんなふうになるなんて、思いもよらなかったことでしょう。
人生、何があるかわからないよね~と、改めて思ったのでした。
紘矢さんの経歴もすごくて興味がありました。
この本、ぜひ読んでみたいと思います♪
そうそう!以前にブログで紹介されてた『オーケストラ!』、見ました~!!
最後、感動で涙、涙…
どたばた加減も私はウケた~!元KGBのマネージャーさんも最後、よかったわ~。抱きしめてあげたくなっちゃた。
スタンディングオベーション、ほんとにやりたくなってしまいました。
地方の映画館だから、観客は少なかったですが、もっとみんなにも見てほしいなぁって思いました。
またいろんな情報教えてくださいね~♪
山川夫妻は、翻訳者ですので、講演会なんかは別として、あまりご自身について、これまで語られなかったと思うのです。ですので、今回の本は、読んでみました♪
オーケストラ、最初はバカバカしいですけど、感動しますよね!
私の母も、皆に宣伝して、続々と観に行っているみたいです(^^)