秀山祭九月大歌舞伎『荒川の佐吉』@新橋演舞場

前幕の『沼津』に続いて、この幕でも涙涙でした。

■荒川の佐吉:片岡仁左衛門
■卯之吉:片岡千之助
■相撲屋政五郎:中村吉右衛門


とにかく、イイ男なんです。佐吉は。いわゆる「父性の象徴」だと思いました。
佐吉は、ヤクザ者の世界に入りますが、男気と優しさに溢れた男。
盲目だからという理由で捨てられた卯之吉を引き取って育て上げ、死に物狂いで親分の仇討ちを成し遂げ、卯之吉が元の両親に引き取られた後は、卯之吉の将来を思って自分は姿を消す・・・・・。
最近は、実の親子で殺し合うニュースが多いのに・・・・・なんて言いたかぁ無いです。
こういうお芝居を作った作家がいて、このお芝居を良いと思う観客が多い日本人だもの。まだまだ捨てたもんじゃ無いです!

仁左衛門さんは、やっぱりイイ男が似合いますね♪
卯之吉役の千之助ちゃんとは、親子ではなく、孫ですが、舞台で孫を堂々と可愛がれるって、やっぱり良いですね。
以前、私が千之助ちゃんを見たのは、3年前の『実盛物語』以来だったので、ずいぶん大きくなったなぁという印象です。

政五郎役の吉右衛門さんも、大御所登場!みたいな感じで、美味しいトコ持っていってましたね(^^)

この幕が終わった後、見たい映画の時刻が迫っていたので、『寿梅鉢萬歳』の藤十郎さんにゴメンナサイして、演舞場を後にしました。

まだ、佐吉の余韻が続いていたので、涙目で銀座の街を早歩き(←怪しい)。
しかし!お目当ての映画は満席で見られませんでした(T_T)こんなことなら、藤十郎さんを見れば良かった・・・・・。

P.S.
暗転が多い芝居だったので、幕間に行きそびれた御手洗いに行ってきてしまいました(^^;
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by june_h | 2010-09-08 12:25 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)