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六月大歌舞伎 昼の部「連獅子」@新橋演舞場

祖父と孫で連獅子というのは、戦後初ということだそうですが、戦前も、そんなに長生きな役者さんは、いらしたのでしょうか。

■狂言師右近 後に親獅子の精:片岡仁左衛門
■狂言師左近 後に仔獅子の精:片岡千之助
■浄土僧専念:片岡愛之助
■法華僧日門:中村錦之助


花道から祖父獅子&孫獅子が登場するだけで、客席から大きな拍手が湧き起こります!
仁左衛門さんは、この共演を、かなり前から楽しみになさっていたそうで。
お気持ちは、本当に良くわかります。だって、千之助ちゃん、良かったですよー!
子供らしい元気さは、もちろん、とても身体が柔軟なのですね!
側転も海老反りも、股割りの見得も、優雅に美しく決まっていました。たくさん稽古&訓練している印象です。
ラストの毛振りも、お祖父様には負けないぞ!といわんばかりにいっぱい回していました。お客さん達も大喜び!
思わず「ナイスファイト!」と、歌舞伎に似つかわしくない掛声をかけてしまいそうです(^^;

この分だと、『仮名手本忠臣蔵』の由良之助と力弥とか、『勧進帳』の弁慶と義経とか、近いうちに見られそうですね(^^)

合間の狂言の愛之助さんと錦之助さんも面白かったです。この演目は、イケメンばかりですね(笑)。

浄土宗と法華宗のお坊さんが、相手のけなし合いをしているうちに、お互い唱えているお経が入れ替わってしまうという。
欧米で、この演目を公演するときには、「キリスト教徒VSイスラム教徒」とか「カトリックVSプロテスタント」とかで、是非やって欲しいです(^^;
Commented by oomimi_usako at 2011-07-01 16:25
あらやだ、見に行けばよかった。。。
なんたって、私好みの配役でございますね。
最近歌舞伎のお芝居のチェックが相当甘くなっているので気合を入れなおさないといけません。
Commented by june_h at 2011-07-02 12:57
>usakoさま
確かに、なかなか良い配役でしたね!
やはり、歌舞伎座に、早く完成してもらわないと!!
私は、早く幕見席でいろいろ見たいです♪
by june_h | 2011-07-01 12:33 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(2)