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【イギリス映画】ヴィクトリア女王 世紀の愛

ヴィクトリア女王と、彼女の夫アルバート公の物語。

ヴィクトリア女王 世紀の愛 [DVD]

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ヴィクトリア女王というと、三谷さんの演劇『ベッジ・パードン bedge pardon』で、浅野和之さんが女装して演じたのが、インパクトが強くて(^^;

ヴィクトリアの父方の叔父イギリス国王ウィリアム4世には、嫡子がいなかったため、彼女は、王位継承者に。
権力欲しさに、彼女に群がる周囲の人間達。彼女の母親と、その秘書コンロイも、ヴィクトリアを利用しようとしていました。そして、ヴィクトリアの母方の叔父、ザクセン公エルンスト1世もその一人。
彼は、息子のアルバート公を、「ヴィクトリア好みの男」に育て上げ(笑)、彼女と結婚させることに成功します。

そんなわけで、ヴィクトリア女王とアルバート公は、仕組まれた政略結婚ではありましたが、中身は恋愛結婚で、夫婦仲も良く、9人の子供ができました。
エルンスト1世は、アルバート公を通してヴィクトリア女王とイギリスを操ろうとしますが、賢いアルバート公は、父親の影響を巧みにかわし、ヴィクトリア女王と共にイギリスを共同統治。
63年にも渡る最長在位の中で、世界中に植民地を持つ大英帝国の繁栄の一時代を築きました。

今までヴィクトリア女王の良い面?しか知りませんでしたけど、王権を磐石にするまで、スキャンダルにまみれたりして、かなり苦労したんですね。
そして、ヴィクトリア女王の人気は、アルバート公の力が大きかったのですね。

この映画のアルバート公、全然カッコよくなーい!
内向的でオタクな感じで、ヴィクトリアが一目惚れした金髪の好青年には、全然見えないんですけど(^^;
でも、ヴィクトリアは美しくて良かったです(笑)。
by june_h | 2012-07-25 12:42 | 映画 感想 | Trackback | Comments(0)