2013年 05月 16日
柿葺落五月大歌舞伎 第三部「梶原平三誉石切 鶴ヶ岡八幡社頭の場」@歌舞伎座
こけら落とし公演は、この五月第三部が本命です!
■梶原平三景時:中村吉右衛門
■六郎太夫:中村歌六
■大庭三郎景親:尾上菊五郎
以前観た時よりも、吉右衛門さんの表情がよく見えました。
でも、やっぱり話のスジに納得行かない。
納得いかないから、話が頭に全然入ってこない。
久しぶりに小山観翁さんのイヤホンガイドを聞いたけど、よくわからん(^^;
前に観た時みたいに
「梶原さんが最初から刀を買っていれば良かったのに」
って、思っちゃう(笑)。
幕間に母に訊くと
「刀を売りに来た人(六郎太夫)は、別の人(大庭)に買ってもらおうとしていたの!梶原さんは、刀の鑑定を頼まれただけなのに「私が買います」って言うのは、おかしいでしょ」
・・・・・なるほど。そういうことだったのか。
だったら、梶原さん、なんかずっこい!
やっぱり納得行かない!
この話、私に合わないのかな(^^;
今度は、ちゃんと通しで見たいです。
そうしたら、それぞれのキャラの関係性がわかって、もうちょっと納得できると思うの(笑)。
三月の開場式の頃よりも、 四月の公演の時よりも、 今月の場内は、ずっと落ち着きを取り戻していました。 以前と違うのは、お越しの方の殆どが、きちんと身を整えてお出ましであること。 まだ学校帰りに、セーラー服姿で観劇に出かけていた頃が、ちょうどこのようで、 ご年配の方々の素敵な装いを拝見出来るのも、 歌舞伎観劇のお楽しみの一つだったことを、ふと、思い出しました。 今回は、花道すぐ脇のお席での観劇。 花道を行き来する役者さん方の息遣いや、翻るお袖から届く風を、 間近く感じられる場所...... more
そうなのですよね、やっぱり通しで見ないと。
日経の劇評でも、五月は第三部が本命!と書いてありました。
それを読みながら、ウッシッシ~(!)と数日後を楽しみにしているところです。