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【ネタバレあり】映画 「かみさまとのやくそく」 試写会

子供が持つ胎内記憶(母親のお腹にいた時の記憶)や前世記憶をテーマにした映画です。
この映画にも出演されている産婦人科医の池川明先生のFacebookをフォローしていたら、試写会のお知らせがあったので行って来ました♪

池川先生の著書を何冊か読んでいたので、胎内記憶や前世記憶を持つ子供が多くいることは知っていました。
それに、私の友達にも
「空の上にいて、大きなテレビにママが映ったから、ママを選んで来たんだよ!」
と話すお子さんがいるので、ごくごく当たり前に、この映画を楽しみました。

胎内にいた時のことを絵に描かせると、大体、共通しているんですよね!
みんな光の存在だったとか、神様がいたとか。

保育園にいる幼児が集まって
「(お腹の中にいる時)パパとママがケンカしてたら、お腹蹴るとケンカ止めるよね」
「そうそう、蹴ったら止めた」
って話をしていたとか(^^;
胎児だから何もわからないと思ったら大間違い!
ちゃんと意識もあるし、認識力もあるとわかったら、大人達の接し方も変わってきますよね。

前世記憶が鮮明な男の子が語った前世は、アウシュビッツで亡くなった子供だったということ。
この子は、前世の影響で、小さい時から洋服のボタンがとても苦手だったんだそう。

一番、興味深かったのは、前世と今世の間の「中間世記憶」を話していた3人の子供達。

中間世は、「とても暗い反省部屋」にいたんだと、3人が口を揃えて言います。

「反省部屋」は、自死したり殺し殺されたり、後悔がたくさんある魂が行く所だそうで。
そこでじっくり反省した後、迷惑をかけた人たちを喜ばせるために、来世に転生するらしい。
そんでもって、喜ばせることがちゃんとできたら、その時初めて「自分のやりたいことができる」んだそうです。

監督さんのアフタートークによると、関係者での試写会では、中間世のシーンはなかったんですって。
この映画の打ち上げで、子供達が話し始めたんで、慌ててカメラを回したんだとか。
そんなわけで、胎内記憶の最新研究が収録されている映画です!

とにかく、この映画の監督 荻久保則男さんのキャラがステキでした!
映画が始まる前、舞台に登場・・・・・とても腰が低い人で、なんだか落ち着かない感じで(笑)。
池川先生曰く
「監督に見えなくて、小道具さんに間違われるんです」

・・・・・スッゴくよくわかります(^^;

何よりこの映画が素晴らしいのは、ラストシーンが、ママ達のインナーチャイルドを癒すワークショップだったこと。
赤ちゃんや子供の存在を大事に扱う前に、ママ達が、自分を大事に扱う必要があるんです。
みんな、日々の暮らしに追われてカリカリしたり、子育てが上手くできないんだと自分を責めたり。
でも、子供達は、ママ達が笑顔でいてくれることを一番望んでいます。
そして、どの子供も、ママを助けるために生まれてきたんだと異口同音に言います。

「生まれて来てくれてありがとう!そのままでイイんだよ♪」

自分を認めて、笑顔で、幸せになって欲しい。
監督さんのそんな優しいメッセージが伝わってくるような、素晴らしい映画。
多くの方々に見て欲しいです!
by june_h | 2013-12-06 06:00 | 映画 感想 | Trackback | Comments(0)