2014年 02月 11日
大浮世絵展@江戸東京博物館
だって、入り口に着くまで吹きっさらしだから、夏は暑くて冬は寒い。
寒かったよう(><)
「大浮世絵展」という大雑把なタイトルにふさわしく(笑)、北斎、歌麿、写楽、広重・・・・・浮世絵のビッグネーム揃い踏みな上に、それぞれの代表作ばかり。
最近の美術展のチケットは高いですが、この特別展のチケットが高いのは許しましょう(^^;
いくつか印象に残った作品を。
■菱川師宣「見返り美人図」、歌川広重「月に雁」
懐かしい!
この2枚を図案化した切手は、コレクターにとって垂涎の的だったのよね。
切手を集めていた小学生の時、切手屋さんに掲げられているこの2枚を見ては、ため息をついたものです。
両方をいっぺんに見られて、嬉しかったです(^^)
■奥村利信「二代目市川団十郎と嵐和歌野」
初代の市川団十郎は、現在の市川海老蔵のように目が大きい人だったようですが、二代目は細かったようです。
■鈴木春信「雪中相合傘」
美しい!
雪降る中、相合傘をしているカップル。
黒い着物の男性と、白い着物の女性のコントラストで、パッと目を引きます。
■葛飾北斎「富嶽三十六景」
このシリーズは有名過ぎて見慣れていますが、改めて見てみると、構図がスゴいんですよね!
釣り糸の形まで、計算し尽くしています。
■葛飾北斎「観桜」
長唄の演奏会のプログラムに、北斎の絵が。
知り合いに頼まれて描いたのかなあ。
贅沢なプログラムだな(^^;
■月岡芳年「月百姿」
「月百姿」は、月をモチーフにした浮世絵の連作。大好き!
展示してあったのは、冊子になってて。
一番有名な「むさしのの月」が見開きで展示されていましたが、パラパラめくって見てみたい!