2015年 07月 22日
GOOD LOVIN'編:「Mr.サマータイム」JARNZΩ/森広隆/GOOD LOVIN'@Yokohama O-SITE
今回は、ピアノとフルート&アルトサックスのサポート付き。
「ジャズだと、フルートとアルトサックスを一人で兼任することが多い」
というのは、ジャズバンドの経験がある友達談。
このユニットのユニークな所は、弟のKazuyaさんが薩摩琵琶奏者であること。
薩摩琵琶奏者としてのお名前は、鎌田薫水さん。
伊勢神宮の内宮別宮である「伊雜宮(いざわのみや)」で、演奏を奉納することもあるのだとか。
琵琶も少し披露してくださいました。
昭憲皇太后御製の『金剛石』という曲の冒頭でした。
ポップスを歌っている時と、全く違うんですね!
驚きです。
鼻濁音になるし、声にも邦楽独特の憂いがあるし。
両方歌い分けられるのがスゴいです。
琵琶独特のビョイイーンっていう倍音とか、バチッっていう打楽器みたいな音がイイですよね。
一瞬にして空気が変わるのです。
私は、妹が筝をやっているので、琵琶との合奏を聴く機会が何度かあります。
先日も、妹の会派の定期演奏会に、チケットノルマ消化のために連れていかれました(^^;
ピアノと一緒に西洋音楽をセッションしたり。
筝、三味線、琵琶、龍笛などで、オーケストラのような編成で演奏したりすることもあります。
後で、妹に薩摩琵琶聴いてきたんだよ!と話したところ、
「ギターと琵琶とか、琵琶とパーカッションとかの組み合わせなら、そんなに難しくないんだよ。
一番、難しいのは、ピアノとかの鍵盤楽器と、弦楽器の組み合わせ。
ピアノはチューニングが柔軟にできないから、筝や琵琶の方が、ピアノに合わせなきゃならないの。
でも、ピアノのチューニングは平均律で、筝は純正律。
ピアノに合わせて筝をチューニングすると、ジャラランってかき鳴らした時に、めっちゃ不協和音になるんだよ」
とのこと。
確か、似たような話、前に森くんもしてたな。
さて、話をGOOD LOVIN'さんに戻すと、お兄さんのAKIさんは、パーカッション担当。
ボーカルやコーラスもするんですけど、さすが、兄弟なので、声質が似ています。
そして、AKIさんは、MCがオカシイ(^^;
弟さんに突っ込むんですけど、ボケなのかツッコミなのかわからない(笑)。
オードリーの春日みたいです(^^;;;