五月大歌舞伎『浄瑠璃 双面水照月』@新橋演舞場

・法界坊の霊/野分姫の霊:市川染五郎
・おくみ:中村芝雀
・要助:中村錦之助

前の幕がコミカルで、この幕も法界坊と野分姫の合体霊なんてシュールな設定が出てくるので、「半分姫で半分坊主のコントみたいなメイクと衣装なのかしらん」と勝手に想像していたら、うってかわって、とても芸術性の高い舞踊劇でした。

常磐津と義太夫の掛け合いに合わせて、ときに優しく、ときに荒々しく、野分姫と法界坊を染五郎が演じ分ける高度な芝居です。一瞬で肩のラインが姫から法界坊に変わったのがわかった場面があって、ゾクッとしました。それに、常磐津と義太夫の掛け合いが、超cool!ジャズとソウルの掛け合いみたいなもんでしょう?数百年前の日本人が、もうこんなこと考えてたんですねー。

スゴくかっこいい芝居だったんだけど、夜の部の最終幕で、昼夜ぶっ通しで見ていた私はヘトヘト。じっくり味わって観られなかったのが残念!もう一回観たい!染五郎以外の合体霊も観たい!立役も女形も上手な役者でないとね・・・・・誰かいるかな。

■隅田川続俤 浄瑠璃 双面水照月

<関連リンク>
五月大歌舞伎(歌舞伎美人)
隅田川続俤(ウィキペディア)
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by june_h | 2007-05-11 22:16 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(0)