【ネタバレ御免】歌の翼にキミを乗せ-ロクサーヌに捧げるハイネの詩-@新国立劇場

男気溢れる舞台。役者の魅力がヒカリました!

TEAM NACSの安田さんが出演するということで足を運びました。
屈強な男達を涼しい顔で投げ飛ばす、柔道の達人で筋肉バカ、という設定に追いつくために、苦労と努力と猛稽古を感じました。武道の猛者のはずなのに、屁っぴり腰なんだよねー(笑)。安田さんって、ほんと、体の動きが独特なんだよね。人と接すると力が入って、お尻が突き出てしまう。そんでもって、間合いを取るのが苦手で、必要以上に相手に近づいてしまう、みたいな。
お得意の一気飲みまで飛び出したときは、客席中のヤスケンファンが飛び上がって喜んだのがわかりましたね。でも、人を投げ飛ばしたり、一気飲みしたり、腕立てガンガンやったり、こんなことを連日やってる安田さんの体力が心配・・・・・。

でも、イケメンだけど、女性との接し方がわからない不器用な男、という設定は、安田さんにピッタリ!
ヤスケン演じる緒方は、イイ男だと思いましたよ。安田さんが演じてるからってわけじゃなくてね。言葉が足りない人だけど、真っ直ぐでカワイイじゃないですか。浦野が代筆した手紙を大事そうに抱えているフミに「あなたの手紙をいただいて、私はあなたの外見ではなく、中身を愛してしまったのです」と打ち明けられたときに、彼女が愛しているのはオレじゃないんだ、と絶望して叫んだときは、私、体が震えましたね。安田さんが叫ぶと、なぜだか震えます。

逆に、西村雅彦演じる浦野は、アタマがイイ男にありがちな、自己陶酔が激しい人で、うちの妹は、彼のキャラにチョー引いてましたね。「なんだよ!「オレや緒方のことを思い出して悲しみながら生きてほしい・・・・・なんて言いながら死ぬなんて、男のエゴ丸出しじゃん!彼女に一人ぼっちで生きろってことかい?あんたは死ぬからいいけどさ、残されたフミはどうすんのよっ」
・・・・・確かにそうです。ラスト、瀕死の浦野が自己陶酔に浸る「西村雅彦ショー」は、ちょっとクドかったけど、最後の「これが男の・・・・・心意気」のセリフはゾクっとしました。サスガです。

フミを演じた観月ありさは、なかなか好演していました。顔、小っちゃ!
モンペはいてても、オシャレなファッションに感じるくらい、スタイル抜群。西村雅彦や安田さんと並ぶとさらに分かる(笑)。白いパラソルにワンピース姿で登場したときは「天使だ!」って思いました。

男性が観ると、もっと感動する舞台だと思いますね。女性は好みが分かれるかも。でも、役者さん達の魅力を存分に楽しめる舞台だと思います。
三人の関係性が軸というより、太平洋戦争と現在の日本を絡めたところに、ちょっとムリを感じて・・・・・うーん、いま一歩!


P.S.
帰りの電車で、妹との会話。
妹:ねえ、向かいに座ってるブスな高校生。化粧して余計ブサイクになってるよ。
私:キレイになろうとして努力してるんだから、別にいいじゃん。
妹:ムリだよ。化粧なんかしたってダメだよ。内面磨くのが先だよ。
私:そうだよねぇ。でも若いから、しょうがないよねぇ。
妹:「人間は外見じゃない」っていうけど、ウソだからね。外見に中身がにじみ出るから、やっぱり外見って大事なんだよ。恐ろしいんだよね。

・・・・・うちの妹は「自分を棚に上げた発言」が非常に得意ですが、時々的を得たことを言うので、コワ面白いのです。


<関連リンク>
歌の翼にキミを乗せ(株式会社アール・ユー・ピー)
歌の翼にキミを乗せ(チケットぴあ)
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by june_h | 2007-07-21 21:13 | 水曜どうでしょう 大泉洋 NACS | Trackback | Comments(0)