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秀山祭九月大歌舞伎 夜の部 『新古演劇十種の内 身替座禅』@歌舞伎座

勘三郎が、高校の体育館で演じたことでも話題になった人気演目。
そんなわけで、あらすじは知っていたので、とても楽しみにしていました。
今回、奥さんのシリに敷かれているダンナ役は、團十郎さんです。

・山蔭右京:市川團十郎
・太郎冠者:市川染五郎
・奥方玉の井:市川左團次


どうして男って、浮気がバレたとき、デキの悪い見えすいたウソをつくのでしょう。
正直に白状したほうが、奥さんの怒りも早く収ま・・・・・うーん、そんなわけないか(^^;

奥さんも奥さんで、ダンナに騙されたとわかったとき「正直にあの女の所へ行くとおっしゃれば、1日くらい許してやったのに」と地団駄踏みますが・・・・・うーん、そんなわけないでしょう(^^;;;

微笑ましかったのは、奥さんにバレて修羅場になったとき、ダンナは腰を抜かし、奥さんは怒りのあまり癪を起こして目を回すところ。
血ミドロになるかと思いきや、二人ともぶっ倒れちゃうんですもの。

夫婦ゲンカは、ハタから見ると面白い・・・・・。

左團次の奥さんは本当にコワいけど、座禅をくんでいる(はずの)夫のために、お菓子を持って行くんだもの。いい奥さんだよね。こんな奥さんだから、だらしない夫でも、ちゃんと生活できているのかもしれない。こんな二人なら、絶対別れないと思います(笑)。

吉右衛門さんは、この演目、やったことあるのかな。やるとしたら、ダンナと奥さん、どっちだろ・・・・・?


<関連リンク>
秀山祭九月大歌舞伎(歌舞伎美人)
Commented by 市馬のスジの者 at 2007-09-30 18:30 x
市馬師の掲示板から飛んできた者ですが、吉右衛門が以前玉の井を演じたのを観たことがあります。かなりオカシカッタですよ。
Commented by june_h at 2007-10-02 20:52
>市馬のスジの者さん
コメントありがとうございます!吉右衛門さんは、玉の井だったんですねー。うわー、見たいなー♪またやらないかなー♪体がおっきい方だから、居るだけでダンナに威圧感を与えそう!

私は落語家さんでは、市馬さんが一番!だと思ってます(あ、ダジャレになっちゃった)。今までは、これぞと思う落語家さんを求めて、あちこちの寄席や落語会をフラフラしていましたが、これからはもう迷いません!決めました!市馬さんについていきます!
これから聴く落語は、できれば市馬さんから始めは聴きたいなぁと思っています。
by june_h | 2007-09-27 20:20 | 歌舞伎 鑑賞 | Trackback | Comments(2)