2007年 11月 12日
吉例顔見世大歌舞伎『種蒔三番叟』@歌舞伎座
この演目は、五穀豊穣と七五三祝いにちなんだ、儀式的な意味合いが強いもの。シーズン開幕にふさわしい舞踊劇です。
・三番叟:中村梅玉
・千歳:片岡孝太郎
なんでも、この舞踊劇は、三代目 中村歌右衛門が、落語でお馴染みの名優、中村仲蔵の踊りに憧れて創作したのだそうです。スゴいね!中村仲蔵!名門出身者ではないのに、落語や忠臣蔵だけでなく、こうした舞踊劇にも影響を与えているなんて!
歌舞伎の舞踊は、日本舞踊を基にしています。
日本舞踊なんて難しそう・・・・・歌舞伎を見始めたときはそう思っていたのですが、イヤホンガイドで振り付けの意味を聞きながら観ていると、案外即物的、というか安直なのがわかります。着物を着る踊りなんて、パントマイムじゃん・・・・・みたいなね。
休日の幕見席狙いだったにもかかわらず、チケット売り出し時刻ギリギリに着いたため、席が空いているか心配でした。
しかし、この日はあいにくの雨。そのせいかわかりませんが、余裕で席に座ることができました。ラッキー♪
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吉例顔見世大歌舞伎(歌舞伎美人)