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フィギュアスケート グランプリファイナル終わる

小さいときから、フィギュアスケートのファンで、毎年欠かさずテレビで見ています。
特に好きだったのは、当時東ドイツの選手だったカタリーナ・ヴィット。彼女の『カルメン』は今でも忘れられません。他に、ジャンプが得意だった伊藤みどりとか、ドーナツスピンが可憐だったウクライナのバイウルとか、パフォーマンスが面白かったフランスのキャンデローロとか、スパイラルが美しいアメリカのミッシェル・クワンとか、記憶に残っているのは、技術力もさることながら、表現力が豊かな選手が多いかな。

昔は、日本の選手はなかなか上位にいけなかったのですが、最近は、男子でも有力選手が出てきて、応援し甲斐があります(アイスダンスとペアはいまだに難しいようですが)。

そんなわけで、最近の注目選手のチェックです!(順不同)


■高橋大輔
トリノ五輪のときは「ノミの心臓」「グラスハート」「ボキャ貧」「いつも口開いてる」とか、妹と二人で散々バカにしていましたが(失礼)、最近は、ジャンプに安定感があり、表現力にも磨きがかかって、素晴らしい選手になりました。特に、去年のNHK杯での『オペラ座の怪人』。テレビの前で私は思わず、スタンディングオベーションをしてしまいました。
今年はショートプログラムでヒップホップを採り入れる新たな試みをしていますが、リズムやアクセントの取り方がクラシックと全然違うので、こちらが思っている以上に大変なんだと思います。


■浅田真央・安藤美姫・キムヨナ
間違いなく、現在の女子シングルを牽引している三人ですが、今年からルッツジャンプとフリップジャンプの踏み切り方を厳しくジャッジされているようで、日本人の両名は、減点や失敗で苦戦している模様。キムヨナは、元々「リアルルッツ」なんて言われているくらい、教科書どおりの正確な踏み切りだから、その分二人を引き離してる。でも、韓国の有力選手はとりあえず彼女だけ。プレッシャーを一人で背負わなきゃならないから、しんどそうです。


■キャロライン・ジャン
ビールマンスピンだけでもスゴいのに、パールスピンからビールマンスピンに変形する様を見ていると、スケートというより中国雑技団みたいに思ってしまう(^^;
まだまだ余計なプレッシャーなしの14歳。これからですねー。


■中野友加里
最初に注目された2005年は「ワタシがんばってドーナツスピンやってます!」みたいなスケーティングだったけど、去年は表現力が出てきて、今年はスピードが出てきて、というふうに、年々成長しているのが目に見えるので、見ていて楽しい選手です。
でも「優勝しようなんて思ってない」とか、どうせ私は・・・・・みたいな卑屈な態度がもったいない。安藤・浅田の二人に隠れて目立たないときもあるけど、確実にステップアップしてるんだから、もっと自信持って!


■ステファン・ランビエール
最初は、上手いけどソツがない感じで好きじゃなかったんですが、世界選手権3連覇を逃したあたりから、スケートに味が出てきました。彼のスピンは相変わらずコンパスのように全く軸がズレない。
彼を見るたび、誰かに似てるって思うけど、思いだせない。エバン・ライザチェックは、郷ひろみみたいなんだけどなー(^^;;


■村主章枝
長年応援している選手。アイスショーで直接彼女に花束を渡したとき「来てくださって本当にありがとうございますぅ」と私の目をじっと見て真っ直ぐ言われて、ワタクシ恋をしてしまいそうでした(*^_^*)年下の有力選手が次々と出てくる中、故障を抱えつつ旧採点システム時代からずっとアマチュアを続ける精神力にはアタマが下がります。また観に行きたいですねo(^-^)o


■武田奈也
ちょっとぽっちゃりしてるからって「豊かな脚力」「パワフル」「元気」とか形容されるのはひどくないですか?(^^;;;


■織田信成
今年は残念ながらまだ登場していませんが、妹と私は待ってます!特に、妹は織田君の顔が好みなんです。早く戻ってきて、リンクでうれし泣きをしてください!


■太田由希奈
技術が追い付かなくて、上位選手ではないけど、指の先までおろそかにしない彼女の表現力は、スケートというよりバレエのよう。まだまだ若い!ケガに負けず、現役を続けてほしい!


フィギュアスケートは、アスリートであると同時にアーティストであることを求められる競技(まあ、どんな分野でも、一流の人間はアーティスティックなものですが)。ジャンプだけできても、かといって表現力だけあっても、なかなか点は伸びないもの。今シーズンはまだまだ。これからも楽しみです♪
by june_h | 2007-12-17 20:58 | テレビ ドラマ ドキュメンタリー | Trackback | Comments(0)