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第五回らくだ亭「東西対抗笑いのツボ 天才、異才、秀才、賢才の競演」@内幸町ホール

何回来ても迷っちゃうんだよね。内幸町ホール。
今回も迷ってコンビニの店員さんに道を聞いてしまいました(^^;


■「出来心」:柳家小きち
なんか聞いてて誤字脱字が多い感じ?!でも、お客さんは静かだけど、ちゃんと落ち着いて間を保ち続けながら進められるのはスゴいと思いました!(←皮肉じゃないですよ)
<あらすじ>
らくだ亭(小学館)


■「七段目」:桂吉坊
上方の落語家さん。えなり君みたい・・・・・と思ったら「落語界のえなりかずき」と言われているんですね。とっても童顔・・・・・でも、二十代後半なんですね。
歌舞伎に関する本題だったので、マクラが、東京と大阪の歌舞伎のお客さんの違いとか、大阪松竹座にたくさんいる「オバハン」の話とかで、面白かったです(笑)。
本題は、ハメモノがあって華やかな雰囲気。歌舞伎のセリフ回しも立ち回りも、着物さばき美しく、よく勉強されてるんだなと思いました。声が高い方なので、女形の方が合ってました。そういえば、前日も、歌舞伎座に行かれたそうな。私も行かなくちゃ!
<あらすじ>
七段目(ウィキペディア)

■「宿屋仇」:桂九雀
同じく上方の落語家さん。上方落語特有の、見台と拍子木が出てきました。拍子木は場面転換に有効なのですね。
上方落語なので、灘とか高槻とか、上方の地名がたくさん出てきます。中でも、お酒に酔った女性の頬がほんのり赤くなった様を「大坂の火事を枚方から見るくらいの赤さ」と例える言葉に「今じゃ、枚方から梅田の火事なんて見えないって!」なんて、私は内心一人で突っ込んでました(笑)。
<あらすじ>
宿屋仇(ウィキペディア)


■「夢金」:三遊亭王楽
笑点メンバーの一人、三遊亭好楽さんの息子さんだそうです。
好楽・王楽親子は、歌舞伎の市川団十郎・海老蔵親子と全く年齢が同じだそうです。王楽さんの二つ目昇進披露も、海老蔵襲名披露と同時期だったので密かにライバル視しているらしい(笑)。
本題は、口ぶりとか話の組み立て方とか、小朝にソックリ!小朝に教わったのかな。
<あらすじ>
夢金(ウィキペディア)


■「味噌蔵」:柳亭市馬
わりと大きなネタが続いたので、お客さんを慮ってか、マクラもそこそこに本題へ。
舞台は味噌問屋。ドケチな主人が留守なのをいいことに、番頭が店の者達を集め、お酒やご馳走をいっぱい並べて、飲めや歌えやの大騒ぎ!そこへ主人が戻ってきて・・・・・?
主人のドケチっぷりのスゴさに、思わず泣いたり笑ったり。サゲはなんとなく予想できましたけど、ゴチソウにありつけなかった定吉くんが、ちょっとかわいそう!?


<関連リンク>
らくだ亭(小学館)
by june_h | 2008-01-19 10:26 | 落語会 寄席 | Trackback | Comments(0)