日本の歴史には、天皇家や将軍家などの家系図が出てきますが、これらはあくまで男系の家系図。
女系の家系図にしてみると、全く違った日本史が見えてくる。そんな本です。


壇之浦で滅んだはずの平氏は、女系では全く滅んでいなくて、むしろ源氏より繁栄していたとか!

この本の著者同様、私も小さい時から家系図が好きで、架空の家系図を書いて遊んでいました。
特に、古代の家系図は、近親相姦が激しくて入り組んでいて面白いなあと(笑)。
一夫多妻だったので、権力者の家系図なんて、タコ足みたいになるんですよね(^^;

平安時代は女性の地位が高くて、摂関家のような名門に生まれても、母親の実家の力によって、その後の人生が決まってしまったそうです。
確かに、藤原道長を例に見ると、母が源倫子の子供達の方が、源明子の子供達より、地位も嫁ぎ先も格段に良いのが分かります(^^;

あと、権力者は周囲の女性とヤリたい放題ですね。
紫式部なんかの女官は常に、宮中に出入りする貴族の男性からレイプされる危険と隣合わせでもあったわけで。
封建社会において、身分の低い者の人格は無いのですね。

摂関期から院政期にかけて女性の地位が低下していったという話も納得しました。

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by june_h | 2018-02-10 13:48 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)