カテゴリ:本 読書 書評( 600 )

久しぶりに塩野七生節が聞け(読み?)ました♪
イギリスEU離脱からトランプ大統領誕生あたりまでのエッセイです。
塩野さんらしく、現代の世界情勢を古代ギリシャ・ローマ、中世ヴェネチアなどと比較しています。
塩野さんはイタリア在住なので、中東からの難民問題がとても切実であることが分かります。
難民は、中東からイタリア半島を通って、最終的にドイツなどへ行きたいのに、ドイツが受け入れを拒否してしまうので、難民がイタリアに留まってしまうのです。
職を与えたくても、元々の失業者率が高くてイタリア国民も困っている。政情も不安定。
昔のイタリア人は恋愛問題で殺し合いをしていたのに、今では経済的な問題で家族で殺し合いが起きている。
日本だって北朝鮮から難民が押し寄せる可能性があるので他人事ではないし、いろいろ問題は多いけど、失業率は低いし難民問題は無いし政治もまあまあ安定している…そんなことが書いてありました。

フリードリヒ2世に興味が湧きました\(^^)/
借金問題や女性問題で政治家が辞任する昨今、女作りまくって借金しまくってたけど上手くいった皇帝って、どんな人だろう!?

[PR]
by june_h | 2018-04-23 16:57 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

今回のテーマは神様が嫌う「穢れ」についてです。
いわゆる「黒の穢れ(喪)」と「赤の穢れ(月経)」がありますが、前者の方がはるかに耐え難いとのこと。
それでふと、私は思いました。

・・・・・生け贄を捧げるとか、絶対ダメじゃん(^^;
生け贄を捧げる儀式とか、歴史的に、世界のあちこちにあるけど、神様の種類が違うのかな!?

豊川稲荷のダキニ天さま、「なんで人間は金を欲しがるのかのう。」と、呆れておられましたが、確かに、お金ばかり追いかけて、かえって不幸を呼び込んでしまっている人もいるので、何やってるんだろう?って感じでしょうね(^^;;;

王子に行く用事がたまたまありましたので、この本で紹介されている王子神社と王子稲荷神社にも行ってみました。
お稲荷さんの石像が、それぞれ表情豊かだったのが印象的でした♪
石を持ち上げるのを忘れました(^^;

[PR]
by june_h | 2018-04-22 15:50 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

スポーツトレーナー、ゴルフのキャディ、スポーツ栄養士、野球の審判などなど、スポーツを裏から支えるプロフェッショナル達のインタビュー集。
今のアスリートは、がむしゃらに練習するだけではなく、フィギュアスケーターならコーチ・トレーナー・振り付け師・ジャンプのコーチなどなど、それぞれのプロフェッショナルがチームを組んで結果に挑む、いわば総力戦です。
アスリートの潜在能力が高くても、それを支えるチームが良くなければトップに登り詰めるのが難しい時代になりました。

それぞれのプロフェッショナル達は、最初から裏方になろうとしていたわけではない場合がほとんど。
元々は、そのスポーツの選手だったり、サラリーマンだったりしていて、人との縁やタイミングで、今の仕事をしているわけです。

しかも、先人がいない、前例のない仕事もありますから、自分たちで研究や努力を重ねて、自分の道を切り開いていったのです。

皆さんが口を揃えて言うのが、人との縁の大切さ。
信頼して仕事をくれた人に対し誠実に仕事をする。その繰り返しで評判が広がり、新しい仕事に繋がる。
これが正にプロの仕事でしょう。

[PR]
by june_h | 2018-04-17 22:25 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

本屋で見かける副島さんの本は、オドロオドロしくて手に取るのはためらわれるうんですが(笑)、佐藤優さんは「副島さんはトランプ大統領の誕生を予言した」ということで、評価しているようです。
副島さんは、トランプが大統領になって良かったと思っているみたい。ユダヤ人脈のキッシンジャーが彼の味方をしたのが、何よりの証拠だそうな。
ヒラリーが大統領になっていたら、第三次世界大戦が起きていただろうから、と。

その後は、世界中で暗躍しているインテリジェンス(スパイ)の話に。
各国の要人と、どういうつながりがあったとか、スパイ達とどう付き合っていただとか。
外務省にいた佐藤さんも、ロシア側のスパイに取り込まれないように、いろいろ注意していたみたい。
スパイ映画みたいな話が盛りだくさんで面白いけど、こんなことが世界で日常的に起きているなんてゾッとします(^^;

[PR]
by june_h | 2018-03-18 20:04 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

この方の講談は聞いたことがないのですが、NHKの番組「Switchインタビュー」で、いとうせいこうと対談していて興味を持ちました。
父親を早くに亡くして、学生時代の記憶がほとんど無いとのこと。
私の母も母親を早くに亡くして、中学時代の記憶がほとんど無かったと言っていたので、同じだと思いました。
元々、落語の立川談志がきっかけだったんですね。
談志が好きな人が談志を語ると皆、苦しそうなのはなぜだろう(^^;

講談の世界に入った時、何もできないのに生意気で、自意識ばかりが高い中二病だったとのことですが、観客の立場の時から、やりたいことがハッキリしていて、それに向かって努力していたから、今のご活躍があるのですね。

そして、大きかったのは師匠の神田松鯉の存在。
早くから松之丞を「将来、講談の世界を背負って立つ逸材」だと、目をかけて彼を育て、周囲に口添えし、良い面を伸ばすように導いてきたのが、よく分かります。松之丞も師匠をとても信頼しています。

私もいつか聞けるチャンスがあるかしら!?
楽しみです(^^)

[PR]
by june_h | 2018-03-16 21:59 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

「糟糠の妻」というと、男性が一方的に悪い印象になりますが、必ずしもそういうわけではないでしょう。
有名ミュージシャンの結婚・(不倫からの)離婚・再婚のケースを紹介していますが、ミュージシャン特有のケースというわけではなく、人気商売なら、いや、一般人でも、あり得る話です。
巻末掲載されている、著者と、精神科医の香山リカさんによる対談で
「ミュージシャンは純粋なラブソングを歌っているのに、実際にやっていることと違うからムカつくのでは?」
という話がありましたが、純粋な気持ちに偽りはないと思います。
ただ、その気持ちが明日も明後日も続くかは別ってだけです(^^;

そもそもミュージシャンは、「モテたいから」という動機で音楽を始めている場合も多いので、誠実さを求める方が間違っているかもしれません(^^;
そして、なかなか食べていくことが難しい過酷な仕事ですから、本人が真面目で誠実でも、それを貫けない状況に追い込まれることもあるし・・・・・。
また、音楽と結婚しているようなものなので、たとえ妻の立場でも、愛人みたいに扱われてしまうかもしれないし、そう扱われる覚悟が要るかも。

私もライブによく行くので、バンドマンと付き合っていた友達のミもフタもない話とか(笑)、アーティストがファンと付き合って、そのファンのコミュニティが複雑になった話とか、たまに聞きます(^^;
こういう話も、浮気も不倫も離婚も、善悪の問題ではないです。でも、当人が背負うリスクではあります。
当人以外は関係ナシ。巻き込まれちゃったら頑張ってねっ!て思うだけです(笑)。

[PR]
by june_h | 2018-03-14 13:37 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

脳科学者中野信子さんの本。


運のいい人は、利他精神があるとか、他者のために祈るとか、敵のために祈るとか、スピリチュアル系で言われている話にも通じます。

私も、中学生の頃から寝る前の祈りは欠かしたことがありません(特定の宗教というわけではありません)。
最初は自分の願いが叶うように祈っていましたが、大病してからは、その日無事に過ごせたことへの感謝をするようになりました。
今は、他人のためにも祈るようになり、私を傷つけた人への感謝、決して想いが届くことのない人の幸せも祈っています(笑)。

脳内物質のセロトニンが多い人は幸福感が高いけど、多すぎると不安感が無いので、先のことを考えず、援助交際のような反社会的行動を取りやすい、という話が、興味深かったです。

スピリチュアル系のヒーリングは不安感を無くすようなアプローチをするものがあるけど、やり過ぎたり誤った方向に行き過ぎたりして、自我が肥大して反社会的な行動も許されると思っちゃうのに、メカニズムが似ていると感じました。

[PR]
by june_h | 2018-02-11 22:12 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

日本の歴史には、天皇家や将軍家などの家系図が出てきますが、これらはあくまで男系の家系図。
女系の家系図にしてみると、全く違った日本史が見えてくる。そんな本です。


壇之浦で滅んだはずの平氏は、女系では全く滅んでいなくて、むしろ源氏より繁栄していたとか!

この本の著者同様、私も小さい時から家系図が好きで、架空の家系図を書いて遊んでいました。
特に、古代の家系図は、近親相姦が激しくて入り組んでいて面白いなあと(笑)。
一夫多妻だったので、権力者の家系図なんて、タコ足みたいになるんですよね(^^;

平安時代は女性の地位が高くて、摂関家のような名門に生まれても、母親の実家の力によって、その後の人生が決まってしまったそうです。
確かに、藤原道長を例に見ると、母が源倫子の子供達の方が、源明子の子供達より、地位も嫁ぎ先も格段に良いのが分かります(^^;

あと、権力者は周囲の女性とヤリたい放題ですね。
紫式部なんかの女官は常に、宮中に出入りする貴族の男性からレイプされる危険と隣合わせでもあったわけで。
封建社会において、身分の低い者の人格は無いのですね。

摂関期から院政期にかけて女性の地位が低下していったという話も納得しました。

[PR]
by june_h | 2018-02-10 13:48 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

久しぶりに内田老師の本読んだな。
自著を解説した本。いわばセルフライナーノーツ集ですけど、こんな本まで出版社が出すなんて、先生の本は、よっぽど売れるんでしょうね。
ちゃんと読んでない本もあるので、要点が分かって得した?気分です。

先生を講演会に呼ぶ人や団体は、先生とか医師とか自衛隊とか「現場」の人が多いんだとか。
限られた有り合わせのもので、日々の出来事を乗り越えている人達に必要とされる言葉なんです。
頭だけの空論ではなく、身体的な実感も、こもっているからですね。

私が内田先生から教わったことで一番大きいのは、長期的な視野を持つことでしょうか。
それがために、仕事で道を踏み誤ることを防いでいられるのかも。
レヴィナスは難しくてよく分からないけど(^^;

[PR]
by june_h | 2018-01-28 20:54 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

豊臣秀吉さんから教えてもらったという、運を上げる方法。
秀吉さんは生前、他の人の運が強くなったら困るので、誰にも教えず、亡くなるちょっと前に、秀頼くんにだけ伝えたらしい。

私も少しやってみたのですが、忘れちゃうのよね(^^;
方法自体は難しくないのだけど、忘れないようにするのが難しいわ(^^;;;

確かに、願いを強めるのではなく、感謝するというアプローチなので、納得できる方法です。

識子さんが語る秀吉さんは、よく動く働き者で、ルックスにコンプレックスがあったとのこと。
なんか想像できます。

[PR]
by june_h | 2018-01-26 09:55 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)