佐藤優さんの対談なので興味を持ちました。
北原さんは、女性器をかたどったオブジェを作って逮捕された方だと記憶していたのですが、性の問題について、様々な活動をされている方だったのですね!

従軍慰安婦の問題も、あまりにも政争の具に使われてしまって、本当に本人達のためになっているのかどうか。
日本に対する圧力として有効だったから大事にされているけど、そうでなければ、酷い差別を受けたまま亡くなったかもしれません。

3,900円の風俗店とか、現在の性にまつわる様々なことを知ることができました。

by june_h | 2018-12-29 17:02 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

佐藤優さんと、ルドルフ・シュタイナー研究者の高橋巖さんとの対談。


途中までしか読まなかったんだけど、興味深かったのは以下の言葉。

「知識が増えればすべてを説明しつくせるという立場ならば、物質や神といったものを想定しなくていいはずです。物質や神を想定するということは、自分の知識や認識では説明できないものがあること、つまり外部があることを前提としているのです。」

「神」って便利な言葉ですよねー。
分からないことは全部、「神」のせいにしちゃうことってありますよね。
だから「神」って、都合のイイ「ゴミ箱」みたいだなぁと思ったり(^^;
その箱に投げ入れずに、頑張って解明するのが研究者なんですよね。きっと。

by june_h | 2018-12-04 20:12 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

政争に巻き込まれて、共に検察に逮捕されてしまったお二人の対談。

逆境を乗り越える技術 (ワニブックスPLUS新書)

佐藤 優,石川 知裕/ワニブックス

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しょっぱなから、鬱になった時の対処法が書かれていて、特に、会社組織の中でどう振る舞えばよいか、具体的なことが書かれていました。
もう少し早く読んでいればよかった(^^;

次の佐藤さんの言葉が、自分にとって印象的でした。

「なぜ古典は長い間大切にされているのか、なぜ古典を勉強するといいのかというと、複数の読み方ができることに尽きます。
裏返して言うと、古典のテキストは必ず現実にアナロジーできるわけです。アナロジーというのは物事を類推するということです。同じことがそのまま反復されることはないけれど、いざこざは人間の社会だから必ずあるんですよ。つまり、古典のテキストに記されたことと似たような立ち振る舞いをする人間はいつの世にも必ずいる。…(中略)…こういうような古典的なもの、ボナパルティズムとかマックス・ウェーバーとか、意外と日常的に言葉だけは出てきますが、なんとなく流されています。そういう古典に即して、いまの出来事を重ねて読み解いていくのは、生きていくうえで必ず役に立つのです。」

古典の翻訳に自信が持てました♪感謝感謝。


by june_h | 2018-11-28 19:20 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

人気マンガ『キングダム』の登場人物やエピソードを挙げて、この時代と社会を生き抜くための教訓を説明している本。
「セクハラやパワハラに遭っても、間違っても会社のコンプライアンス部門に駆け込んではならない。組織は裏切り者に必ず復讐する。別の部署の上司に言え」
というのは、実践的?だと思いました。

元公務員の佐藤さんらしいと思ったのは
「自分から進んでやると言ってはいけない。頼まれてからやること」
という話。

某メーカーに務めていた時、仕事で公務員と付き合いのあった社員が
「あの人達スゴいんだよ!自分からは絶対、手を挙げないんだ」
と言っていたのを思い出します(^^;

by june_h | 2018-09-20 21:04 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

本屋で見かける副島さんの本は、オドロオドロしくて手に取るのはためらわれるうんですが(笑)、佐藤優さんは「副島さんはトランプ大統領の誕生を予言した」ということで、評価しているようです。
副島さんは、トランプが大統領になって良かったと思っているみたい。ユダヤ人脈のキッシンジャーが彼の味方をしたのが、何よりの証拠だそうな。
ヒラリーが大統領になっていたら、第三次世界大戦が起きていただろうから、と。

その後は、世界中で暗躍しているインテリジェンス(スパイ)の話に。
各国の要人と、どういうつながりがあったとか、スパイ達とどう付き合っていただとか。
外務省にいた佐藤さんも、ロシア側のスパイに取り込まれないように、いろいろ注意していたみたい。
スパイ映画みたいな話が盛りだくさんで面白いけど、こんなことが世界で日常的に起きているなんてゾッとします(^^;

by june_h | 2018-03-18 20:04 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

今の時代、ネットで簡単に情報が取れますが、佐藤さんが大事だと言うのは「体系知」。
でも、ネットの情報は、断片的だったり、どのくらいの質の情報か、判断がつかなかったりします。
あらかじめ、体系的な知識を身につけておけば情報の質が判断できます。
私が欲しいのは、まさにその体系知なんですけど、一朝一夕でできるものじゃないんですよね。
その糸口やヒントを、佐藤さんは教えてくれています。

学校では体系知を教えてくれていたんだと、後になって分かりましたね。
勉強している時は、いろいろ覚えて役に立つんかいな(勉強で覚えることは好きだったけど)って感じだったですけど、今の仕事にもとても役立っていて、受験勉強をマジメにやって、心から良かったと思います。

by june_h | 2017-10-20 13:22 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

何かの講義だかセミナーだかの書き起こしなので読みやすいです。
冗談言ってお客さんを笑わせたり(^^;
でも、キリスト教の講義のはずなのに、なぜだかマルクスの本の講読をしていたり(^^;
ドイツの神学者カール・バルトの話が面白いです。
妻妾同居させて、愛人のキルシュバウムをコキ使って、自分の仕事をさせていたようで(笑)。
キルシュバウムがいなくなった後は仕事ができなくなっちゃって、本も未完になったらしい(^^;

ここから興味を持って、佐藤さんが勧めていた、キルシュバウムも登場する『才女の運命』も読みました。
ロダンの愛人のカミーユ・クローデルなど、偉人の陰で「犠牲」になった女性達が次々、出てきます。
ショックだったのは、マルクスの3人の娘達が、自殺など、不遇な人生を送っていたこと。
女がいなければ、しょせん男も存在できないんですけどねぇ・・・・・。

by june_h | 2017-08-01 10:42 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

佐藤さんは、政治的な問題で無実の罪を着せられて拘留されていたことがあったんですね。
罪を認めればすぐに出してやると、取り引きを持ちかけらても断り続けたので、結局、500日以上も拘留されたんだとか。
そういう経験もあってか、佐藤さんは車が通っていなくても、交通法規は絶対守るんだそうです。
国家権力が捕まえようという気になったら、どんな些細な理由でも逮捕しようとするからだそうです(>_<)

佐藤さんは右も左も関係なく本を読んでいて、そこが本当にスゴいと思うんですが、人付き合いも同じ姿勢なんですね!

だから、ロシアの外交官に特別扱いされて、いろんな情報をもらうことができた。
これが本当の教養ですね!

by june_h | 2017-07-26 21:24 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

読む本って、普通は自分の好みの本に偏りがち。
私は本が好きだけど、考えが相容れない本は、到底読む気になりません(^^;
でも、佐藤さんは、右も左もまんべんなく、自分の思想と反対の本でも、ちゃんと読んでいるような気がします。
それがスゴい!と、そもそも思います。

佐高信は、私が大学生だった時に、講演会を聞きに行ったことがあったような。
そして、その時は確か、海江田○里の悪口をひたすら言っていたような(笑)。

佐藤さんの
「理論化できれば、その思想は残る」
という言葉に勇気付けられました。
日本の左翼運動は、理論化した人がいたから、長く続いていったのだと。
キリスト教や仏教などの宗教も、創始者や教祖が教典を作ったのではなく、弟子達が教典を整備したからですよね。

本文では紹介されていないけど、二人の推薦図書一覧も役に立ちそうです。
早速、読みたい本リストに何冊か加えました(^^)

by june_h | 2017-05-09 10:34 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)

二人が語る聖書は、まるでギリシャ神話のよう。
神様は理不尽で嫉妬深く、人間達も、肉親同士で殺し合ったり、近親相姦もあったり。
佐藤さんは、キリストが十字架にかけられた後の、弟子達の権力争いが面白いと仰っていました。さすが(^^;

聖書を読む

中村 うさぎ,佐藤 優/文藝春秋

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パウロは、元々ユダヤ人で、キリスト教に改宗したんですけど、キリスト教に感化されたというより、ユダヤ人コミュニティにいられなくなるような悪いことをしてしまったからではないかと(^^;
うさぎさんの解釈、面白い。

二人で『ヨハネの黙示録』についても語っています(あんなワケ分からないの、よく語れるなぁ)。
佐藤さんが言うには、「チェルノブイリ」ってニガヨモギを意味する言葉からきた地名だそうで(正確にはちょっと違うヨモギらしいですが)、聖書の黙示録に
「第三の御使がラッパを吹き鳴らすと、ニガヨモギというたいまつのように燃えている大きな星が落ちて、水の3分の1が苦くなり、そのため多くの人が死ぬ」
という文があって、原発事故当時の米ロ首脳会談でゴロバチョフがこの預言に言及したんだそうです。

聖書って、正論とか建前とかしか書いてなさそうでツマラナイというイメージだったのですが、二人の話を聞いていると、面白そうです(^^

by june_h | 2017-04-11 20:46 | 本 読書 書評 | Trackback | Comments(0)