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私が一番好きな落語『紺屋高尾』。
あらすじは、こんな感じ。

紺屋で生真面目に働く染物職人 久蔵は、吉原で花魁に一目惚れして恋煩い。
しかし、その花魁は、人気ナンバーワンの高尾。
久蔵の身分と財力で、おいそれと会えるような女性ではない。

諦め切れない久蔵は、3年間、必死で働いて金を貯め、ついに彼女に会いに行く。
夢のような一夜を共に過ごして
「今度はいつ来て くんなます?」
と訊ねる高尾に「3年後」と答え、これまでのいきさつを話す久蔵。

高尾は、久蔵の真面目さと一途さに感激して、年季奉公が明けたら、必ず、あなたの所に嫁に行くと約束。
はたして、彼女は久蔵に嫁ぎ、二人で営む紺屋は大繁盛。メデタシメデタシ・・・・・。


逆シンデレラのような話ですが、私は、なぜだか久蔵に感情移入してしまいます(^^;

当時の江戸は、日本全国から、諸藩の武士達が駐在に来るので、女性が少なかったそうです。
男性達は、楽しみと安らぎを求めて遊廓の吉原へ。
そんなわけで、梅毒が大流行り(^^;
江戸時代の墓を発掘調査して人骨を調べたところ、梅毒の罹患率が50%だったとか!

吉原の遊女達も当然、梅毒にかかったり、命を落としたりする者も多かったそうで。

ホメオパシーでは、梅毒は特に重要。
進行スピードが速かったり、破壊的だったりする特徴を持つ病気や体質を
「梅毒傾向(スフィリティック)」
と呼びます(本人が実際に梅毒にかかっているというわけではありません)。

紺屋で使われていた藍は、抗菌作用がある植物。
ホメオパシーでは、バプティシア(Bapt.)というレメディの原料です。
このバプティシア(Bapt.)は、
「ホメオパシー版抗生物質」
と、俗に言われます。

スフィリティックな花魁が、抗菌作用の藍たっぷりの紺屋に嫁いだことに、なぜだか運命を感じてしまうのは、きっと私だけでしょう(^^;
by june_h | 2014-07-18 12:45 | ホメオパシー | Trackback | Comments(0)